• ベストアンサー

知覚が錯覚を生じさせなかったらどうなるの?

今錯覚について勉強、調べています。知覚が錯覚を起こさなかったら、私たちの感じる世界ってどういうふうになるんでしょうか?錯視もすぐにわかってしまうとか、そういうだけなんでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • nobuchi
  • ベストアンサー率54% (475/875)
回答No.2

こんにちは。 学者ではないので、私の私的な想像として・・ 以下 読んでくださいね。 おおむね質問者さんのお考えとおなじです。 ただし、「錯視」は主観的な感覚なので、一度 錯視を体験して無いと「錯視がわかってしまう」なんて現象も起こりえないのではないでしょうか。 その人にとっては「分かる・分からない」も無い「日常」なのですから。 この質問の重要なキーワードは「私たちの感じる世界」という概念かと思います。 私達は赤外線を「見る」とされる「猫の世界」を知りませんし、複眼で認識される「昆虫の世界」を知りません。 こうだろーなーっと想像はできても「赤外線」がどう視覚化されるか、複眼がどう視覚化されるかは謎。 うまり、私たちの知る「錯覚のある人間の視覚」というやつも、人間の限定された感覚が生み出した現象に過ぎず、「錯覚の無い世界」は常に目の前にあるにかかわらず知らないだけではないでしょうか。 もっと簡単に言うなら、 「錯視」しない人間がいたなら、「錯視」という現象そのものが存在しないので「錯視」がどんな現象かも知りようが無く、そこには我々とは違う錯視の無い「日常」があるだけだと思います。 ーーーーーー ちょっと例えは違いますが・・ 先天的視覚異常をお持ちの方の「見ている世界」を考えてみて下さい。 その人にとってはそれが生まれてからずっと認識してきた世界なのです。 それが「他の人と違う」と気が付くのは、言葉によるコミュニケーションで「自分と違う世界」があると理解した時なのですよ。 我々もまた・・、犬の見えない「色」を見ていますし、豚とは違う3次元感覚を駆使して生きていますが・・・・ 彼ら動物が言葉を話せるなら、人間はそれは奇妙な「見ている世界」を持ってるかもしれないのですね。

team777
質問者

補足

回答ありがとうございます。 >「錯視」しない人間がいたなら、「錯視」という現象そのものが存在しないので「錯視」がどんな現象かも知りようが無く、そこには我々とは違う錯視の無い「日常」があるだけだと思います。 言われてみれば、錯視は疑わない限りそれを真実と見てしまうんですよね、参考になりました!

その他の回答 (5)

noname#12988
noname#12988
回答No.6

脳が把握できないことで錯覚が起こるのだとすれば、 錯覚が起きない=脳がすべての感覚を正しく、誤差なく把握できる ってことにならないでしょうか? 錯覚が起きないっていうことは、絶対的な感覚を持ち、ミスなく処理できるということになると思います 例えば記憶の錯覚がなくなるとすれば、感覚の情報すべてが、完全なデータとして脳に記憶されることになると思います それができなければ、断片的な記憶しかなく、わかることは正確にわかるが、 わからないこと、記憶しきれなかったに関しては、全くわからないということになるような気がします 錯視も、不完全な処理が原因だと思いますので 錯覚が起きなくなるということは、正確に把握できるか、処理しきれずにどうかなるか、のどちらかではないでしょうか 錯覚は、不完全な情報を埋めるように起きるのだと思います

team777
質問者

補足

回答ありがとうございます。 >錯覚が起きなくなるということは、正確に把握できるか、処理しきれずにどうかなるか、のどちらかではないでしょうか そうですね、脳の能力が良いせいで正確に把握できて錯覚をとらえられなくなってしまうか、逆に知覚がなくて錯覚の感じることのできない状態であるかのどちらかということになりそうですね。参考になりました。

noname#12988
noname#12988
回答No.5

錯覚を起こさずに感じるというだけではないでしょうか? 知覚が錯覚を起こさなかったら、錯覚という概念自体がないってことですよね 錯視もおきないんじゃないでしょうか?

回答No.4

No3kaitaradouです。前に書いたことの繰り返しになりますが、3次元の地球を2次元の地図に移すようなことが外界の対象を脳の中に移すことと考えてみた場合、どこかに切れ目とかゆがみを許さない限り地球を把握できる地図は作れないことを、何かを知覚できないことにたとえたわけです。この場合地球儀のほうがより正しいイメージを与えていると思いますが、それでも大きさに関する錯覚(?)がなければ地球のイメージは作ることはできないと思います。何かを犠牲にしなければ対象を知覚できないということをこのように私は考えますが、この場合の犠牲というのが錯覚に相当するのではないかということです。つまり錯覚は正しい知覚を可能にするための必要悪とも言えないでしょうか。

team777
質問者

補足

>前に書いたことの繰り返しになりますが、3次元の地球を2次元の地図に移すようなことが外界の対象を脳の中に移すことと考えてみた場合、どこかに切れ目とかゆがみを許さない限り地球を把握できる地図は作れないことを、何かを知覚できないことにたとえたわけです。 よくわかるたとえですね、理解しやすくて助かります!

