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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:政府はもっと信頼できる経済予測をすべきではないか)

政府の経済予測についての疑問

at9_amの回答

  • at9_am
  • ベストアンサー率40% (1540/3760)
回答No.6

> 確かに、物価に対して影響力があるのは日銀です。しかし流動性の罠に入り込んでいる現在、日銀だけでデフレ脱却ができるのでしょうか。 IS-LM分析を正しく理解していますか? 理解していれば流動性の罠は物価に対して全く関係のない話だと分かるはずですが。 或いは実質と名目の違いは理解していますか? 理解していれば、実質が当たって名目が外れているという状況は、財政政策の実行とその結果の予測が当たっていること、物価変動の予測は外れたことが分かるはずですが。 > そもそも内閣府のモデルには、日銀がどれだけ国債を買えば、景気に与える影響はどれだけかという事は入っていない。 流動性の罠に入りこんでいる状況にあると質問者氏はその直前で言っていますが、そうであれば日銀が買いオペにより金融緩和をしても実質経済には全く影響がないので、織り込む織り込まない以前に影響そのものがありません。少なくとも結果を見ている分には、その影響を考慮しているか否かが判定出来るほどの違いは出ません。 > >安定から回復基調にあった2004年~2007年の4年中3年は上方修正でしたから、つまりは何の問題もないですね。 > どこが上方修正なのでしょう。予想と実績を比べてみます。 物価予測の問題で当たらない、とした名目GDPを出してきたのは何故でしょうか? 名目GDPが当たっていないのは、前の回答でも触れたように、物価の問題です。 質問者氏は、どうも基礎的な知識が不足している上に単に数字だけを見ているような気がします。

karaokeppp
質問者

補足

内閣府のモデルは物価予測はできないが、実質成長率は予測できる。それでよいのだという意見に対しどう考えるかを宍戸駿太郎氏に聞いてみました。答えは「そんな馬鹿な!物価と成長率は一体のものだ!」ということでした。宍戸氏の内閣府のモデルに対する見解は http://ajer.cocolog-nifty.com/blog/2014/02/no148-cbfb.html をご覧下さい。 是非、菊池英博氏の主張も知って頂きたい。 http://www.hhk.jp/hyogo-hokeni-shinbun/backnumber/2013/0715/070001.php 実質GDPは「名目GDP―GDPデフレーター」で算出される。この時期も日本はずっとデフレが進行し、GDPデフレーターはマイナスになっていた。つまり、GDPデフレーターがマイナスになることで、その分実質GDPがかさ上げされていたということだ。 内閣府の試算では(消費増税による)経済への影響はほとんどないとされている。つまり、政府はいい加減な試算で国民をだまして、とにかく消費税を上げたいと思っているのだ。 菊池氏は図1のグラフで、内閣府がどのように国民をだましているかが、明確に示しています。 宍戸駿太郎氏や菊池英博氏に対して、あなたは基礎的な知識が不足していると主張するのでしょうか。 安倍政権の最大の課題はデフレ脱却であり、GDPデフレーターが正しく予測できないことを自慢しているような、内閣府のモデルは内閣にとって全く意味がなく、こんな事に税金を使うほど無駄なことはありません。

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  • 内閣府の経済予測は客観的であるべきではないか

    本日(6月26日)の朝日新聞8面に「高成長頼み 失敗の過去」という記事がある。名目成長率を3%と仮定していつも試算を行っているが、実際はその成長率には遠く届かない。むしろマイナス成長の事が多かった。そのため、現実と試算とは大きく乖離し、試算では名目3%成長のお陰で税収は大きく増加すると予測したが、実際はそうならなかった。財務省のある幹部は言う。「名目3%成長はアベノミクスの成長目標。これを否定する計画を自らまとめることはできない」 この一言に日本がなぜ約20年間もの間、デフレから脱却に失敗したか、その原因が分かる。つまり、総理が3%成長だと言えば、財務省も内閣府も「はい。3%成長です」というしかなく、3%成長の試算をでっち上げるしかない。そして総理もその試算を信用し、デフレ脱却のための努力をしない。これが20年間も繰り返されてしまったから、日本はデフレから脱却できない。3%成長を目指すにはかなりの規模の財政出動が必要となる。 内閣府・財務省のやるべきことは、現在の経済政策で3%成長ができるというウソをでっち上げることではなく、どういう財政規模にすれば3%成長が可能になるかを計算で示すことではありませんか。2010年度に内閣府から発表された乗数から推測して毎年10兆円程度の景気対策(真水)を行い続ければ、3%程度の成長も可能かと思いますが如何でしょう。

  • 内閣府試算「消費税増税をしても経済成長率への影響はほとんどない」更に「消費税を据え置くと、経済成長率は下がる」のはなぜ?

