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違憲のどこがいけん?

自衛隊の存在は事実上の軍隊であり、護憲派も自衛隊がいらないと言う極端な人は余りいないと思います。この自衛隊の存在が軍隊であるとすると、憲法九条は違憲状態なので改正した方がいいという流れになっているように感じます。 しかし、私は違憲状態でもいいのではないかと思います。なぜかというと、理想主義(ある種のイデオロギーなど)は歴史上、たくさんの悲劇を生んできた気がするからです。 世の中には、たくさんの矛盾があると思います。しかし、その矛盾に対しても排除するのではなく、現実の一部として受け止める方が、より現実的な対応だと思います。 完璧な世の中は、頭の中だけの机上の空論だと私は思う。 憲法を改正したいと思う人の意見(哲学)が知りたいです。なぜ、違憲がいけんのか? 私には理想主義の世界は息苦しいばかりです。日本の新たなイデオロギーのようなものを感じるのですが、この流れは民主主義的なものなのでしょうか?

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  • aozola
  • ベストアンサー率12% (72/563)
回答No.12

  理論的構造と現実的構造は必ずずれがありますよね、一致はしないわけで、私はいまの憲法は現実的判断による、理論的なずれがおきていると思います、まあ、つまりアメリカは戦争ばかりする国ですから、そういう国と付き合うのには、何らかの手段が必要、そのために9条があるんではないかと思っているんですね。   つまりアメリカの要望をはねつけるために9条がある、9条がなければ日本は韓国のようにベトナム戦争に参戦し、多くのベトナム人を殺したでしょう、9条によってそれを防ぐことが出来たわけです、つまり憲法のほうが理想をいっているようで、実は現実的な構造を持っているんですよ、昔の人は非凡な人が多かったからただの理想など言うはずがない、現実的意味を持たせていますよ、ちゃんと憲法にもね、それをそこら辺のおっさんの集まりのような政治家連中が変えようとしているわけで、これは理論的のおかしいから変えようではないかとね。   そうなると、つまり今ある現実的構造を理論的構造にあわせよう、変えようとしているわけで、しかし理論的構造であれ法であるならば、現実的意味がある、それが元の状況とどうずれるかみなければならない、が、いま憲法を改正しようとしている人は、現状の憲法をただの理想としか見ておらず、その現実的意味を見ていない、つまり今の憲法改正をしようという考えの方が、どちらかといえば理想主義であるのが、この世の喜劇的側面というところかな。   まあとにかく現行の憲法でもあっているわけで、それを理論的修正するということは、ずれを修正するように見えますが、また別のずれを生むだけ、そもそも日本のような軍事大国にはさまれた国家が、軍事力をまともにもてないのは当たり前で、その結果日本の軍事に何らかのゆがみやずれがあるのは当然だと思うんですけどね、スイスだって永世中立とか言いながら、国民は全員軍人ですからね、ゆがんでますよね言っている事とやっている事が、   日本も同じで軍事国家にはさまれている以上、軍事的考えはなんらかの形でゆがむものです、それが憲法9条のゆがみではないかと思っているんですけど、わたしもそのゆがみを認めるべきだと思っていますが、もし変えるのなら、また何らかの別の形でゆがみを持たせねばならないと思っています、単純に軍事力をどーんとやったらどうなるか?、それが明治以来の戦争の歴史なわけですから、いいかげん日本人も自分の国のことを理解してほしいですね。

anima-mundi
質問者

お礼

ありがとうございます。 なかなかの達観ですね。 EU統合なんかも、理想と現実のずれを含むもの。アメリカの中東における民主化ドミノ政策も、理想と現実のずれがある。 平和憲法も、アメリカに言われるがままに修正するのも、何だか余りいい気がしない。 郵政民営化をアメリカが手放しで褒める。 金融庁の操り人形に成り下がった、三井住友銀行前頭取の西川善文にもものの哀れを感じる。

その他の回答 (19)

