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外国語の習得について

日本人は英語を中学から大学まで10年間学んできても、実際に使えるレベルに達する人は数少ないです。ほとんどの人はまともにしゃべれないですね。 ところが、ドイツ語やフランス語を大学から始めたにもかかわらず、短期間でほぼ完璧にマスターして現地の大学に通ったり、働いている人が知人の中にもいます。 この違いは何なのでしょうか。ドイツ語やフランス語の教育方法がいいということなのでしょうか。

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  • ベストアンサー
回答No.8

そうですね。たとえば、外国語学部の学生も、大学に入ってからそれまでは未知の語学を専攻して、卒業したら、その語学のエキスパートと見なされるようになりますね。かなり厳しいカリキュラムでたたき込まれますし、ちょっと油断すると容赦なく留年させられる環境だから、ちゃんと勉強するんですね。 英語も、中学からの10年間ちゃんと勉強していたら、別に会話学校なんか行かなくても、留学なんかしなくても、仕事でのコミュニケーションをするぐらいの英語力は自然と身につきます。でも、ほとんどの日本人はちゃんと勉強していないんですね。 少なくとも中学のあいだは、定期試験で90点以上コンスタントにとれるくらい、高校でも80点以上コンスタントにとれるくらいに、大学でも優がコンスタントにとれるくらいに勉強していれば、あとは必要に迫られたときにコミュニケーションをとろうとする強い意志があれば、それで十分です。ほとんどの人がまともにしゃべれないというのは、ほとんどの人がまともに勉強していないということに他なりません。 ドイツ語やフランス語に興味をもってやっている人はそれだけちゃんと自分で勉強しているから、すぐ実用にも対応できるんですね。ちゃんと勉強しているかどうかだけの問題で、英語以外の教育方法がいいかわるいかは関係ありません。むしろ、教育方法や教材で一番恵まれているのは、日本で一番需要の多い英語です。他の言語を勉強している人間から見れば、英語の学習環境の良さは羨望の的です。本屋の語学コーナーに行くとため息が出ます。 まぁ、ネイティブのような発音・語彙力・文法力で語学を操ろうとしたらたいへんで、それこそ特殊なトレーニング環境が必要です。日本人は努力しないで格好つけてネイティブのようにしゃべりたがるから、ギャップが大きすぎて、ものにならないのだと思います。うまい方法があれば楽してネイティブみたいにしゃべるようになるのではないか、という日本人の幻想を利用して、世の中にはネイティブのようにしゃべるためのメソッドの切り売りみたいなことをして儲けようとする輩が溢れています。 語学に抜け道はありません。日本の学校での英語教育はそんなに効率的でないかもしれませんが、愚直にちゃんとやっていれば、英語がしゃべれるようになるだけの内容は網羅しています。日本政府の教育方針に文句をつけるとすれば、子供に英語を早くから習わせるよりは、国語をもっとしっかり教え込んで、語学のベースを頭の中に構築することのほうが大切でしょう。 ジャパニーズイングリッシュで、とつとつとしゃべり、文法はブロークンでも構わない、仕事が前に進めばいいんだ、と割り切れば、中学からの10年間というか、中学の3年間学んだ構文/文法と、高校までに大学受験用に覚えた語彙力で十分です。それでも、しゃべれない人が見れば、「この人ぺらぺらだ、凄い」と羨望のまなざしを送ってくれますよ。

momochan2014
質問者

お礼

大変詳しい回答をありがとうございます。 確かに英語に関しては、必要以上に発音を気にするように思えますが、ドイツ語を流ちょうに話す知人は、大学でも語学学校でも発音のことはうるさく言われなかったと言ってました。 ベストアンサーにさせていただきます。

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その他の回答 (8)

回答No.9

いちばん大きいのは、学ぶ人の熱意の差でしょう。 「興味も必要性も感じないけど、試験に出るから仕方なくやる」勉強と「興味があって、ぜひとも習得するつもりでやる」勉強では、身につき方が違って当然でしょう。これはなにも語学に限った話ではないと思います。

