将来、自宅(自営)でパソコンの仕事

質問

軽いメンタルの病気で精神科、
書痙（パソコンのタイピングや、書字が多少困難ですが）でリハビリテーション科に通院しています。
現在は非常勤職員として、週５日、１日７時間で、庶務をしています。
占い師、精神科の先生に、
「あなたは人間関係の複雑な組織で仕事をするより、頭が良いのでパソコンの技能を生かした自営の仕事が向いている」
「大きな会社から、パソコンの技能を生かした仕事を請け負ったら良い」
などと言われました。
自分でも納得する発言でした。

パソコンのプログラム言語の資格はありません。
EXCEL、WORDのMOSの資格は勉強中です。
将来、自宅(自営)でパソコンの仕事も、視野に入れないといけないなと思います。
本当にそのような給料の安定した仕事はありますか？
また、どのような仕事がありますか？
その為には、どのような勉強をしたら良いですか？
少しでも分かる方教えて下さい。

回答No.6

畑中 正憲（@shuminm1629t）

すでに先に回答された方々の通りです。
私も49で独立して自営業でパソコン教室を営んでいます。
安定とは程遠い状況です。ただ、それなりに丸4年が経過し、安定はしていませんが、
軌道には乗っています。波はありますが、大きくへこむこともありません。

なぜなら、本業以外に、コンサルタント、専門学校の非常勤講師、週1日は塾の講師と、複数のキャッシュポイント（収入源）をもっているからです。複数の収入源のすべてがなくなることは確率的に低い、ということです。

私は23年間、進学塾の講師をしていました。先述のように現在も週1日は塾で教えています。進学塾時代はそれこそ今俗にいう「ブラック企業」でしょうか、休みも月に2,3日とれればいいほうでした。ただ、働いた分だけ収入につながったので、そこで蓄えた資金で教室を建て、借金ゼロで始めることができたのです。

自営業というのは休みがありません。もちろん、休もうと思えばいくらでも休めます。その分、収入が減るだけです。サラリーマン時代に過酷な労働をしてきたおかげか、全く休みのない生活は気になりません。収入は在職時の最高の1,000万弱に比べれば、独立した年などは8分の1くらいでした。でも、上司もいなければ部下もいません。貴殿がおっしゃるように、煩わしい人間関係に悩まされるとこもなく、何より自分がしたくても組織の中では稟議がありなかなかできなかったことも好きにできます。それこそお金では買えないやりがい、楽しさがそこにはあります。

資格というのは、それを取得したからといって、すぐに客がつき、収入につながるわけではありません。ただ、お客様は、どんな人に教えてもらえるのか、その「権威づけ」として必要なのです。「こんなに資格をたくさんもっている先生に教えてもらえる」ということのためには絶対必要です。私も在職中にいろいろなパソコン関係の資格を取得しました。自分がもっていなければ人に教えることはできないですからね。

自営業はすべて一人で行わなければなりません。会社であれば、経理、総務、営業、広報と各部署がそれぞれ役割分担して進めていきますが、自営業はすべて一人でこなさなければなりません。自分がやってこなかった、たとえば苦手な営業もしなければなりません。交渉もしなければなりません。ただ、そこが醍醐味でもあり、面白いのです。

ご質問の中の、大きな会社から仕事を請け負う、というのは先述の方がおっしゃる通り、絶対にありません。補足するとそのためにはご自分で会社を起こし、法人化することが絶対条件です。個人事業主から始め、次は行法人化する、これも夢の実現の一つです。
話を戻しますが、会社の大小を問わず、個人と仕事を契約することはありません。別にその会社に規程があるわけでもなく、単に、「責任の所在が会社でなけでばだめ」ということです。もし個人事業主と契約して、個人事業主が病気などで仕事ができなくなったら、その会社の発注責任者の責任が問われることになるからです。相手が会社であれば、常識的に、その担当者ができなくなれば代わりの担当者をあてがうはずです。個人ではそれができません。だからいくら安くても会社は個人とは契約しないのです。

これから自営されるために身につけていくといいと思われることとしては、会社相手でなく、同じ個人事業主または個人相手でおもニーズがあるものは、
・html,cssをはじめとしたホームページ講座（これはブログを加工したい女性にも特に人気）
・サラリーマンを対象にしたエクセルのVBA講座（マクロの記録をもとに加工していく形がお客様ご自身で加工できるので望ましい）
・エクセルの関数講座
などでしょうか。
さらにできたらSQL構文も身につけるとバリエーションが広がります。

独立して自営を目指されるのなら、
１．自分には何ができるのか。（自分の棚卸し）
２．それがお金がもらえるものなのか。金になるのか。
３．必要なもの、場所、開業資金、運転資金。
とく開業して最低2,3年は生活して事業を運転していけるだけの体力（もちろんお金です）
をしっかりと計画して準備されることをお勧めします。
ちなみに私は10年のスパンで計画していました。

よく言われる、個人事業主として開業しても、１年後には４割、３年 後には６割、そして10年後には９割が廃業してしまうとのこと。
持ちこたえる体力（お金）があれば何年でもいけるのでしょうが。

一度しかない人生、やりたいことができたら幸せですね。物事は「段取り8割」といわれます。
周到な準備をしてし過ぎはありません。

私もまだ途中ですが、日々夢を持って仕事ができるのはサラリーマン時代には経験できなかったことです。

サラリーマンはいくら会社が儲かっても、たとえ利益が２倍になっても、けっして給料が2倍になることはありません。でも自営すれば儲かれば儲かっただけ、全部が自分の儲けになるのです。考えたら楽しくないですか。苦労はしますが、その分見返りがあれば、それがそのまま帰ってくるのです。

貴殿も「金になる」スキルを身につけ、資金を準備し、病気に負けず、ぜひ夢を実現されることを願ってやみません。

お礼

返信が遅れてすみません。
何種類も仕事をしないといけないと言うのが初耳でした。
すごく大変な職業ですね。
参考になりました！！
ご回答ありがとうございました。

畑中 正憲（@shuminm1629t） プロフィール

【自己紹介】 はたなか　まさのり　と申します。 よろしくお願いします。 大手進学塾で23年間、英語、社会、国語の講師をしておりました。独立後も専門学校で再就職支援講座のパソコン講座の講師をしております...

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