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地球上の生物の体を構成するアミノ酸の向きの偏りについて?

地球上の生物の体を構成するアミノ酸は(もしかするとアミノ酸だけではないのかもしれませんが)旋光性があるそうです。そもそも分子に右向きと左向きがある、と言うのにも驚いたのですが、生物の体は全てその片側から出来ている、と言う事にも驚かされました。ただなぜその様になったのかと言う事が全く解りません。上手くまとまりの無い質問になってしまいまましたが、もし答えをご存知の方がいらっしゃったら、どうか力をお貸し下さい。宜しくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • plexus
  • ベストアンサー率66% (14/21)
回答No.4

どうしてそうなるんでしょうね。 面白いですよね。 考えてはいないですけど、人体のアミノ酸合成と代謝について考えてみました。 アミノ酸は人体では、蛋白質を食べて摂るほかに、 「α-ケト酸のカルボニル基部分にアミノ基を転位させること」 によっても生じます。 なにそれ、って思いますけど、要は、 「(アミノ酸骨格)+C=O→(アミノ酸骨格)→CH-NH2) という反応が起きているんですね。 で、このCがC=Oのときは右向き左向きはないんですが、 CがCH-NH2のときは右向き左向きが出来るんです。 (基本的に、Cに別な基が4つついていたら、そのCを持つ分子は「向き」があると考えてよいです) この反応を酵素や補酵素ごと詳しく調べてゆけば、 きっと答えは見つかると思います。 この反応は C=O → C=NH → CH-NH2 のように2段階の反応で起こります。 おそらく、C=NH → CH-NH2のHの付加反応の 方向性が「シス付加」であるとL型が出来ると 思います(トランス付加かもしれないです、じっくり 考えていないのでわかりませんが、とにかく付加の方向性は一定に違いありません)。これを付加している酵素や補酵素が、そのように一定方向の付加をするため体内ではL-アミノ酸だけできるのでしょう。 わかりにくいですよね。すみません。

docutama
質問者

お礼

大変遅くなりましたが、質問を締め切らせていただきます。皆様のお力添え、大変ありがたかったです。もしまた何かあったら手助けをしていただけると幸いです。(他の方と同じ文面ですみません) 最後になりましたが、有難うございました。

docutama
質問者

補足

お返事有難うございました。非常に詳しい説明、まだ理解できたわけではないのですが、この後早速もっと詳しく読んでみたいと思っています。もし解らなかったとしたら、それはきっとplexusさんの説明ではなく自分の理解力が原因だと思うので頑張ります。 そういえばプロフィールも見せて頂いたのですが、自分も再受験をしてplexusさんと同じ学部で学んでいます。お互い頑張りましょうね。有難うございました。

その他の回答 (5)

  • yuya724
  • ベストアンサー率20% (1/5)
回答No.6

確かある種の細菌はD型アミノ酸も使ってる、という話があったような気がします。 うろ覚えなので自信がないですが……。 どなたか詳しい話をご存知の方、居りましたら補足をお願い致します。

docutama
質問者

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大変遅くなりましたが、質問を締め切らせていただきます。皆様のお力添え、大変ありがたかったです。もしまた何かあったら手助けをしていただけると幸いです。(他の方と同じ文面ですみません) 最後になりましたが、有難うございました。

docutama
質問者

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お答え有難うございます。自分も全く知らないのですが、非常に興味がある内容なのでもう少し締め切るのを先にさせてください。yuya724さん以外の方にも同様にもう少しだけ待っていただけると幸いです。

