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漢詩の読みと意味教えてください。

盧溝曉月墮蒼煙,十二門開日色鮮。海上仙山無弱水,人間平地有鈞天。寶幢珠珞瞿曇寺,豪竹哀絲玳瑁筵。春雨如膏三萬里,盡將嵩呼祝堯年 宋本 元 の 大都雑詩 四首 のうちの詩です。 書道の作品を作るときに使う墨場必携という本にこの中のニ句が載っています。 「海上仙山無弱水,人間平地有鈞天」ですが読みが、海上の神仙、弱水に非ず。人間平地鈞天あり。 意味:海中に神仙がいると聞いているが、それは蓬莱島の弱水ではない。 この世の安泰なるが地に天楽があるのである。 となっています。 蓬莱島は東方の神仙がいる伝説の島、弱水は内陸西方にある崑崙山の周りを流れる伝説の川だと思います。全く別のもので“蓬莱島の弱水”という訳が間違っていると思うのですが。またうえの詩から蓬莱島のという語が出てきたのはなぜでしょう。 “海上の神仙”=蓬莱島のことでしょうか。とすると神仙は蓬莱島(海上)や弱水あたりにいるのでは無い。この世の安泰なる地に天楽(天の楽園=神仙世界)はあるのである。 と私は訳したのですがどうでしょうか。漢詩、中国文学に詳しいかた教えてください。もしわかれば詩全体の読み、意味もおしえてください。

  • M1343
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みんなの回答

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15295/33014)
回答No.6

 #5です。補足です。 >>人間はじんかんと読んでこの世とか世の中の意味だと思いますがどうでしょう。 人の間もおなじことでしょうね。  おっしゃる通りです。対句の関係で「海の上の」に対する「人の間の」としましたが仏教の呉音で読むニンゲんとは違うので、漢音でジンカンとすればいいと思います。  https://japanknowledge.com/articles/blognihongo/entry.html?entryid=80

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15295/33014)
回答No.5

1。 お気付きの通り  海上仙山無弱水 と  人間平地有鈞天  は、対句のようです。そうすれば   海の上の仙山に弱水なけれど   人の間の平地に鈞天あり    http://www.chinesewords.org/dict/309028-364.html  と読むのではないかと思います。 2。全体の意味は、最後の「堯年」(下記)は平和な良い時代という意味ですから。それを祝うという意味ではないかと思います。  https://kotobank.jp/word/%E5%A0%AF%E5%B9%B4-2029508  

M1343
質問者

お礼

ありがとうございました。鈞天の意味の出典まで。 人間はじんかんと読んでこの世とか世の中の意味だと思いますがどうでしょう。 人の間もおなじことでしょうね。

noname#252332
noname#252332
回答No.4

おまけ (白居易が長恨歌で詠んだように)海上に楊貴妃の霊が住むと仙山があるというが、(仏教の故事が言うように)弱水のような伝説の神聖な場所は実在しない。と、機械の学校を出ただけで中国語の学校も行ったことがないxitianが訳すならば、次に意味が繋がることになります。あてになりませんよ。 海上仙山 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%95%B7%E6%81%A8%E6%AD%8C 忽聞海上有仙山  そのうち海上に仙人の山があると聞き及ぶ。 無弱水 http://blog.sina.com.cn/s/blog_4a4ec4f301008egc.html  経典の故事に言う、仏の住む霊山の前には弱水が流れる。 ある者が仏に問う、弱水深さ3千、どうやって渡りますか? 仏は言う、本来弱水は存在しない。どうして浮いたり沈んだりするものか。サイトの主かわいいですね。

M1343
質問者

お礼

海上の神仙と弱水の詳しい解説ありがとうございました。

  • v0002106
  • ベストアンサー率15% (10/63)
回答No.3

Lugou Xiaoyueは煙を粉砕し、暗闇の中で12個のドアが開きました。 仙山の海には弱い水はなく、世界には日があります。 宝珠寺、Haozhu喪。 春の雨は30,000マイルのペーストのようなものです。 Googleで検索すると意味不明になりました

M1343
質問者

お礼

ありがとうございました。漢詩は翻訳ソフトでは上手く訳せないようです。

noname#252332
noname#252332
回答No.2

白居易の長恨歌をふまえているのだと思います。

  • Suzi
  • ベストアンサー率38% (130/334)
回答No.1

 伝説の神仙はどこにいるか?の一つに山東半島の東の海に見える島と言われています。秦の始皇帝が短期間でありながらもあちらこちら遠征するのは神仙の不老不死の薬を探すためで、その山東省への遠征が多かったと聞きます。  結局、その島は、蜃気楼であり、山東半島の東海岸は時期によって蜃気楼が良く出る場所と聞き及んでいます。その島を蓬莱島と称し、神仙がいるとされる幾つかの場所の一つに弱水があったのかと思われます。とすれば、山東半島沖に見える蓬莱島と崑崙山付近の弱水は別の場所です。  訳は、M1343さんのおっしゃる通りだと私も思います。「蓬莱島の神仙などは弱水にもおらず」とかでしょう。  ただ、宋の時代に「人間」という語意があったのか?という疑問が残ります。前の句のように「間」は場所詞のような助詞のような気がします。  手元に資料がなく、曖昧な回答で済みません。

M1343
質問者

お礼

ありがとうございました。伝説の神仙のことよくわかりました。

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