- ベストアンサー
何故国はお金を刷る際に国債を使うのか
fujic-1990の回答
- fujic-1990
- ベストアンサー率55% (4505/8062)
国債を担保に紙幣を発行しているので、信用創造の1局面と言えなくもないなとは思いますが、 本来「信用創造」というのは、「預金・貸付の繰り返しによって、銀行機構全体として預金の何倍かの貸付を行うこと」(広辞苑)です。つまり、「自由にお金を刷ることができる」という意味ではありません。 > 何故そういう仕組みにしたのでしょうか? 政府に「自由にお金を刷ることができる」と思わせないためです。政府が自由にお金を刷ることを認めると、政府は自由・無制限にお金を刷り始めます。 すると、インフレになります。インフレになると他国からの信用も失います。ジンバブエドルのようなことになって国家失格と認定されてしまい、相手をしてもらえず貿易などにも差し支えます。 政府・官僚をして、将来国民から集められる税金を遣って返さなければならない「借金だ」ということを明確に意識させることで、将来国民から集められる額内に発行量が制限されます。結果、インフレが抑制されるのです。 > 借金という体にしなくても、お金を作れるならばそのままそれを公共事業に当てる > こともできるはずですよね? できる、できない、で言えば「できます」。しかし、「やっていいかどうか」は別問題です。 人は毒殺できます。しかし、それは「してはならないこと」です。 無制限に印刷すれば、ハイパーインフレになって「100兆円紙幣」などというものを作らないとパン1切れも買えないようになります。そんな社会にしていいのか、という話になります。 なぜハイパーインフレになるかというと、「風が吹けば桶屋が儲かる」式の長い無駄話になりますので自分で考え出せないようなら別に質問して下さい。
関連するQ&A
- 「政府が国債の発行」するのは「信用の創造」に近い概念?
「政府が国債の発行」するのは「信用の創造」に近い概念でしょうか? つまり、国を(銀行)に例えると 増えた税収によって発行した国債(預金通帳)を遅滞なく償還できることが前提で、国債発行によって得た財政(預金)を支出(企業の借り入れ)することにより将来の税収(企業の返済や利子)が増加することによりさらなる信用が創造されていく。
- ベストアンサー
- 経済
- ★ 日銀やFRBが自国の国債を買う効果は?
(1) 中央銀行が政府部門の借金である国債を買うと、政府国債の投資家になると考えますが、合っているでしょうか? そうして、現金が、中央銀行から政府部門に流れます。 その効果は 何でしょうか (2) 買入消却とよく聞きますが、償却あるいは消却とは、存在をなくしてしまうという意味に思えます、つまり借金の存在をなくしてしまう。 一体 なぜ 存在しなくなるのか 仕組みを 教えてください。 それから、政府が借金をしたのに、存在しなくなるようにするなんていう仕組みは非常に都合が良く聞こえます。借金をゼロにすると。 本当は、いけないことではないのですか?
- ベストアンサー
- 経済
- 国債の発行はどこが?
よく建設国債や赤字国債があげられますね。 建設国債はいわゆる健全な国債で、公共事業などの資金をまかなうための ”いい借金” であり、赤字国債は借金を借金で返そうとする自転車操業のものであり ”悪い借金” だと捕らえています。この認識でいいんですよね。 ところで、この国債とはどこが発行しているのでしょうか?国債の信用は国の信用であるから国家機関なのはわかるのですが、日銀なのか内閣なのか財務省なのかがわかりません。
- ベストアンサー
- 経済
- 国債は国の借金ですか?
日本銀行は地方銀行から国債を担保にお金を貸すと 書いてありました。(池上彰さんの書籍) 国債=国の借金 だとすると、借金を担保にできるのですか? 国債ってなんですか?
- ベストアンサー
- 経済
- 国債のしくみがよくわかりません・・
国債のしくみが複雑でよくわかりません。 ・国債とは国の借金のことなんですよね? ・会社で言う株ですか? ・借金時計とかいいますがあれはこうしてる今も国債を発行し続けてるんですか? ・株は外人、個人、投信などが買ってくれますが、国債はだれが買うんですか? ・株は増資すると配当が希薄化するということで値下がりしますがこうして今も増え続ける国の借金である国債は値下がりとか価値が下がったりしないんですか? ・誰が発行してるんですか?日本の中央銀行の日本銀行ですか?
- ベストアンサー
- 債券
- 【お金の無限増殖方法を思い付きました】 日本国債
【お金の無限増殖方法を思い付きました】 日本国債を日本政府が日銀に買わせます。世間的には日本政府の赤字国債です。借金になるはずが利子分毎年懐に入り続けます。 赤字国債を日本銀行に買わせ続けて日銀は借金してるはずなのに借金分の金利を貰い続けることが出来ます。 金利分、お金が増え続けるんです。
- ベストアンサー
- 債券
- なんで国債って売れるの?
