物理学者が宇宙論に貢献するのはなぜでしょうか？

質問

天文学者ではなく物理学者が宇宙論に貢献することがあるのはなぜでしょうか？

回答No.5

nananotanu

物理学者にとって、理論的にも、実験的にも、1番大きな『実験室』が宇宙なんですよ。ただそれだけ。天文学を研究する人がいわゆる星に詳しい必要なんて、全く無い。

回答No.4

A1200hd40

ざっくり云うと、物理学が、物質・事象・現象を扱う学問だから。

モノが動くって、どういうことだろう？
光が曲がるって何故だろう？
波ってどんなモノ？
そもそも、モノって何？
熱が伝わるってどういうコト？
結晶ってどうしてあんな形？

こういうコトって、天文分野に限らず、色々関わりますよね？
物理ってば、そういう感じに横断的で、枝分かれの多い学問だと思います。

回答No.3

noname#247736

１６世紀に、「地動説」を唱えたガリレオ・ガリレイでさえも、現在では、「イタリアの物理学者、 天文学者、数学者」と紹介されています。天文学を研究するうえでは、単に「星の観察」だけではなく、というか、「星の観察」に物理学や数学の知識も必要としたということじゃないでしょうか。
何の本で読んだのか思い出せませんが、「宇宙のことなんて、今でも5％も分かっていない」のだそうです。「調べたくても、調べる手段が限られている。それで、観察できるところでも、それを説明するために「数学」、観察だけではどうしても説明できなところは、理論物理学に頼らざるを得ない。」ということだったんじゃないかなぁと、ご質問を読ませていただいて、素人なりに想像しました。宇宙のことに関心を持つと、必然的に「物理学」、「数学」が必要になってくるということじゃないかと。
それと、「天文学者」というと、何となく、「望遠鏡をのぞいて、星を観測する。」というイメージがありますよね。天文学で知りたいこと、天文学の期待に、望遠鏡などの機器の発達が応えていないという側面があり、「理論」の方が先行したのではなかと想像しました。
宇宙と同じようにわかっていないのが、「深海」だそうですが、「気圧」が観測を妨げているようですが、それでも、深海探査船の開発などによって少しずつ分かってきているように思います。

それでも、天文学なんていうのは、まだ、マシなほうで、宇宙における「生物学」なんていうのは、理論もへったくれもない、というか、皆無に等しいのじゃないかと思います。

回答No.2

Nakay702

＞天文学者ではなく物理学者が宇宙論に貢献することがあるのはなぜでしょうか？
⇒以下のとおりお答えします。

宇宙には、ニュートリノに代表されるような素粒子が無数に飛び交っています。素粒子は原子の構成素で、大変小さく、私たちの体を一秒間に数億個ものニュートリノが通り抜けているのだそうです。また、宇宙開闢のときの基本粒子で物質のもとになったクォークも素粒子の一つです。

ということで、宇宙を考えるためには素粒子論、物理学、量子力学などの知見が必要になります。このように、天文学と物理学が関連することを象徴する絵図があって、それを「ウロボロスのヘビ」と言います。丸い輪を描いて自分の尾をくわえるヘビの図柄で、極大の宇宙と極小の素粒子がつながっている状況を表しています。

回答No.1

tetsumyi

天文学は物理学の一部ですから、物理の基礎的な数式から天文学現象を理解する解を導くことで貢献でいます。
と言うか、天文学は殆んど物理法則から説明ことで認められることになります。
単に天文現象を観測するだけでは宇宙論にはならない。