  • ba210
  • ベストアンサー率33% (1/3)
回答No.20

難しい話は前出の方々にお任せするとして、 日本国憲法はアメリカからの押し付けと言われるが、日本側にも委員会みたいなものがあって、有識者が内容を揉んだそうですヨ。 ただ、和訳の時に、微妙なニュアンスを誤訳(私的解釈)したりしている箇所が多々あるみたいです。 あと自衛隊は英語で japan maritime self-defense force(海上自衛隊) japan air self-defense force(航空自衛隊) japan ground self-defense force(陸上自衛隊) と名称されていますが、英語圏の人々は英語的にゆうと、何の意味なのか判っていません。俗にいう、日本語英語なんですよ! 日本語で世界中に気を使って自衛隊と言っても、何の組織か判っていません。見た目や知識で軍隊のような組織、否軍隊と思っています。 違憲であろうと、護憲であろうと、シビリアンコントロールであろうと、現実今の日本を見て下さい。このグローバルな時代に仮に軍国化の方向に進もうとして情報操作しようとしても、不可能です。それに日本国民を見て下さい。鉄砲撃てる人が何人いますか?若者に戦場に行けと言って何人の若者が出て行くでしょうか?それが良い悪いは別として、今の日本人には戦争は無理です。家族や恋人が殺されれば立ち上がるかも知れませんが...。で在れば、今の日本人で現在の憲法がどうあるべきか、違憲か護憲か論議をかもす事は良い事だと思いますが!そういう意味では、改憲賛成!!

anima-mundi
質問者

お礼

ありがとうございます。 キリスト教の三位一体説みたいな説明が、法律の解釈では良くあります。 日本で、法律違反の状態にあるものが、いくつもあります。それは公営賭博であったり、国連勧告を受けるような、警察・検察・裁判官などが挙げられます。 日本はギャンブルを禁止しているが、パチンコなどは裏で換金が行われている、事実上の賭博です。その他の公営賭博も、各省庁の既得権益を守るためのものでしかありません。公営賭博が賭博でないのなら、石原都知事の言うカジノ構想も認めざるを得ません。(パチンコはそんなに違憲か?誰も行けんようになるけ) 裁判の可視化などについても、国連に再三、勧告されながら、改善されている様子がありません。 なぜ、オウム裁判を紙芝居でしか見れないのか。傍聴席や裁判員に秘匿義務を無用に課すのは、裁判官のおかしな発言を世に垂れ流さないためのものか。 裁判の可視化ができないの状態も、憲法違反です。 自衛隊が軍隊でないことの制約は非常に大きいものです。 アメリカは喧嘩が上手い。ただ、一度喧嘩すると誰もとめる事が出来ない。最悪の国です。 北朝鮮や中国が騒いで、それに乗って日本もガタガタぶるぶるしてては軍事費がいくらあっても足りません。軍事費は、相手に対するこちらのビビリ度で算出されます。このチキンレースは、ゲーム理論で説明されるべきものなのかも。 ただ、日本は、中国や北朝鮮に対して、日本一国でも、制裁でも何でも決定できうることを示しておくべきだと思います。いつまでもアメリカ追従では魂が腐る。

anima-mundi
質問者

補足

結局のところ、アメリカの都合で憲法を押し付けられたり改正されるような、そんな風潮が問題かも。日本国としてどうしたいか、どうなりたいかは二の次で、アメリカの考えを下敷きにしか選択肢がないのはどうにも窮屈なことだ。それが民主主義、そしてアメリカの同盟国の宿命かしらん。

  • flashprim
  • ベストアンサー率23% (51/218)
回答No.19

どうもありがとうございました。

anima-mundi
質問者

お礼

ありがとうです。

  • mashahide
  • ベストアンサー率15% (20/133)
回答No.18

忘れてはならないのが、今の日本国憲法は我々日本人が作った物では無く、戦後GHQが日本が二度と白人に逆らわないようにするためにアメリカが作った物です。憲法前文や9条は平和的、人情的で一見、立派なようですが、ようはアメリカが日本から武器をとりあげたかっただけにすぎません。 世界中見ても自分の国を自分で守れない国なんてありません。アメリカの国策と関係ない所で日本が他国と暴力的にもめたらアメリカは別に本腰入れて守ってはくれないでしょう。国益がなければわざわざアジアの小国のためにアメリカ国民を犠牲に出すとは思えません。(昔、日本はインドネシア独立のため戦争が終わっても日本に帰国せず、一緒に独立のためオランダと戦い亡くなった方もいらっしゃる位なのに) これをふまえて一回、自分達の国の決まり位自分達で作って、それでなおかつ前文や9条のような項目が残ればそれはそれで納得出来るんですけど...