    麻生太郎氏は、2006年8月に 「景気が上がるときに消費税を上げると言ったら景気がなえるでしょ。これまたやったらアホですよ」 http://www.news24.jp/65574.html と発言しています。 また、最近は繰り返し、「景気を回復させた上で消費税増税を」と明言しています。 一例↓(1月14日) http://www.asahi.com/special/08021/TKY200901140310.html 「この景気を、きちんとよくして、無駄をなくすなどなど、色々な行政改革をやった上で、我々としてはきちんとした対策をやり、景気がある程度回復してきたという前提の上で、20011年ぐらいには、全治3年と申し上げていますんで、そういった形で、景気対策を行った上で、増税をお願いする」 また、与謝野経済財政担当相は、1月20日の参院予算委員会での答弁で、 「中期プログラムは景気が回復する、経済が好調になることが前提。それがないとやらない。やるということは書いていない。『経済がよくなればお願いします』ということだけが書いてある」 と麻生首相と同じ内容のことを述べています。 http://www.asahi.com/politics/update/0120/TKY200901200103.html 一方、1月16日の経済財政諮問会議では「経済財政の中長期方針と10年展望」が審議されましたが、そこに提出された内閣府の試算「経済財政の中長期方針と10年展望 比較試算」に基づき、与謝野大臣は、 「消費税増税をしても経済成長率への影響はほとんどない」 と述べています。 http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090117k0000m020063000c.html これは一体どういうことなのでしょう? 「消費税を上げるのは、景気が回復してからにしますよ。 良くなったと思った景気が悪くなってしまった、前回の轍を踏まないように」と言っているのですから、消費税増税が国民の消費意欲に一定の影響を及ぼし、経済成長を鈍化させるリスクがある、と誰もが認識していたのではなかったのでしょうか? そこで、この内閣府の試算の資料を探してみました。 「経済財政諮問会議とりまとめ資料等 平成21年」 http://www.keizai-shimon.go.jp/cabinet/2009/decision0119.html のページに、 「経済財政の中長期方針と10年展望 比較試算(内閣府)」とあります。(PDFファイルです) http://www.keizai-shimon.go.jp/minutes/2009/0116/item2.pdf この試算は、今後の世界経済が (1)2010年に順調に回復する (2)2010年に急速に回復する (3)世界経済はしばらく底ばいを続ける の3つのシナリオを想定し、それぞれについて検討しています。 まず、平均的なシナリオである「(1)2010年に順調に回復する」を見ます。 (a)消費税を据え置く (b)2011年度から毎年1%上げ2013年度に8% (c)2011年度から毎年1%上げ2015年度に10% (d)2011年度から毎年1%上げ2017年度に12% の4通りで、実質成長率、名目成長率、公債等残高、国・地方の基礎的財政収支(プライマリーバランス)などを試算しています。 疑問に思ったのは、「(a)消費税を据え置く」のパターンで、2011年度の実質成長率が2.1%だったのが2012年度には1.5%に下がっていることです。(b,c,d は2011年度に消費税を1%上げたのに変化なし。) この「現象」は、世界経済が「(2)2010年に急速に回復する」のシナリオでも同様で、「(a)消費税を据え置く」のパターンで、2011年度の実質成長率が3.1%だったのが2012年度には2.2%に下がっています。(b,c,d は2011年度に消費税を1%上げたのに変化なし。) この試算が正しいとすると、与謝野大臣が指摘したように (A)「消費税増税をしても経済成長率への影響はほとんどない」 だけではなく (B)「消費税を据え置くと、経済成長率は下がる」 という驚くべきことが起きることになります。 経済に詳しい方、その理由を説明していただけないでしょうか? (22ページ、23ページに各パターンにおける物価上昇率の見込みも合わせて試算されていますが、これを加味しても「消費税を据え置くと、経済成長率は下がる」という現象は理解できません) もちろん(A)の理由だけでも知りたいので是非よろしくお願いします。