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金属材料について

金属材料を圧延・熱処理したものを元の金属と比べると結晶個数は熱処理後のほうが大きく結晶粒径は熱処理前のほうが大きいというのはどのような事が要因となっているのでしょうか?

noname#200920
noname#200920

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  • ベストアンサー
  • ORUKA1951
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回答No.1

>結晶個数は熱処理後のほうが大きく結晶粒径は熱処理前のほうが大きい  「ひとつひとつがでかいと個数は減る。」これは、あまりにも当たり前ですから省きますが・・・   >金属材料を圧延・熱処理  これは、何の工程かによります。  熱間圧延と冷間圧延でかわるし、熱処理も焼入れ、焼きなまし、焼き戻しの熱処理の違いによります。一般的には、焼入れで結晶は小さくなりますし、焼きなましでは大きくなります。  これは、金属に限らずすべての状態に言えることで、氷だってゆっくり成長させれば大きな結晶になりますし、急激に冷やせば小さい結晶が寄り集まる。そんなに金属も分子も早く動けるわけじゃない。時間を待ってもらえれば定位置にたどり着けるが、そうでなければそこで座り込むしかない。

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