生き方を考えさせられた本(シニア)

質問

６０代半ばの男性です。

５０歳代以降の方に、伺います。これからの人生の参考にしたいと考えています。

最近読んだ本(現在も市販されている)で、「シニアとしての生き方を考えさせられた」、あるいは「読んで、残りの人生の生き方を変えた」というような「本」がありましたら、紹介して下さい。小説でも何でも構いません。ジャンルは問いません。

「本」の紹介だけでも構いませんが、もしよければ、どのように「考えさせられた」のか、「生き方が変わった」のかを、簡単にご説明いただけるとありがたいです。

「本」の良し悪しは、人それぞれの感性にもよりますので、ＢＡは選ばないで締め切ります。それでもよろしければ、ご回答をお願いいたします。

回答No.1

gouzig · ベストアンサー

67歳のおじさんです。
私が首都圏でサラリーマンをしていた40代前半に巡り会った本です。
それは「福岡正信さんの自然農法」です。
この本は単なる農業の本ではなく哲学書とも位置づけされています。
福岡正信さんは「人間は額に汗して働いてはいけない」との信念をもっています。
これに私は驚きました。日本では額に汗して働くことを美徳とされてきたからです。
つまり、額に汗して働くことは自然の摂理を無視した強欲さと福岡さんは断言したのです。
ちょっと驚くでしょう？
しかし、これが実は正しいのです。

お礼

前問に引き続き、ご回答いただきましてありがとうございました。

私の残りの人生は、おそらく病気との闘い、新たな病気との遭遇というのが大きなウェイトを占めると思っています。今でも、「これ以上は勘弁してくれ」という気持ちですが、いずれ、近いうちに、癌ともお目にかかることになるだろうと覚悟はしています。

こんな中で、先日、書店で「これでもがん治療を続けますか」(近藤誠著)が目にとまり、買ってしまいました。(*^_^*)ところが、読んでみると、これまでの「癌」に対する、私の認識をまったくひっくり返すものでした。

私は、どちらかというと「頑固」なタイプだと思いますが、この本を読んで、同じ世代の方に伺えば、もっと「認識を新たにさせる本」と出逢えるのではないかという素直な気持ちになった次第です。

「福岡正信さんの自然農法」ですか。

「人間は額に汗して働いてはいけない」……私は、もともと「額に汗して働く」人間ではないので、「認識をひっくり返される」というよりも「共感できる」という本かも知れませんね。それにしても「自然の摂理を無視した強欲さ」というのは、おもしろいですね。現在の人類が抱える様々な問題の根源のような気がします。

古い本のようなので、見つかるかどうか分かりませんが、図書館などで探してみます。