  • baihu
  • ベストアンサー率31% (114/357)
回答No.5

「なぜ片方(左旋性)だけ?」という問いに対しては、親と逆の異性体を持って生まれてくる子はいないから(説明するまでもないですが、子は親の生殖細胞から発生します)で、なおかつ食物として摂取しても、体の構成に合わないのですから、排出される(無視される)かあるいは害を及ぼす(間違って組み込まれて元の構成が壊れてしまう)ためです。 「なぜ(右旋性ではなく)左旋性が選択された?」に対しては、たまたまご先祖様がそうだったからということになります。もし右旋性で構成された生物がいたなら、それは我々とはどんなに遡っても祖先が違うことを示すことになります。すべての生物がたったひとつの祖先から枝分かれしてきた「親類縁者」であることの傍証ではないでしょうか。(多くの祖先がばらばらにいたなら、違っててもかまわなかったということです) 左側通行に一旦決まった道路には、もう右側通行で走れません。決めたのは任意なのですが、変更は無理です。

docutama
質問者

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docutama
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有難うございます。確かに全生物の祖先が左旋性だったから、その後の全ての生物も左旋性であったと言うのは非常に納得しやすい考えです。有難うございました。締め切るのはもう少しだけ先にさせて下さい。

  • suiran2
  • ベストアンサー率55% (1516/2748)
回答No.3

「生物の体は全てその片側から出来ている」は,正しくは「生体のタンパク質を構成するアミノ酸はLアミノ酸である。」と訂正させてください。 遊離アミノ酸は,高等生物でもLアミノ酸もDアミノ酸も持っているようですね。ラセマーゼと言う酵素がL⇔D変換(ラセミ化)をしています。Dアミノ酸の生理機能は研究が始まったばかりで未だ明らかではないようです。 タンパクはなぜLアミノ酸かという疑問は誰しも抱くことですが,回答はないのではと思います。

参考URL:
http://www.kitasato-u.ac.jp/fish/contents/lab/l31/d_amino/d_amino.html
docutama
質問者

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大変遅くなりましたが、質問を締め切らせていただきます。皆様のお力添え、大変ありがたかったです。もしまた何かあったら手助けをしていただけると幸いです。(他の方と同じ文面ですみません) 最後になりましたが、有難うございました。

docutama
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早速のご指摘有難うございました。確かに自分の表現は非常に不正確であったと思います。解答がまだないとすると、素人の自分でも自由に推測しても良いのかも知れませんね。ありがとうございました。

  • sosdada
  • ベストアンサー率33% (265/792)
回答No.2

左旋性、右旋性、のことでしょうか。まず、アミノ酸に限らずこの世の色々な物質に光を当てると、透過光が左旋回か右旋回かになります。当然生体を構成する分子もどちらかへのに旋回性があります。なぜ右旋性が多いか? 「なぜそのようになったか」というのは原因と結果をぎゃくに捕らえています。 現在確認されている生物の遺伝子が同じ二重らせん構造であることから、ある単一の生物が全ての生物の共通祖先と考えざるを得ず、(1)その共通のご先祖様がたまたま右旋性だった。(2)左旋性の古代生物は何らかの理由で滅びた、の二つの理由が考えられます。

docutama
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大変遅くなりましたが、質問を締め切らせていただきます。皆様のお力添え、大変ありがたかったです。もしまた何かあったら手助けをしていただけると幸いです。(他の方と同じ文面ですみません) 最後になりましたが、有難うございました。

docutama
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返事が遅くなってしまってすみませんでした。全ての生物の祖先がたまたま右旋性だった為、その後に分かれていった全ての生物も右旋性だった、と言うのは非常に説得力がありますね。自分で思いつかない様な説明でした。有難うございました。

  • russy1
  • ベストアンサー率11% (20/178)
回答No.1

よく分かりませんが、核酸にも同じ問題が無いでしょうか。

docutama
質問者

お礼

大変遅くなりましたが、質問を締め切らせていただきます。皆様のお力添え、大変ありがたかったです。もしまた何かあったら手助けをしていただけると幸いです。(他の方と同じ文面ですみません) 最後になりましたが、有難うございました。

docutama
質問者

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返事が遅くなってしまいすみません。言われてみれば確かにアミノ酸の事ばかり考えていましたが、核酸やその他の生物の構成成分の事は考えていませんでした。ご指摘有難うございました。締め切るのはもう少し他の方の意見を待ちたいので、もうしばらく先にさせて下さい。

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