  • mashahide
  • ベストアンサー率15% (20/133)
回答No.17

忘れてはならないのが、今の日本国憲法は我々日本人が作った物では無く、戦後GHQが日本が二度と白人に逆らわないようにするためにアメリカが作った物です。憲法前文や9条は平和的、人情的で一見、立派なようですが、ようはアメリカが日本から武器をとりあげたかっただけにすぎません。 世界中見ても自分の国を自分で守れない国なんてありません。アメリカの国策と関係ない所で日本が他国と暴力的にもめたらアメリカは別に本腰入れて守ってはくれないでしょう。国益がなければわざわざアジアの小国のためにアメリカ国民を犠牲に出すとは思えません。(昔、日本はインドネシア独立のため戦争が終わっても日本に帰国せず、一緒に独立のためオランダと戦い亡くなった方もいらっしゃる位なのに) これをふまえて一回、自分達の国の決まり位自分達で作って、それでなおかつ前文や9条のような項目が残ればそれはそれで納得出来るんですけど...

  • mashahide
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回答No.14

忘れてはならないのが、今の日本国憲法は我々日本人が作った物では無く、戦後GHQが日本が二度と白人に逆らわないようにするためにアメリカが作った物です。憲法前文や9条は平和的、人情的で一見、立派なようですが、ようはアメリカが日本から武器をとりあげたかっただけにすぎません。 世界中見ても自分の国を自分で守れない国なんてありません。アメリカの国策と関係ない所で日本が他国と暴力的にもめたらアメリカは別に本腰入れて守ってはくれないでしょう。国益がなければわざわざアジアの小国のためにアメリカ国民を犠牲に出すとは思えません。(昔、日本はインドネシア独立のため戦争が終わっても日本に帰国せず、一緒に独立のためオランダと戦い亡くなった方もいらっしゃる位なのに) これをふまえて一回、自分達の国の決まり位自分達で作って、それでなおかつ前文や9条のような項目が残ればそれはそれで納得出来るんですけど...

  • mashahide
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回答No.16

忘れてはならないのが、今の日本国憲法は我々日本人が作った物では無く、戦後GHQが日本が二度と白人に逆らわないようにするためにアメリカが作った物です。憲法前文や9条は平和的、人情的で一見、立派なようですが、ようはアメリカが日本から武器をとりあげたかっただけにすぎません。 世界中見ても自分の国を自分で守れない国なんてありません。アメリカの国策と関係ない所で日本が他国と暴力的にもめたらアメリカは別に本腰入れて守ってはくれないでしょう。国益がなければわざわざアジアの小国のためにアメリカ国民を犠牲に出すとは思えません。(昔、日本はインドネシア独立のため戦争が終わっても日本に帰国せず、一緒に独立のためオランダと戦い亡くなった方もいらっしゃる位なのに) これをふまえて一回、自分達の国の決まり位自分達で作って、それでなおかつ前文や9条のような項目が残ればそれはそれで納得出来るんですけど...

  • mashahide
  • ベストアンサー率15% (20/133)
回答No.13

忘れてはならないのが、今の日本国憲法は我々日本人が作った物では無く、戦後GHQが日本が二度と白人に逆らわないようにするためにアメリカが作った物です。憲法前文や9条は平和的、人情的で一見、立派なようですが、ようはアメリカが日本から武器をとりあげたかっただけにすぎません。 世界中見ても自分の国を自分で守れない国なんてありません。アメリカの国策と関係ない所で日本が他国と暴力的にもめたらアメリカは別に本腰入れて守ってはくれないでしょう。国益がなければわざわざアジアの小国のためにアメリカ国民を犠牲に出すとは思えません。(昔、日本はインドネシア独立のため戦争が終わっても日本に帰国せず、一緒に独立のためオランダと戦い亡くなった方もいらっしゃる位なのに) これをふまえて一回、自分達の国の決まり位自分達で作って、それでなおかつ前文や9条のような項目が残ればそれはそれで納得出来るんですけど...