回答No.3

大変興味ある質問だと思いました。素人なりに考えてみたことを書かせていただきます。外界と対応するイメージを脳の中に作った場合、どうしてもはみ出してくる部分がしわのようになったのが錯覚ではないかと思います。いい加減な比喩で済みませんが、地球全体を二次元の地図にしようとするとどこか必ずひずみが出てきます。ひずみがないような地図を描こうとすると全体がおかしなもの(実物と対応しない意味のないもの)になってしまうはずですが、これと似たことではないかと思います。また錯覚が出ないような知覚を持った生物がいるかもしれないことも期待できます。たとえばゴキブリなどは人間が感じる錯覚を持っていないとか、彼らは全然別の世界像を持っているのではないかと思います。人の間でもそういうことはあるかも知れません。錯覚がないような人は結局何も知覚(意味づけ)できないのではないでしょうか。

team777
質問者

補足

回答ありがとうございます。 >錯覚がないような人は結局何も知覚(意味づけ)できないのではないでしょうか。 えっと…知覚できないということは結局何も感じることができないということですよね?頭悪くてすみません。

  • tsurumiki
  • ベストアンサー率19% (74/380)
回答No.1

錯覚と言うものは一種の予測とのずれが原因じゃないかと思います。 経験則として曲がっている組み合わせなのに実際はまっすぐであるとか。(ごめんなさい、上手く表現できません。) ですので、錯覚を起こさないと言う事は逆に予測が出来ない事になるのではないかと思うのです。 そうすると当然事故が増えたり怪我をし易くなったりするんじゃないかなと個人的に思っています。 人間の能力はきっと生存に必要なものが残っている筈なのでそう考えてるのかも知れません。 愚考でした。

team777
質問者

補足

回答ありがとうございます。 >人間の能力はきっと生存に必要なものが残っている筈なのでそう考えてるのかも知れません。 確かに人間にとって必要のない能力なら錯覚は生じないかもしれませんね!なるほどと思いました。

関連するQ&A

  • 知覚と錯覚の区別について。

    知覚と錯覚はどのように区別できるかを詳しく知りたいんで教えてください。

  • ある知覚が錯覚や幻覚でないとなぜいえるか?

    私は大学で社会学を学んでいる学生ですが最近、心理学の講義を受講しました。 そこで先生から「ある知覚が錯覚や幻覚でないとなぜいえるか?」という課題を出され今週の木曜日までにまとめあげなければいけないのですが、さっぱりの状態で困り果てています。 どなたか教えてください。 お願いします。

  • クロノスタシスという錯覚

    クロノスタシスという錯覚・錯視を防止する方法、又はその工夫などをご存知の方いらっしゃいませんか?

  • 月が大きく見えるのは錯視さくしと言う目の錯覚で、近

    月が大きく見えるのは錯視さくしと言う目の錯覚で、近くに大きなビルが密集しているとそれと比較して見てしまうので大きく見える。 と書かれていましたが、周りに大きな建造物があると絵の錯視の説明では中心にあるオレンジ色の太陽に模した同じ大きさの円は小さく見えています。 周りに何もないと太陽が大きく見えるのが錯視ですか? でもビルとかもじゃもじゃしてるほうが太陽が大きく見えた気がします。これっておかしいことですか?

  • 錯覚

    人間の視覚から脳にかけての認知機能は、どうしても錯覚することがあるのに、どうしてヒトは人間の脳で世界を理解できると考えるのでしょうか。

  • 知覚の恒常性について

    今、心理学で知覚の勉強をしています。 知覚的恒常性の問題で、人が自分のほうへ近づいてくるときに網膜に映るその像はどう変化するか。という問題がよく分かっていません。 網膜に映る人の像はどう変化するのでしょうか? もし知っている方がいましたらお願いします。

  • 知覚とは?

    大学一年生です。心理学概論のレポート(2000字)がまとまらず困っています。課題は、「知覚とは、刺激を受動的に感受することではなくて、人が情報を能動的に『つかみとる』働きであることを、具体的な事実をあげてわかりやすく説明しなさい」ということなのですが、知覚って範囲が広いし、それをどういうふうに規定に字数のなかに盛り込んだらいいのか???。書いては消しの繰り返しで、ちっとも前に進みません。アドバイスをお願いします。

  • 中学生の自由研究で、錯覚(オオウチ錯視)について・・・。

    中学生の自由研究で、錯覚(オオウチ錯視)について調べたいのですが、実験or観察が思いつきません。何か良い実験or観察はありませんか?  それか、中学生でもできる自由研究のネタ、何かありませんか?

  • 知覚の特徴

     A.群化の要因・ゲシュタルト要因  B.主観的輪郭  C.錯視 があることを学び、課題で、この3つの特徴と現象の説明をせよというものがだされました。 自分なりに、Aはひとまとまりの領域が何らかの形にみえること。Bは欠損している情報を補い完結化させようとする。Cは外界の物理的な特性と自分たちの知覚がずれることということでまとめてみました。 しかし、これは現象のことなのか、特徴のことなのかよくわからなくなってしまいました。 もし、現象の方のことでしたら、特徴のほうのことを教えていただきたいと思います。 うまく自分で、文章をまとめることができないので、知恵をおかしていただきたいと思います。 よろしくお願いします。

  • 「補完的知覚」について教えてください

    認知心理学の勉強をしています。 補完的知覚について、できるだけ簡単にわかりやすく教えてください。