アメリカの医療制度について質問です。

このQ&Aのポイント
  • アメリカの医療制度について疑問があります。日本と比べてなぜ国民皆保険制度がないのか気になります。
  • アメリカでは医療費が非常に高額であり、多くの人が自己負担によって破産しているという報告があります。さらに、新型コロナウイルスの感染者数・死者数の増加も国民皆保険制度の欠如が原因なのか疑問です。
  • アメリカの医療事情は深刻であり、例えば盲腸の手術だけで400万円の医療費が発生するケースもあるそうです。また、難病をかかえる母親が一回の医療請求で2310万円の費用を支払わなければならないという状況も報告されています。
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アメリカ合衆国の医療制度について質問です。

アメリカ合衆国の医療制度について質問です。 以下の動画は、とある日本人旅行者が、アメリカ合衆国への旅行中に盲腸になり、手術、そして入院して、その後の医療費の請求の際、何と400万円請求されたそうだ。 さらに、あるサイトでは、医療費の自己負担によって、破産するアメリカ人が多く、しかも中産階級だそうですが、ここで以下の質問です。 1.なぜアメリカ合衆国は、日本のような国民皆保険制度を設置しないのでしょうか? 2.アメリカ合衆国の新型コロナウイルスの感染者数・死者数が増加している理由は、国民皆保険制度が無いから、このような地獄を生み出した原因なのでしょうか? ●『【実話】アメリカで盲腸になってはいけない!簡単な手術で400万円...医療費破産。』↓ https://www.youtube.com/watch?v=oQlEuFZEK4E ●『アメリカでは毎年53万世帯が破産している。そのほとんどが医療費と病気が原因(米研究) : カラパイア』↓ http://karapaia.com/archives/52270887.html ●『指に包帯を巻いただけで90万円。アメリカ、驚愕の医療費の実態 : カラパイア』↓ http://karapaia.com/archives/52170841.html ●『アメリカの医療事情がさらに悪化。難病をかかえる母親が明かした1回の医療請求額はなんと2310万円 : カラパイア』↓ http://karapaia.com/archives/52241880.html

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  • koncha108
  • ベストアンサー率49% (1312/2665)
回答No.3

1. 2つ問題があると思います。一つはそもそもの医療費が高い事。アメリカの病院にかかってみればすぐわかりますが、小さな医院でも先端の機器が導入されているし、手術でもしよう物なら日帰りのちょっとした手術ですら分業性で総合医、麻酔医、執刀医、術後をケアする医者などたくさんの医者が絡み、それぞれと医療の承諾の同意書に署名をする必要があて、人と機材とお金がかかっているのがわかります。歯科医師ですら、通常は分業制で虫歯一本直すのに2-3人の専門医に見て貰う必要があります。保険に入っていると、この見るからに高額な医療費が、私が加入していた保険ではほんの少しのCo-payと呼ばれる一定額、を支払えば治療してもらえるので(この条件は加入する保険によってかなり違う)、逆に言えば保険額が非常に高い。医者は医者で保険の種類を見て高額な支払いがカバーされている事がわかれば患者の懐は痛まないし医者は儲かるので、高度な治療を進めてきます。こうした高額の医療保険は大企業に勤めていれば会社が負担してくれますが、会社を辞めたりすると同等な医療を受けたければ再就職するまでは高額な医療保険を自分で支払わなければなりません。 二つ目は、保険は日本の国民保険と違って生命保険のようなビジネスですから国が支援してくれるような物ではないし、高齢者や障害者のように他人のための負担があるわけではなく、個別の契約ベースで採算を取らなければいけない事。そうなると、最低限の医療を受けるためであっても低所得者層が支払う事ができ採算が取れるような保険商品を用意できないと言うのが現実と思います。低所得者向けの公的保険メディケアも存在していますが、加入条件があり皆んなが入れるわけではありません。オバマ大統領の時代に、民間の保険会社に定価価格の保険を提供するよう義務付け、国も支援をし、国民にはいずれかの保険に加入する事を罰則付きで促すいわゆるオバマケアが誕生し、保険未加入者は大幅に減少しました。ただ政府の負担と既存の保険加入者の保険料の上昇を招き、議論や批判は続いていていて、またそれでも加入できない低所得者もいます。 結局、国民皆保険にしても、高額な医療費をカバーできる財源が無いと言うことと思います。 2. ロックダウンされていても外に働きに出ざるを得ない低所得層、特に黒人の低所得層で感染者数の割合が高いと言う事は指摘されていますが、アメリカ全体で新規感染者がいまだに増え続け、死者数も一時期減少傾向にあった物がまた増え始めているのは、国民皆保険と直接関係ないと思います。重症患者が増えて医療が追いつかなくなって医療崩壊が起こると死者数が上がる傾向がはっきりしていると思いますが、アメリカは経済を優先して経済活動再開を促すトランプ大統領とそれに従う共和党の州知事、感染を押せる事を経済よりも優先させる民主党の州知事で対応が大きくわかれてしまっていて、国として経済にしても感染対策にしても一本筋の通った方針がありません。マスクをして三密を避けている人がいるかと思えば、コロナ前と同じように振舞う人たちも多く、報道される映像を見ている限りでは当然の結末のように思えます。政治の問題でしょう。

その他の回答 (2)

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15295/33014)
回答No.2

1。1.なぜアメリカ合衆国は、日本のような国民皆保険制度を設置しないのでしょうか?  理由うは少なくとも二つあります。  (い)国民保険制度は一種の社会主義だと考える風潮がある。  (ろ)製薬会社、ある種の医療機関、保険会社などが反対している。 2.アメリカ合衆国の新型コロナウイルスの感染者数・死者数が増加している理由は、国民皆保険制度が無いから、このような地獄を生み出した原因なのでしょうか?  この二つには関係がないと思います。

  • f272
  • ベストアンサー率46% (8005/17110)
回答No.1

(1) アメリカで健康保険に加入しないのは,低所得者です。これを健康保険に加入させると保険者の医療費支払いが多くなり,そのために保険料が上がることになります。また既往症がある人も健康保険に加入すれば同様に保険者の医療費支払いが多くなり,保険料が上がることになります。 結局のところ国民皆保険制度ができて喜ぶのは年収の低い1/6程度の人たちであり,支持が多数にならないのです。 (2) 国民皆保険制度の問題ではなく,マスク,手洗いがアメリカ在住者に浸透していないためでしょう。もちろん国民皆保険制度がないことが死者数が増加している原因にはなっているのでしょうが,感染者数増加の原因ではありません。

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