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ユング心理学…直観と直覚

数学者目指してる大学生です。 ユング心理学のタイプ論については幾度となく聞いてきましたが、また質問したいと思います。 タイプ論に、直感型と感覚型というのがあります。そこで、直感型は直観を、感覚型は直覚を重視するとあったと思うのですが。 どうも直観と直覚の違いがわからないのです。 そこで次の心理作用は直観と直覚のどちらなのかをお聞きしたいと思います。 (1)例えば、珍しくいつもは時間通りに学校に来るA君とBさんが来ていない。「できてる?」と推測する。 (2)例えば、宝くじを何回やっても当たらない。「宝くじは当たらないのだ」と言う発言をする。 (3)例えば、殺人事件において、名探偵が想像力を働かせて、「この場所からでは銃の照準が合わない」「このナイフの刺し方だと左機器のはずだ」と推測する。 とりあえずこういう心理作用がどっちなのかわかんないです。普遍的な理論かこの三つの例に回答していただきたく思います。よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • hakobulu
  • ベストアンサー率46% (1655/3578)
回答No.1

ユング心理学もタイプ論というのも知らないのですが答えてみたくなったので・・・、よろしいでしょうか。 日本語としての感覚的な、しかも個人的なニュアンスとして感じたことを述べてみます。 (1)この状況であれば「直感」と言えるように思います。 しかし、これは事実だった場合に初めて「直感」と言えるように思われます。 外れると単なる「思い過ごし。勘違い」 実際に2人が登校して(一緒に登校してきたかどうかは不明とします)目の前に姿を現した時、2人の様子を見て特にそれというそぶりは見せていないのに「できてる?」と思った場合は「直覚」。 「2人の態度から”感覚的に”類推する」というだけ多少【科学的】な要素が含まれるようなイメージがある。 こちらは外れると「判断の誤り。感覚が鈍った。」 (2)誰かは当たっているわけですから、これは「腹立ちまぎれの八つ当たり的ウソ」であって直感でも直覚でもないでしょう。 (3)「論理的検証」であって、これも直感や直覚とは無縁でしょう。

bo-suke
質問者

お礼

回答ありがとうございます。(1)に関しては、なんとなくわかった気がします。理解するために非常に良い材料になりえました。hakobuluさんはいつも紳士的な回答を出していらっしゃいますね。またできればよろしくお願いします。

その他の回答 (2)

  • kanpyou
  • ベストアンサー率25% (662/2590)
回答No.3

ユング、分析心理学 中段あたりの「類型論」を参考に http://park6.wakwak.com/~psychol/psychology/jung1.html

bo-suke
質問者

お礼

サイト紹介ありがとうございます。フロイトとの対比がきちんと描かれていて素晴らしかったです。別の視点からユング心理学を見られたので嬉しかったです。どうも~^^

回答No.2

強いて言えば、(1)(2)(3)は全て思考だと思います。(1)と(3)は推論、(2)は学習でしょう。 心理学で使われる用語は日常生活で使われる言葉の意味とは違う、特有の意味が定義されていることがあるので、一般的な語意と混同すると混乱することがあります。 ユングの分析心理学は臨床心理学の一分野という位置づけだと思いますが、実証的な実験によらず、19世紀末のヨーロッパでユングの個人的な臨床経験によって作られたものだと思うので、現代の心理学では一般的な理論とは考えられていないように感じます。

参考URL:
http://www.geocities.jp/des_geistes/jung2.htm
bo-suke
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 現代の心理学では一般的でないことも、脳科学のほうが隆盛を極めていることも知ってはいますが、わたしの場合ユングの人間性やその理論に前提して存在している理想など、個人的な心の動きも含めてユング心理学に惹かれているので、ご心配なく。勘違い等はしておりません。それにユング個人の意見としてみたとしても、そこにある程度の真実も存在しているとも思いますので。なんにしても怪しい宗教などに手を出したりはしません。神も信じちゃいませんが知らない他人はもっと信じてませんので。ご心配いただきありがとうございます。

bo-suke
質問者

補足

この事例の中に確かに感情も思考もごちゃ混ぜになっているでしょうが、今回は直観と直覚だけに注目して見ていただきたいのです。そこらへんに留意して回答してくださる方いらっしゃいましたらお願いします。

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