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  • oignies
  • ベストアンサー率20% (673/3354)
回答No.7

ドイツ語にかんしていえば、英語より発音と聞き取りが日本人にとってははるかに楽です。英語とフランス語ができれば、ドイツ語は極端にいえば、ひとつきあればできるようになります。 英語で伸び悩んだ人間もドイツ語では苦労しないケースがあります。英語に関しては最初の段階でいい先生にあたってないんでしょうね。いい先生にあたりつづければ、中学校と高校をおえた段階ではなせるようになります。 フランス語はドイツ語よりはたいへんですが、それでも発音は日本人にとってはやさしいとおもいます。

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  • kia1and2
  • ベストアンサー率20% (482/2321)
回答No.6

日本の英語教育って、入学試験、就職試験を合格させるための目的だけの文法重視の教え方。 どこの世界に文法を考えながら会話する人間がいるんですか!中学の最初の一年目の英語の授業など、教科書は必要なしです。耳で聞こえたのをマネするだけ十分なのに。あるていど、会話ができるようになって、次ぎは読めるように。そして、最後は書けるようにです。そして、より正確に書くために文法知識が。 幼稚園児に、吹き替え無しの英語だけの子供番組を、毎日1時間ほど見せておけば、勝手に英語は話しだします。 ところが、やってることは、この正反対。高卒としたら6年間の英語に費やした時間、二度と戻ってこない時間の無駄使いもいいとこです。 

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  • wy1
  • ベストアンサー率23% (331/1391)
回答No.5

”日本人は英語を中学から大学まで10年間学んできても” 10年間学ぶのは英語や英文学専攻者だけですね。 英語の6年間は所謂実用英語(所謂とはある人々が口にする実用英語=会話)。は、学んでいません。 大学でドイツ語などをせんこうすると、週に6x90分の授業を二年間はとることになります。そのうち数時限はドイツ人などのネイティーヴが行う授業でしょう。 専攻でない外国語の授業は受ける方がマジでない場合が結構多いと思われます。 英語でも専攻の授業の内容とは違うはずです。あなたが考えておられる使えるような英語を学ぶ場ではないでしょう。 外国語をかなりの水準で身に着けた人々は学外で、個人個人が大変な努力をしているはずです。

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回答No.4

自発的か強制された勉強かの違いでは。。。。。

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回答No.3

>ドイツ語やフランス語の教育方法がいいということなのでしょうか。 英語は全員が否応なく学ばされます。 しかし、。ドイツ語やフランス語は「選ぶ」要素が強いので、目的意識やモチベーションが違います。 ですから、学ぶ人の質も高いし、合理的に学習することもできます。 #2さんなんかも 専門はスペイン語ですが、強い動機と情熱をもってスペイン語を学ばれています。

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回答No.2

必要性と掛けた時間に比例するするでしょう。 誤解を恐れず言えば必要性もあまりなく、掛ける時間数も限られている第2外語は役に立ちません。 大学の環境も違います。留学生や外国人教授がいるので並行して会話も学べます。 ヨーロッパ人が複数言語を話せるのはその環境に住み、話す必要性があるからです。 九州弁しかできない人でも東京や大阪で働けば1~2年で標準語や大阪弁をほぼマスターできるようなものです。 出来る人、出来ない人のサンプル数にもよります。多くの場合、専攻したにもかかわらず出来ない人もいます。しかし、成功例を見る場合、出来る人が対象になります。 海外でスペイン語やイタリア語などを使って仕事をしている日本人を見る現地人は、日本人は語学がよくできると思うでしょう。出来ない人と付き合いがないからです。

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noname#196134
noname#196134
回答No.1

必要かどうかだけです。 私は中学までの外国語教育は無意味だと思います。 必要になってから勉強しても遅くはありません。

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