SVL24138CJWだと、グラフィック機能がCPU内蔵GPUになっています。
下位機種のSVL24136CJWIとGPUは共通です(CPUは違いますが)
上位機種のSVL24139CJBであれば、GPUがGeForce GT640Mで
単純に発熱源が別になるだけでも、冷却面では有利になりますが
後からGPUを変えられないのがノートPCの欠点ですから
1920x1080の液晶搭載製品なら
それが上限として考えるのが無難なところです。
CPUの熱上限は105度なので、100度近くでは
ただちにCPUが故障するものではありませんが…
M/B,メモリー,HDD,バッテリーなどは熱に弱い部品ですから
無理をさせない運用が、長持ちさせるコツとも言えます。
さまざまな動画形式に対応したソフトとしてはVLCメディアプレーヤーもありますが
動画処理はいろいろ複雑かつ高速な処理が必要なため
いろんなソフトがあっても、その根幹の部分は共通のOSSを採用している場合があり
CPU負荷としては、大差は無いんじゃないかと思います。
GOMもVLCも、FFmpegプロジェクトの成果を採用していて
ほとんどの動画共有サイトなども、サーバー内でFFmpegを利用していますし
動画変換ソフトなども、無料製品ではFFmpeg採用が一般的だったりします。
デコーダー自体は、データ形式にもよるのではっきりしませんが
どちらかというと、GPUでの動画再生支援機能が
利用できるかできないか、使っているか使っていないか
のほうが、負荷や発熱に対して、影響は大きくなりやすいはずです。
再生支援が使われていないなら、負荷はGPUよりのCPUのほうが大きく
一般論としては、GPUでの支援はCPUでの処理よりも効率的で
また、CPUの余裕を作ることができるため
支援機能による、再生品質や変換品質の問題が起きない限りは
GPUの支援機能を使うほうが、良い選択肢と考えられる場合があります。
ですが、たぶんGOMもVLCも
デフォルトでは再生支援を使う設定にはなっていない気がしますし
なっているならなっているで、あえてそれをはずしてみる必要もあるかもしれません。
市販ソフトでは、独自のデコーダーなどを開発しているものがあるはずですが
再生負荷自体が低いという評判のソフトは知りません。
なお、今i7-4770Kの自作PCでH.265の4KサンプルをVLCで再生してみると
40%以上のCPU負荷が続きますが、室温が低いこともあって
CPU温度は50度程度にとどまります。
紅白を1440x1080のTSから、1440x1080のH.265,FLACにしてみた動画は
CPU負荷は20%を切り、温度も40台前半まで下がります。
負荷は二倍程度ということになります。
可能な限り、フルHD以下のデータを利用するようにしたほうが良いでしょう。
基本的に、自作PCに限らず、セパレート構成のPCのほうが
冷却性,放熱性,排熱性では優れていますから
負荷で壊れるリスクに対しても、ノートPCや一体型より有利になります。
GeForceなどのGPUをグラフィックカードとして追加できることが多く
それによって性能も高められる場合もあります。
4Kテレビなどを購入して、それにPCからの動画再生表示をしたい場合は
中古でもいいので、セパレート構成の動画再生に強いPCを用意するほうが
快適に使えると考えられます。
OSなしの激安中古品を入手して、無償配布されているLinux系OSを入れても
VLCはLinux版もあるので、普通に使えたりします。
まぁ、すべてのPCでLinux系OSが動くわけではありませんけどね。
お礼
回答ありがとうございます。 ほこりの多い部屋で使っていますので、ほこりの影響は否めません・・・。