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ウーロン茶研究結果を解説してください

voiceの回答

  • voice
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回答No.1

ちょっと疲れたので簡単に(笑)。 (1)は、『エトポシドという薬(DNA合成を邪魔すること で効く抗がん剤です)はPC12細胞にもHL-60細胞にも アポトーシスをもたらすことがわかった』ということ。 (2)は、『PC12細胞に烏龍茶を加えてみたら、エトポシドを 使ってもアポトーシスが起きなかった』ということ。 (3)は、『HL-60細胞に烏龍茶を加えてみても、エトポシドは やっぱりアポトーシスを起こした』ということ。 つまり(2)と(3)からわかるのは、烏龍茶がどんな細胞に 対してもアポトーシスが起きないように働くわけでは なくて、烏龍茶でアポトーシスが起きなくなる細胞も あれば(PC12細胞)、烏龍茶を加えてもやっぱりアポ トーシスが起きてしまう細胞もある(HL-60細胞)という ことです。 要するに、 > 「ウーロン茶のアポトーシス調節作用は細胞種に > 特異的であることが示唆された」 というのは、細胞の種類によって烏龍茶が影響をもたらす こともあれば、何の影響もでない細胞もあるということ です。 #論文の内容の正誤については検証してませんので、 #注意してくださいね。

akiyotea
質問者

お礼

こんな深夜に 噛み砕くようにお教えくださいまして ありがとうございました! 文系の私が、こんな論文を 読むこと自体無謀だとは思うのですが、知りたいのです。 時間とお金があれば、そして 理系的頭脳があれば 再度 理系の大学に入学して学べばよいのでしょうが、 そのいずれもが 私には残念ながらありませんので・・・・。 すぐに回答くださいまして 本当にうれしく思います。 感謝いたします。

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