アメリカも、我が国日本も、借金まみれで破綻寸前 とか言われています。それなのに、国債が売れる理由が わかりません。 国が破綻したら、国債も紙切れになると思います。 また、政府がヤケクソになって紙幣を刷りまくっても 困ります。インフレになりそうです。 普通、借金まみれの人に、お金を貸すことは考えられません。 なのに、どうして国債は売れるのでしょうか?
- ベストアンサー
- 政治
- 中央銀行の国債買取
「中央銀行の政策には、つねにさまざまな政治的介入が入ります。政府にとっては、みずからの発行した国債を中央銀行に買い取ってもらえれば、それによって債務がなくなるからです。」(伊藤元重『入門経済学』P83より抜粋)という一文がありました。 これは、政府が発行した国債を中央銀行に買い取ってもらった場合、その国債は国にとっては債務ではないということですか?中央銀行は政府から独立した機関であり、そこが国債を買えば、他の一般債権者と同様国に対して債権者となり、国は債務を負うと思うのですがどうなんでしょうか?文中の「債務がなくなる」とはどういうことなのでしょうか?
- 締切済み
- 経済学・経営学
- 利子率と国債と国の借金について
経済学を学んでる大学生です。 好景気になれば利子率があがり、債券価格は下がります。 理由は、様々ありますが、割引現在価値に直すという考え方で今回はやらせていただきます。 不景気では利子率が下がり、債券価格は上がります。 現在の日本の国と地方の借金の合計は900兆とも言われています。これは現在の利子率が実質0だから一番高い状態で計算されてるものだと思うのですが、思い切って利子率を20パーセント程度にあげて、借金の価格を安くしたところで、国が国債を買い上げれば、国の借金の問題は解決すると思うのですが、なぜ政府はそれを行わないのでしょうか? 一時的には円高に成りますが、国債を買い占めたら、すぐ元の利子率に戻せば良いのだと思いますが。銀行も損をしますが、自由化されているので国がこんなに守る必要も無いかと思います。
- ベストアンサー
- 経済学・経営学
- 国債をどう見るか?
国債は、国の借金ですね。だけど、日本は外国から借金しているのは無いかほんのわずかでしょう。そうすると、国は借金を抱えていてもその債権者は日本法人の銀行とか証券会社とか生命保険会社が債権者なわけですね。そうすると、国、政府は貧乏でもお金持ちの日本法人の銀行とか証券会社とか生命保険会社がいるわけですね。そしたら、銀行とか証券会社とか生命保険会社から税金を取り立てる新しい税金を考えれば良いということですか。例えば、外形課税、なんかで取り立てれば良いから、勿論、国債発行高を押さえて国債累積額を減らす方策は考えなければならないけれど、ブラジルとかアルゼンチンなどのように、外国の銀行などから借りている国とは、全然違うよということですか。明治時代には日本も外国から相当借金したけれど、それを考えると今の借金はずっと良いということですか。 教えてください。よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 経済
補足
>>本来「信用創造」というのは、「預金・貸付の繰り返しによって、銀行機構全体として預金の何倍かの貸付を行うこと」(広辞苑)です。つまり、「自由にお金を刷ることができる」という意味ではありません。 申し訳ありません、勘違いして覚えていたようです。 >> 政府に「自由にお金を刷ることができる」と思わせないためです。政府が自由にお金を刷ることを認めると、政府は自由・無制限にお金を刷り始めます。 「思わせないため」というのは比喩的な言葉であり、正確には「自由に刷ることを戒めるためあるいはルール上やりずらくするため」と解釈しました(子供じゃあるまいし政府を騙すみたいなことができるはずがありません) >>インフレになると他国からの信用も失います。ジンバブエドルのようなことになって国家失格と認定されてしまい、相手をしてもらえず貿易などにも差し支えます 増税などのインフレ対策をすればいいのでは? >>人は毒殺できます。しかし、それは「してはならないこと」です。 こちらも例えさせて頂きますが、脱水症状の人に対し、「水中毒になるから水を飲ませてはダメだ」。飢餓状態の国に対して「フードロスになるから食べ物を渡してはいけない」と言っているように思えます。 何故世の中のお金の量が少ない状況で「お金が溢れたら大変だ!」という必要があるのでしょうか? 溢れたらインフレ対策をすればいいだけですし… >>無制限に印刷すれば、ハイパーインフレになって「100兆円紙幣」などというものを作らないとパン1切れも買えないようになります。そんな社会にしていいのか、という話になります。 インフレ対策をすればいいのでは? つまり何故国の借金という体にしてお金を作らないといけないかというと、「お金を作りすぎないように政府を戒めるため」ということですね。 しかし基本的な経済の仕組みを知っていれば別に必要ないことのように思えるのですが… まるで回答者はインフレ対策は不可能であると言っているように思えます。 インフレ状態になったら増税するだけのことが何故不可能と言えるのでしょうか。