  • mashahide
  • ベストアンサー率15% (20/133)
回答No.15

忘れてはならないのが、今の日本国憲法は我々日本人が作った物では無く、戦後GHQが日本が二度と白人に逆らわないようにするためにアメリカが作った物です。憲法前文や9条は平和的、人情的で一見、立派なようですが、ようはアメリカが日本から武器をとりあげたかっただけにすぎません。 世界中見ても自分の国を自分で守れない国なんてありません。アメリカの国策と関係ない所で日本が他国と暴力的にもめたらアメリカは別に本腰入れて守ってはくれないでしょう。国益がなければわざわざアジアの小国のためにアメリカ国民を犠牲に出すとは思えません。(昔、日本はインドネシア独立のため戦争が終わっても日本に帰国せず、一緒に独立のためオランダと戦い亡くなった方もいらっしゃる位なのに) これをふまえて一回、自分達の国の決まり位自分達で作って、それでなおかつ前文や9条のような項目が残ればそれはそれで納得出来るんですけど...

anima-mundi
質問者

お礼

ありがとうございます。 平和憲法は、アメリカの押し付け憲法だから、けしからんと言う話はよく聞きます。 しかし、日本は1928年にパリ不戦条約(ケロッグ=ブリアン条約)に署名しています。 パリ不戦条約では、国際紛争を解決する手段としての戦争を放棄し、紛争は平和的手段により解決することを規定しています。 この不戦条約は、期限が明記されていないため、今でも国際法として有効といわれています。実際は、違反に対する制裁がないため、実効性は乏しいようです。 アメリカは世界の警察を自任しています。イラクの民主化のために、2000人の兵が犠牲になりました(イラク側の犠牲者はその比ではありませんが。)。 ただ、日本も「普通の国」として、自国の防衛を強化する方向にあるようですね。

  • pastorius
  • ベストアンサー率48% (538/1110)
回答No.11

理想主義では世の中立ち行かないというご意見には同意します。 しかしそのことと違憲を認めて良いという問題は全く別な問題です。 理想主義にならないように柔軟性のある憲法に変えればいいだけじゃないでしょうか。現状の自衛隊はあったってかまわないというのが国民の多数の考え方なら、9条2項に、前項に関わらず武力による主権の侵害に対抗するための自衛権は放棄しない、とか書けばいいだけだと思います。ぼくだってテポドンが永田町めがけて発射されたらちゃんと朝霧の迎撃ミサイルで撃ち落して欲しいと思いますから、あそこの基地を撤去せよという議論だったら反対します。 そういう個別具体的な問題ではなくて、総論として『憲法は改正するかしないか』という論であれば、当然必要に応じて改正すればいいということになりませんでしょうか。世情に合わせず永遠に変更されない普遍的なルールなんて宗教の原理主義みたいで気持ち悪いです。 今の憲法は変更(改正とは言いません)せずに永遠にこのままにしておいた方がいいという積極的な理由が何かあるでしょうか。 憲法は民法のような任意規定と違います。国家に対する法律です。馬馬虎虎と言ってればいいシロモノではありませんから、国会がちゃんと機能して現状になるべくベストマッチするように変更追加削除“しなければならない”と思います。

anima-mundi
質問者

お礼

ありがとうございます。 今のところ、政府見解では自衛隊は合憲です。 最近の海保と武装船の銃撃戦などを見ましても、警告や威嚇射撃の義務など、厳しい法律の制限の中で、日本を守っています。 日本の国内紛争や内戦を解決するための手段として、自衛隊が動くことは合憲ですね。また、個別自衛権についても、政府は認めていると思います。 問題は集団的自衛権の問題で、遠くの国の戦争に日本が参加するかのかしないのかということではないでしょうか。参戦という国際貢献を行うには、国際社会のルールに従う必要があると思います。そこで、国際法が重要になるのではないでしょうか。 昔、小沢さんが主張していた日本を普通の国にするという主張が、国際的尺度に日本も合わせろと言うことなのでしょう。

