• 締切済み

タンパク質とジペプチド

タンパク質とジペプチドをそれぞれ室温で水に完全に溶解させたとして、90℃に加熱した場合、ジペプチドは水に溶けたままで、タンパク質は変性によって凝固して溶けなくなるというこの2つの相違点は何が原因なんでしょうか;;

  • imapi
  • お礼率27% (6/22)
  • 化学
  • 回答数2
  • ありがとう数1

みんなの回答

  • Bubuca
  • ベストアンサー率59% (531/896)
回答No.2

こんにちは #1さんのおっしゃっている高次構造が大ヒントです。 タンパク質はアミノ酸がたくさんつながったものですが、長いまま存在しているのではなくて、 官能基間の水素結合やS-S結合によって螺旋になったり球状になったりしています。 いくつかのユニットが結合してタンパク質を形成している場合もあります。 例えば球状になっていて、外側に親水基が多く存在している場合は水に溶けますが、 熱で水素結合が切れたりして球状を保てなくなると、親水性は低下します。 ジペプチドは熱をかけても構造に変化が起きるはずもなく、水溶性は変わりません。 このような理由によるのだと思います。

noname#21649
noname#21649
回答No.1

こうじこうぞう

関連するQ&A

  • タンパク質の変性と酢

    タンパク質の変性の実験をしたのですが、どうしても一つ分からないことがありました。 卵白を使って実験したのですが、卵白を加熱すると凝固しますよね?ところが、卵白に希酢酸を加えてから加熱すると凝固が生じるまでの時間に差ができました。なぜ酢酸を加えると凝固に時間がかかるのでしょうか? 変性の要因はいくつか調べたのですが、やはりこれはpHの関係なのでしょうか? お願いします☆

  • タンパク質とトリクロロ酢酸

    トリプシンによるタンパク質の消化と加水分解の実験を行いました。 トリプシンを加えた後、タンパク質変性剤としてトリクロロ酢酸を用いて、それを濾過し、吸光度を測定しました。 タンパク質は酢酸を加えると酸変性をおこしますよね。 このとき、トリクロロ酢酸は何を溶解し、また、溶解したあと、濾過の操作で何と何に分離したのでしょうか?

  • 分子間相互作用・タンパク質の精製法

    こんばんは。 分子間相互作用とタンパク質の分離精製方法、一次構造決定法(実際に実験したことはありません)で質問があります。 (1)疎水性相互作用は溶媒が水の場合のみ形成されるのでしょうか?  極性溶媒なら可能なのでしょうか?ヘキサンなどの有機溶媒は極性がないので形成されないのでしょうか? (2)分離精製されたタンパク質は未変性タンパク質なのでしょうか? いろんなことをやっているうちに変性してしまうような気がするのですが・・・。 (3)硫安分画では溶解度を利用したものですが、それはタンパク質の分子量に関係しているのでしょうか。(タンパク質の分量が大きいほど低い硫安濃度で沈澱するのでしょうか?) (4)MS/MSは大きいタンパク質をそのま打ち込むことによって一次構造が決定できるという問題があったのですが、そのまま打ち込むということはどういうことなのでしょうか?ゲノム情報なしに~という意味なのでしょうか? 長くなりましたがよろしくお願いします。

  • タンパク質の変性剤について

     現在、タンパク質の変性剤としてジスルフィド結合を切断するためにβ-メルカプトエタノールを使用していますが、同様の還元剤であるジチオスレイトール(DTT)の使用を考えています。ある同僚から聞いた話によるとDTT(粉末)は使用直前に溶解させて使用した方が良いとのことでした。事前にDTT粉末を溶解させたものを作りだめしておくのは余りよくないのでしょうか。この点にお詳しい方はアドバイスをお願いします。  

  • 牛乳の凝固について

    牛乳に酸を入れて凝固させる時、加熱した牛乳では上澄みと沈殿がはっきり分かれますが、加熱していない牛乳でははっきりと分かれません。 この違いは何故あらわれるのでしょうか? 乳清タンパクの変性までは行き着いたのですが、それと関係あるでしょうか。

  • 重金属による公害について

    タンパク質の変性の授業で タンパク質に酸や塩基、熱、有機溶媒、"重金属"を加えると タンパク質が変性、凝固することを習いました。 木になったのですが、 四大公害病として知られるイタイイタイ病や水俣病は 重金属が原因だったと思います。 これは重金属による生体内のタンパク質の変性によって 生体内のタンパク質が凝固、失活することが原因なんでしょうか。 調べてもなかなかよくわかりません。 よろしくお願いします。

  • 肉を塩漬けにして柔らかくするブライン法について

    塩の性質に 1.加熱によるタンパク質の凝固を促進する 2.塩溶性のタンパク質を溶解する 3.強い浸透圧によって細胞内から 水分を引き出す とあります。肉を塩漬けにすると2の作用によって柔らかくなるのだと思いますが、1と3の性質は働かないのでしょうか?それとも、生の状態では柔らかくなっていても、加熱による凝固は促進され、細胞内から旨味である水分は流出しているのでしょうか?

  • タンパク質の保存

    こんにちは。早速質問です。 タンパク質の保存についてですが、硫安沈殿でタンパク質を落としました。この沈殿はそのまま遠沈管ごと-80℃でストックできると聞いたことがあるのですが本当に大丈夫なのでしょうか?もちろんタンパク質ごとに安定性は異なると思いますが・・・ また、再利用するときはバッファーを加えて必要量だけを溶解したらよいのでようか?

  • 分解について

    タンパクやプロテアーゼ、DTT、等、経過時間や温度によって分解すると教えられたのですが、そもそも化学結合がそう簡単に切れるものなのでしょうか?? 変性ならまだ分かる気もするのですが・・・ 例えば、タンパクを溶解させたものを氷上で4℃で保存しておいた場合と、ただ単に4℃で保存した場合の温度差が4℃くらいだとして、氷上かそうでないかだけで、変性のみならず、分解まで起こってしまうものなのでしょうか??

  • 卵白のビウレット反応の実験について

    卵白水溶液(卵白+水+NaCl)に水酸化ナトリウム水溶液を加えた後、硫酸銅(II)水溶液を加える実験(ビウレット反応)を行いました。 そこで、疑問に思ったのですが、卵白のタンパク質は、強酸や強塩基によって変性がおき、凝固して白い沈殿が発生するようなのですが、水酸化ナトリウムを加えたときには無色透明で、凝固したり白い沈殿が発生した様子はありませんでした。 塩酸の場合は、凝固して白い沈殿が発生したのですが、どのような点で異なるのでしょうか。Oのマイナスイオンが親水性を高めることによって、タンパク質の凝固を防いでいるのでしょうか。