日本の総資産の41%を上位10%の人が独占している

質問

日本の総資産の41%を上位10%の人が独占しているそうですがなぜこのような富の独占現象が起こるのでしょうか？

韓国は資産の分配に失敗した国だと言われていますが富の45%を上位10%の人が独占しているそうです。

富の分配に失敗した財閥制度が残る韓国と日本の差は4%しかない。

なぜ？？

日本は富の分配に成功して金持ちもいないが貧乏もいない。金持ちと貧しい人の賃金格差も多いと行っても3、4倍に留まっている。

それなのに資産格差が拡がっていっている。

回答No.1

山田 太郎（@f_a_007） · ベストアンサー

私が働いていた会社が事業を整理して全員を解雇した時の内部留保は約３０億円。無借金経営でしたから経営者一族の資産は過去最高。一方、解雇された私らは正社員など夢の夢のパート生活。聞けば、その後、みんな貧乏生活を強いられてるとのこと。経営者一族は、３０億の現金・預金を基に新たな事業展開を行っているようです。ちなみに、愛車はレクサスのようです。

〉 従業員が稼いだ金は俺のもの。

そう言って憚らない社長と一族。いわゆる、働くのはみんなだが、取るのは経営者一族。この法則が存在しているがゆえの現象です。

格差の背景にあるのは、まぎれもなく「働くのはみんなだが、取るのは経営者一族」という法則があるからです。私の体験は、それを教えています。

お礼

みなさん回答ありがとうございます

素晴らしい経験ですね

回答No.2

catpow

富を集中する、言い方を変えれば、資本を集中すると、工場であれば、生産効率がアップします。事務であれば、ＩＴ系の投資により事務効率がアップします。
アマゾンやグーグルみたいにインターネットを駆使し、さらにＡＩを駆使すれば、飛躍的に業務効率がアップとなります。

たとえば、「エクセルマクロが分かる技術者が社内にいないから、パートの女性を雇って１週間かけて事務処理をしている」という中小企業があるとします。
でも、似たような事務作業を資本がある大手企業であれば、エクセルマクロ、あるいは、きちんとしたシステム開発に投資して、１時間で完了するシステムを作り上げていたりします。

富を多く持っている人は、上記のようなＩＴシステムに投資できるので、最初にちょっとした金が必要になりますが、それ以降は、効率化によりずっと多くの仕事を正確にスピーディに行えるようになります。

別の例では、ヤマトの宅配も、最初のシステム化には膨大な投資が必要だったと思います。でも、システムが稼働しはじめれば、「これまでは、梱包が面倒で、しかも到着まで１週間以上もかかっていた郵便小包より、ずっと簡単で早く届く！」ってことで、多くの顧客を獲得できます。

つまり、富が集中すると、効率よい金儲けシステムを生み出すことができるのです。
また、その富の集中が、あるレベルを超えたら、販売価格を自分の思うままにコントロールできる可能性さえでてきます。

聖書には

「あなたがたには、天の御国の奥義を知ることが許されているが、彼らには許されていません。というのは、持っている者はさらに与えられて豊かになり、持たない者は持っているものまでも取り上げられてしまうからです。・・・」（マタイ13章11節12節）

とあるように、富を持っているものは、富のルールを知っているから、どんどん富が集まってくるのです。貧しいものは、そのルールを知らないので、ますます貧乏になるわけです。

そして、富の集中は、資本主義国だけに限らず、「万人が平等な社会」をめざす社会主義国、共産主義社会国のほうが、富の集中度が高いというのが現実ですね。

なお、日本では、韓国や中国などと国民性の違いがあって、金持ちの方も、ああまり金持ちぶらない生活をする方が多いようです。
なので、１０倍、１００倍以上の賃金格差が日本でもありますが、貧乏人には、住む世界が違うという面もあるでしょうが、あまりそれを感じられる機会がないだけではないでしょうか？