  • flashprim
  • ベストアンサー率23% (51/218)
回答No.10

質問者さんは憲法改正について聞きたがっていますが、私としてはその要ありと思いますが、現今の自由民主党ごときに、憲法改正などしてもらいたくはない、と思っている一人間です。 帝国憲法は平たく言えば、「わたし(天皇)はわたしの祖先から受け継いだ大権に基づき、その支配に従う国民に憲法の成立を宣言する。私の祖先はその支配に従った人々とともに、この国を作ってきた.この国の歴史には、私の祖先が尊敬され受け入れられ、それに従う人々が、忠実で、勇ましく、国を愛し、その支配を受け入れていたことが輝かしく記されている.私と私に従うあなた達は、この祖先の子孫なのだから、このことを思い、協力してわが帝国の光栄を内外に明らかにして行こう。」と謳っており、主権国家の進路(性格表明)を明らかに打ち立てています。さて、帝国憲法には実は国民、人民という概念は存在せず、かわって臣民が存在し、これは天皇の子として取り扱われ、権利・自由は天皇によって与えられなければ、存在しないものでした。しかも、臣民は皇族からは「夷」と観ていられました。 帝国憲法 第29条 日本臣民ハ法律ノ範囲内ニ於テ言論著作印行集会及結社ノ自由ヲ有ス は帝国憲法 第8条 天皇ハ公共ノ安全ヲ保持シ又ハ其ノ災厄ヲ避クル為緊急ノ必要ニ由リ帝国議会閉会ノ場合ニ於テ法律ニ代ルヘキ勅令ヲ発ス が根拠となる治安維持法により無効となり、すべての団体は大政翼賛会に組み込まれ、叛けば解散・拷問が待っていました。 日本国憲法 第3章 国民の権利及び義務は第13条 ・・・国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする、を根拠として制限されることを保証しています。現に日本は海外からは共益社会主義または共益共産主義と呼ばれ、完全な民主主義とは観られていません。 各国の歴史を振り返ると、自由は組織内で発令される法律上においても「制限」されており、また制限され得るものであると、認識していなければなりません。法律は哲学的意味合いとその実際的運用とは異なります。運用する者が誤る恐れが多いにあり、それは歴史が証明しています。運用誤りなきよう法律を制定するがために、ソクラテスは「哲人国家」を推奨したのです。 さて法律はいくら制定しても、守らなければ意味がありませんし、良法でも守らない人間が続出するものです。これは人間側に起因しているものであり、法律を運用するためには強制力(罰)が付加されていなければならず、現実上、法律・条例は強制力がなければ法律ではないと規定されます。 国家は主権が持ちえると誰からも保証されずに主張できます。これは個人の自由、独立から派生したものです(前回答参照)。現に国連加入においても、国連憲章第四条第一項を受け入れ、安保理の推薦を受け、加盟国投票総数の三分の二以上の同意を得れば可能であり、脱退は自由です。加入条件を見てみると、国連は紛争を解決する場でしかないとお分かりになられると思います。国連で採択する条約においては、各国の主権を重んじなければ批准されないために、調印を強制することはありません。例えば、「留保」、「解釈宣言」に見られるように、当事国の主権を損なわないように留意されています。「先進国ではない、平和趣向ではない」と、やいのやいのうるさいですが。当事国の主権を重んじるため国際法は強制力がありません。ですから国際法は法律なのかという議論がいまなお存在しています。 これらを見てみても、国における憲法が、国際を考慮するがためにそれの意義を認めなければ、内容を決める自由が制限されることはありません。「主権国家(他国に支配されたり干渉されたりしない権利、他の主権をもつ国と対等である権利)」の意味合いを学習されることをおすすめします。 湾岸戦争、アフガニスタン、イラク戦争と国際的観点からみる国の憲法とはなんら関係ありません。自国の憲法を照らし合わせて、他国の主権を侵害しても、国連軍の派兵をするに認められるものか否かを決める当事国事情しかありません。紛争が起こった理由と国連の決議、それらいきさつに関する単なる無関心、勉強不足が憲法と国際問題の疑問を産んだわけです。 自衛権や武力を保持しないと憲法に謳っても、依然、憲法停止をも含めて、それらは国に存在・所有するものです。 日本国憲法の前文、「全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。・・自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて・・」を積極解釈をするのであれば、わが国の憲法の特質からかんがみれば、ヘリコプター病院空母とその護衛艦隊を所有して、他国国連軍と協力・連携すればいいのであって、わざわざ9条を改正・改悪する必要もないと思っている。また、湾岸戦争時に国際的メディアから「敗戦国」と嘲笑されることもないし、イラク戦争においても、イラク国民から敵国扱いされることもなかった。他国災害時においてもこれらを派遣すれば、わが国は稀有の特色ある平和的主権国家として世界に名を馳せることが出来る。憲法とは他国に対する自国の自由を重んじる自由な意見の表明・発露であり、これを認識できないのは、勉強不足によって歴史感覚が鈍っている表れとしかいえないと思う。 日本国憲法 第9条の2項は削除しないと、感覚乏しいものにはいくら言っても分からぬが、日本は「法治国家」ではないと明らかである。さて日本は地政学的に、これは歴史が証明しているが、強大軍事力を紛争時において維持するに困難な国である。他国侵略を可能にするための軍事力を保有することは非侵略国が内政的にひどく分裂していない限り、不可能である。また平時においてその軍事力を保有すれば、重税が国民にのしかかる。強大軍事力を国際社会から因縁つけられれば、敵国条項より、国連から、貧困ロシア(日本を酷く恨んでいることを忘れてはならない。といっても知らなければ忘れようにもないが。)から侵略を許す恐れがある。また、戦争は巻き込まれる国がほとんどである。ほとんど大国に翻弄されるのがわが国である。これを認めようと認めまいと自由であるが、厳然とした事実であると断っておく。数々の戦時特需により救われたわが国である。長いものに巻かれるのも(主権国家の名に恥ずかしいが)一策であることをこっそり、提言しておく。どこを選ぶのかが問題であるが。

