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spssについて

卒論で困っている心理学専攻大学4回生の者です。 よろしくお願いします。 早速なのですがSPSSについて質問させてください。 自分は運動が及ぼす気分の高揚の効果を調べるために被験者にエアロバイク運動をさせ、それを行わせながら各時間(運動前、10分、運動終了後、終了5分後)に運動専用の質問紙に答えさせました。 データは全てそろったのでSPSSにより一要因(日にち)四水準(時間)、被験者内要因の分散分析を行いましたが、その後出てくる 結果表示のどの部分を見ればいいのか全く分かりません。 確か球面体の~という箇所を見ればOKだったと思いますが定かではありません。 後、分散分析で有意差が見られる場合にどの部分に有意な差が出たのか 時間ごとの下位検定を行いたいと思っているのですが、いまいちやり方 が分かりません。今度院生の方に質問しに行く予定ですが、出来れば聞かずに卒論を仕上げたいと思っています。 どたなかお分かりの方おられればよろしくお願いします。

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  • selfer
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回答No.2

こんにちは。SPSSではかなり多くの結果出力がされているので,読み取りに苦労しますよね。 「被験者内要因の分散分析を行った」「球面性の仮定」と言うことは「反復測定」プロシジャーを使ったと推測します。被験者内要因の分析法ではスタンダードな方法ですね。 反復測定分散分析の場合は,昔であれば,たった一つの分析結果「球面性の仮定」しか表出されませんが,今では,この仮定が成立しない場合の結果表もあわせて表示されています。 さて,実際の解読法ですが,まずは「球面性の仮定」が成立しているかどうかを調べましょう。「Maucklyの球面性検定」の表がありますが,この「有意確率」を参考にして下さい。この検定の帰無仮説は「球面性の仮定が成立している」なので,【有意でなければ】球面性の仮定の結果を参考にすることになります。【有意なときには】,それ以外の「Greenhous-Geisser」「Hyunh-Feldt」「下限」などの結果表を参考にすることになります(これらは修正の厳しさが違いますが,特にどれを使えばよいと言う明確な基準はなかったと思います)。 上記の「Maucklyの球面性検定」によって,「どれ」をみればよいか分かりますが,どの表の「どれ」を見るかというと,「被験者内効果の検定」の表です。「球面性の仮定」が成立しているならば,その表の「球面性の仮定」の欄を参考にして下さい。その表の「F値」や「有意確率」を見る……この辺はNo1さんが解説しているので参考にして下さい。 最後に,有意であった場合の下位検定「多重比較」についてです。この多重比較をするためには,SPSSの分析に多重比較をするように指定しなければなりません。「反復測定:オプション」を出して,「推定周辺平均」の「因子と相互作用」に表示されている要因(ここに「時間」があると思います)の中から,「平均値の表示」欄に多重比較を行いたいものを移して下さい。そして「主効果の比較」をチェック,「信頼区間の調整」の中の「Bonferroni」あるいは「Sidak」を選択して下さい。これでBonferroni法あるいはSidak法による多重比較を行うことができます。 なお,少し古い教科書などで多重比較の勉強をされた方であれば,「あれ? 多重比較にはTukey法とかScheffe法とか,その他たくさんあったはず……?」と思われるかもしれません。 実際,SPSSには多種の多重比較法が用意されていますが,それは「分散分析」や「一般線形」など,要するに「被験者【間】要因」の分析のみに使えるように制限されています。なので被験者内分析をする場合には,少なくとも,反復測定プロシジャーを使うならば,使える多重比較に制限があるということに注意してください。

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質問者

お礼

わざわざ長文での非常に分かり易い説明ありがとうございました! 分散分析での結果の表についてどの部分を見ればいいのか自身うろ覚えだったものを完全に思い出すことが出来ました。 ちょっと多重比較の表の見方が分からないですが、しかし多重比較のやりかたが分かっただけでもかなり大きな進歩であると感じています。 また分からないところがあればぜひともアドバイスいただければと 思っております!! ありがとうございました!!

その他の回答 (1)

  • backs
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回答No.1

SPSSを具体的に操作したことがないのですが、確かSPSSはデータさえ用意できれば分散分析表が作成されるのではなかったでしょうか。それとも分散分析表の見方が分からないということでしょうか。 >確か球面体の~という箇所を見ればOKだったと思いますが定かではありません。 ひょっとして"球面体の仮定"というやつですか?その表をみなくても、分散分析表という表が別に表示されていると思いますので、そちらをみれば有意な差がでたのかどうか分かりますよ。 F分布表があればF値をみてもよいですし、F分布表が手元になければ有意確率という部分の値をみればよいです。例えば、有意確率0.1435だったら、(0.05大きいので)5%の有意水準で考えれば帰無仮説を棄却することはできませんね。

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質問者

お礼

やっぱり球面体の仮定の蘭を見るということで良かったのですね。 自身うろおぼえだったもので完全に知り得ることが出来て非常に嬉しい限りであります。 有意確率についての具体例を示しての言及も自身の統計学の記憶を 引っ張り出してくるのに非常に役にたちました! もしまた分からないところが有ればアドバイスいただければと思います!ありがとうござました!

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