金属材料の真空加熱による表面汚れの除去のメカニズムとは?

このQ&Aのポイント
  • 真空蒸着装置などで金属材料を加熱処理すると、金属材料表面の汚れがきれいになります。
  • 加熱処理をするとなぜ表面がきれいになるのでしょうか。
  • 加熱された金属にはどのような現象がおきているのでしょうか。
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金属材料の真空加熱について

真空蒸着装置などで金属材料を加熱処理すると、金属材料表面の汚れがきれいになります。 加熱処理をするとなぜ表面がきれいになるのでしょうか。 加熱された金属にはどのような現象がおきているのでしょうか。 ご教授お願いします。

noname#230358
noname#230358
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noname#230359
noname#230359
回答No.1

真空蒸着装置にて加熱し真空にすることにより 付着物が 気化します。 これにより 汚れがきれいになるのでしょう。 油分などは、きれいになるかもしれませんが、すべての汚れが 落ちる わけではありません。 気化する物質がなくなりやすいのです。 真空状態では、物質の気化温度が下がります。 この特性をいかしたのが 真空蒸着です。 通常気圧状態では 気化しない物質を気化させ また 真空状態のもうひとつの特性 気化物質が放射状に真っ直ぐ進むことを 利用しています。

noname#230358
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 たしかに固形物の汚れは除去出来ない場合が多くありました。 気化しやすい物質が落ちやすいということに注目し、この方法を活用してみます。 大変勉強になりました。 ありがとうございます。

その他の回答 (1)

noname#230359
noname#230359
回答No.2

真空にする事で、表面の液体(油汚れ等)は、蒸発(気化)します。 気化熱は、加熱処理で補充されるので、材料は冷えません。 蒸発のエネルギーで、 * 液体に混ざっていた固形物も、飛散する * 表面に付いている固形物も、飛散する 等々も、少しは発生して、より奇麗になるのでしょう。

noname#230358
質問者

お礼

真空中で加熱処理することの利点が理解できました。 ご回答有難うございました。

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