anima-mundi
質問者

お礼

ありがとうございます。 なかなか難しいお話ですね。私の頭ではなかなか理解できませんでした。 >根拠となる治安維持法により無効となり… 上記の部分を読みましたところ、日本国憲法、第三章第十三条は、治安維持法と同等であり、海外から日本は共産主義国と見られていると、私には解釈されました。はて? 日本は法治国家ではないという主張は一部賛同できます。最近のストーカーやドメスティックバイオレンスなどは、民事不介入の名の下、警察が職務怠慢を行ったことが原因の一つにあると思います。警察に訴えても何もしてくれないという空気が、治安悪化にも影響を与えていると思います。 ただ、法治国家でない状況が、憲法改正すればそれで法治国家になれるかといわれると、何か腑に落ちないものも感じます。憲法九条とは、別のところで法治国家かどうかの論議があるように思います。 侵略戦争を禁止している国は何も日本だけではありません。ドイツ、フランス、イタリア、スペインなどの欧米諸国は、憲法により侵略戦争を禁止しています。そのため、他国侵略のための軍事力の保有は、あまり根拠のないことです。 貧国ロシアが日本に侵略する可能性ですが、冷戦時ならまだしも、チェチェンなどの独立紛争さえ平定できない現状では、可能性として低いと思います。むしろ中国の方が危険なのではないでしょうか。現に、北海道などの自衛隊も、仮想敵国をロシアから中国や北朝鮮へシフトしているのではないでしょうか。 最後に分からない言葉があったのですが、ヘリコプター病院空母とは何ですか?これまでに自衛隊が行ってきた海外救援活動と何か関係があるのでしょうか。 国際法や各国との条約は、日本の輪郭を作るために必要なもので、国際法に強制力がないとしても、日本の主権は、日本一国で成り立つものではないと思います。アメリカでさえ、世界との関係を無視し続けることは、難しい気がします。

