戦後の占領時代の文学作品について

このQ&Aのポイント
  • 戦後の占領時代の文学作品には、敗戦国の男がコンドームを使用する機会を取り上げた作品が存在します。
  • このような作品は、日本の歴史上の汚点を考えるための敗者の尊厳を描いています。
  • 坂口安吾の作品には、そのようなテーマを含んだものがあるとされています。
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この、うろ覚えの文芸作品に心当たりはありますか

私は中年のおっちゃんなんですが、研究テーマ発掘のための質問です。 若いころおおむねこんな文芸作品を読んだことがあります。 戦後の占領時代、残飯を煮込んだ有料の飯屋のメシで、進駐軍のコンドームをかじった。 こんな文章を書いた文筆家と該当する作品の心当たりをおたずねします。 私が研究しようとすることは、その当時の歴史性でして。 敗戦国の男が、占領する外国の兵隊が使用するコンドームの機会は、麗しの大和なでしこ以外にない。 その使用済みコンドームで飢えをしのぐ苦しさについて、文学の背景になった歴史性の考察です。 勝者ならば、敗者と栄光を分かち合ってこそ戦争状態の終結が完了する。 このような考えで、日本の歴史上の汚点を考えるつもりです。 いまだに暴力に頼るアメリカへの堂々とした敗者の尊厳を厭味ったらしい文学にしたいです。 該当の文学は確か坂口安吾あたりではないかと身に覚えがあります。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.1

残飯シチューと呼ばれる食べ物ですね。 戦後の世相を綴った小説『自由学校』ではないでしょうか。 作者は獅子 文六、朝日新聞で連載された長編小説とのこと。 もし違ったとしても、トピ主様の研究資料としてお使い頂けるのではないかと思います。

Flareon
質問者

お礼

ありがとう。 私が読んだのは、田舎の小さな書店にも並んでいる有名なやつなんだが、当時の世相ではそれが当たり前だったというのが、複数の文献に心情が書き記されたことでうかがい知れる。

Flareon
質問者

補足

研究の発展として現代について考察です。 イラクの男性は使用済みコンドームを食べるほどの敗者の屈辱を受け入れていない。 それでテロとかなんとかだろう。 当時の日本の男性の共通した苦情から、敗北をかみしめることを、敗者の栄光、敗者の尊厳、このように昇華させて平和の尊さをアメリカ向けに嫌味たらたらで文学してみたい。 暴力を伴わない、敗者の復讐だ。 敗北しても植民地解放にまさに成功したのが世界史上の日本の敗北だ。

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