女性の社会進出と職種について

質問

女性の社会進出について、どんなに企業努力しても職種によっては不可能ではと思うのですが、皆さんどうでしょうか。

私は営業の仕事をしています。
先輩で、産休から復帰して時短勤務されている方がいらっしゃいます。
仕事のできる方だったので、産休に入る前は営業成績もとてもよく顧客からも信頼されていました。

時短勤務で戻ってこられたときに上司が新しく担当を割り振ったのですが、顧客から、担当を変えてほしいという要望が多数来るようになりました。理由は、うちは夕方しか営業をうける時間がないから時短勤務の人とはお付き合いできないという理由でした。
結果的に担当先（約３０件）の内約三分あの一からそのような連絡が来て、上司は担当を変えざるを得なくなりました。
担当を変えてほしいと言ってきた取引先の多くは大口の取引先であり、その先輩は担当先の市場規模も大きく下げざるを得ず、実績が出なくなってしまいました。
担当を変えてほしいといわれた担当先については、他の社員で回しており、結果的に他の社員の負担増にもつながってしまっています。。

その人自身はやる気があるし、仕事も実際はできるのに、市場からのＮＧにより、出世の道が途絶えてしまいました。
私自身学生時代に女性の社会進出について勉強していたので、なんだが大変残念ですが、どうしようもない現状に絶望すら感じています。

こういうことってどこの会社にも起こるのでしょうか。
解決している事例はあるのでしょうか。

回答No.2

JP002086

私が思うに・・・・
女性って、妊娠し出産し数カ月から１年もしくは２年育児の後に、元の職位に戻るのは、非常に難しい職種もあれば、以外と問題が無かった職種もあるかと思います。
また、業種に関してもマチマチかと思いますね。

私が社員組合で動いて居た時は、就職時には女性の生理休暇すら無かった時代で、且つ、社内恋愛の末結婚し妊娠したら女性は退職する方が多かったのもあり、復職プログラムすら考えられていませんでした。
この復職プログラムは、例えば仕事が忙しくなった時に、インフルエンザ等の伝染病と認定されている病気になって一時的に職場を離れ復帰した時に、感じた事をそのまま「何が必要か？」を考えた末に社員規則に盛り込んだものです。
なので、企業の大小に関わらず「復職プログラム」が無い所では、男女に関係なく休職から復職するのは、非常に難しいと思います。

なので「企業の大小に関わらず、どこにでも起こり得る」と言う事です。
解決している企業の事例は、探せば色々と出て来るはずですよ。

回答No.1

yaasan

この件に関しは性別というフィルターを通すことが間違っていると思います。断った会社がどの取り引きにおいても女性はお断り、みたいな行動をしているならともかく、理由は「営業の対応できる時間に働いていない営業さんではスムーズに取り引きができません」ということですから。

目の前で起こったことは出産をして育児に時間をかけるために時短勤務をしている女性だから、そういうふうに感じたのでしょうが、世の中には体力的な問題や、親の介護などで仕事時間を短くしている男性もいます。その人が担当であれば、同じような理由で担当の変更を打診されると思います。男女関係ないですよ。

男女の職業上の不平等は理由が「女性だから」以外が認められないような状況において、成立するのです。女性が自身の幸せを追求するにあたって、出産・育児を優先すれば、出世は遠のきます。男性も出産に際して、奥さんにつきっきりになるとか、育児を優先させれば、出世は遠のきますよ。それは同じことかと思います。

では、女性は出世のためには育児も捨てろということか、と感情的になられるかもしれませんが、そのための夫婦なのですよ。奥さんが仕事で頑張る分、旦那さんがフォローする。それが成立して初めて平等というポジションに持ってこれる話になるかと思います。

今まで、男性だけが活躍していたような社会だったのは、男性が仕事をしてお金を稼ぐ、女性は家庭で家事や育児を担当する。その振り分けがちゃんと機能していたからです。女性が男性と同じように働く権利を主張して、平等を訴えるなら、男性も同じく家事や育児を頑張る権利があって、どの場面においても等しく扱えるようにするのが真の平等です。時短勤務で働く時間を制限されているのですから、その時間内で達成できることが評価され、外れている時間で他の人が達成すれば、その分評価が弱くなるのが真の平等です。

３分の１の会社から担当を外されたなら、他の人が担当している会社の中で、夕方に営業しなくても大丈夫な会社も存在すると思います。それをできるだけ回すようにすれば、他の社員への負担も自然と減るのではないでしょうか。出産前より仕事時間は減っているのですから、仕事の全体量が変わらないのであれば、各社員の負担は増えるのが当たり前。今回、振り分けた仕事が戻ってきて、余計にきつく感じているかもしれませんが、出産のために休んでいた時期だって、同じように負担が増えていたんだから、その分、仕事をすれば評価につながると思って頑張るしかないと思いますよ。

女性だから虐げられた、という事案ではなく、むしろ平等に扱って、仕事を打ち合わせするのに時間の合わない社員が担当では厳しいという現実が叩きつけられただけかと思います。