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    別のサイトで、憲法改正について、質問したところ、ある回答者に、「憲法改正しようとする人間は、殺してやる」みたいなことを書かれました。 「憲法改正(もちろん、9条のこと!)しようとする人間は、殺してやる」と書いた人は、俗に言う”護憲派”で、”平和主義者”に分類される人だと思います。 ですが、一般に、イメージされる”護憲派”は、 人命重視 → 戦争反対 → 憲法改正反対 なんですが、「憲法改正しようとする人間は、殺してやる」というのが、護憲派 核心分子の本音だとしたら、憲法改正反対の理由は、人命重視でも、戦争反対でもない、ということになります。 護憲派の素顔が、見えたような気が、しませんか? 護憲派の正体は、何だと思いますか? 思いつくままに、挙げてみました。 A)日本人のフリをした朝鮮人。日本が憲法改正して、軍備拡張して、強い国になると困る、隣国の国民、および、工作員。 B)憲法を守るためなら、無差別殺人でもやりかねない狂信者。 C)隣国の手先と化している売国左翼。(”平和主義者”は、中国・朝鮮では、”売国奴”のことです。) D)母国 朝鮮のために、日本で工作活動し続けるニセ右翼。 C)の売国左翼では、「殺してやる」というセリフは、出てこないですよね? 日本人なら、「憲法改正しようとしたら、殺してやる」とまでは、言いません。 ただの民間人朝鮮人も、「殺してやる」とまでは、言わないと思います。 「殺してやる」と書いたのは、朝鮮総連の工作員だと思います。 憲法改正反対 ← 日本の軍隊の正常化反対 ← 母国 朝鮮への忠誠心 これが、護憲派の正体じゃないですか? 旧社会党も、社民党も、党首は、元在日朝鮮人だし。

  • 現行憲法って・・・

    みなさんは現行憲法を改正した方がいいと思いますか。 それともこの憲法を守って行くべきと思いますか。 私は改正した方がいいと思います。 もう日本には自衛隊という立派な軍隊があるんだし公に軍隊って認めてないだけですよね。 多分、旧自民党政権内部では軍隊という解釈があったじゃないんでしょうか。 ↓質問要約 Q1.あなたは憲法(9条)を改正した方がいいと思いますか。 Q2.旧自民党政権内部では自衛隊を軍隊という解釈があったんでしょうか お願いします。

  • 憲法の改正は必要ですか?

    戦争の放棄や軍隊は持たないなど、敗戦国日本は帝国憲法から現在の憲法へ改正されました。 国際的見て先進的な憲法と評価されている反面、非現実的ともされています。 戦争が無かったこと、自衛隊員が戦闘で死ななかったことは良かったと思いますが、憲法はこのままで良いのでしょうか? ご意見をお願いします。

  • 憲法9条を保持したまま、軍隊の創設は可能か?

    自衛隊の活躍の場が広がっています。 実際問題、今日の国際社会は、「自衛隊」という曖昧な組織体制では対応できなくなっています。 そこで思ったのですが、憲法9条改正派も、護憲派も、誰もが9条を保持していれば自衛隊を軍隊には出来ないと考えているようですが、実際にはどうなのでしょうか? そもそも、自衛隊が存在するのも「政府解釈」という曖昧な代物が根拠です。Wikipediaによれば、同じように憲法で戦争放棄を憲法で謳っている国としてはフィリピンもありますが、フィリピンは軍を保持しており、国内のテロリストに苛烈な攻撃を加え続けています。侵略戦争のみを放棄した憲法を有する国は124ヶ国あるとのことですが、やはり軍隊は多くの国が持っています。 憲法9条も文面だけ見れば、侵略戦争のみを放棄しているようにも見えます。 これを考えると、自衛隊を軍隊として改組するのは、わざわざ憲法を修正しなくても、防衛庁を防衛省とするのと同じように法律を変更するだけで可能なのではないかと思うのです(無論、出来る事は今までとあまり変わらないでしょうが)。 しかし、1950年代のジュネーブ条約に定められた「捕虜の取り扱い」や「文民の保護」についても、2000年になるまで法体制が整わなかったのも、「軍隊ではない」などという言葉遊びが原因だったのではないかと思います。歩兵を普通科、攻撃機を支援戦闘機、駆逐艦を護衛艦と呼んだところで、(どこの国にでもある)単なる国内向けの言い訳に過ぎません。 現在の自衛官に「しかるべき地位」を与え、一人一人が国防を考え、軍隊が何をして良いのか、何をしたら駄目なのかをきちんと法律として考えるのは、守って貰う対象の私達国民の義務と思っております。 (戦前の人間は、大正では国民は軍人を極端に嫌い、また昭和になれば極端にあがめ奉るような態度を取り、国防を自分達の責任だと感じませんでした。だからこそ、軍隊は暴走したのだと考えています) 実際に、こういう憲法改正無しで軍隊の保持は可能なのでしょうか? また、こういう主張をしている政治家や法学者はいるのでしょうか? よろしくお願いいたします。