植物の学名の見方とは?

このQ&Aのポイント
  • 植物の学名の見方について教えてください。
  • イヌゴマ、エゾイヌゴマ、シラゲイヌゴマという3種の植物の学名について説明してください。
  • 質問文章の植物の学名についての解説をお願いします。
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植物の学名の見方

下記のシソ科の植物3種の学名を例にして、植物の学名の見方を教えて下さい。  イヌゴマ   Stachys riederi var. intermedia (Kudo) Hara  エゾイヌゴマ   Stachys riederi Chamisso var. villosa (Kudo) Hara  シラゲイヌゴマ   Stachys riederi var. intermedia (Kudo) Hara f. villosa Kudo 質問なのですが、 (1) 「Stachys riederi」は共通していますが、何でしょうか??? (2) 「Stachys riederi」のあとに、エゾイヌゴマだけ、「Chamisso」が記入されていますが、何でしょうか???どんな意味があるのでしょうか??? (3) 「intermedia」と「villosa」は何ですか??? (4) 「(Kudo) Hara f. villosa Kudo」は、 どういうことを意味するのですか???Kudoと Haraというのは、人名だと思うのですが。

noname#228965
noname#228965

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  • lupin__X
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回答No.1

生物の分類は、上から 界・門・綱・目・科・属・種 とあります。 イヌゴマは、 →植物界・・・シソ目シソ科イヌゴマ属イヌゴマ となります。 世界共通としては、ラテン語を使います。 (ラテン語形式に造語したりして、辞書にない語も多い。) 種の学名は、基本的に属名と種名で表記します。 属名は、大文字で始める。 イヌゴマ属 Stachys で 種を表すのは、Stachys riederi で十分です。 (Stachys は、ローマ時代の人名、riederi も人名らしい) 以下、追加する付加情報について書きます。 植物の学名では、命名者をよく後につけます。 ☆種の中で地域差等から特徴が分かれたものの分類 ssp subsp 亜種 var. 変種 f forma 品種//命名者の後 filius 息子とか 例えば、アジアに広く分布している種で日本特有の亜種 日本に分布する種の北海道特有の変種とか。 ここまでは、一般的な分類学の知識で答えられます。 研究者は、限られた専門のごく一部の分類だけで、 他の分野は、調べないとわかないですよ。 Chamisso:植物学者アーデルベルト・フォン・シャミッソー Hara : 植物学者 原 寛 Kudo : 植物学者 工藤祐舜 Hara f.:(原寛ではない別の学者) var. intermedia 中間の var. villosa   長軟毛のある ◎推理(該当・関連の論文を確認してはいません) 最初の原種は Chamisso が研究命名、その後、変種が 研究された。最初から変種としてではなく、新種の 可能性があったが、同一種があって変種とした場合が 多いでしょう。 シラゲイヌゴマは、まぎらわしいですね。 Hara f. villosa f. が Hara につくなら、別の原さん、 f. が vilossa につくなら、intermedia変種の villosa品種。

noname#228965
質問者

お礼

ご丁寧に解説していただき、ありがとうございました。 学名の見方が少し理解できるようになったと思います。 Hara f.:(原寛ではない別の学者)……文献を見てみますと、「原松次」という名前がありますので、「原松次」かも知れませんね。単なるあてずっぽうですが。 f. が Hara につくなら、別の原さん、f. が vilossa につくなら、intermedia変種の villosa品種。……このような解釈もあるのですね。なかなか単純ではないですね。難しい。(T_T) 「シラゲイヌゴマ」はさておいて、「エゾイヌゴマ」も現地で「イヌゴマ」と区別するのはなかなか難しいという解説もありますし、素人なので「イヌゴマ」で統一しょうかな、それとも、もう少し入り込んで、「エゾイヌゴマ」を探そうかと迷っているところです。(*^_^*) それにしても、何でこんなに、細かく分類するのかなぁ???「毛が多い」とか「毛が少ない」というような連続するような変異にまで、「種を分ける」というのはどういうことでしょうね。???何の意味があるのだろう。???……これも、今、心にひっかかっている課題です。そのうち整理が出来たら質問したいと考えていますので、お目にとまりましたら、よろしくお願いいたします。

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