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ライフサイクルサイクル仮説の中の実質資産について

資格試験のために経済学を始めて4ヶ月のものです。未熟な内容ですが、よろしくお願いします。 講義の中で。。。。 ライフサイクル T歳の個人を考える。T際までの間に貯めた実質資産がW/PであるからT歳まで貯めた預金がW/Pと考えてよい。といっていましたが、W:富でPが価格だそうですがどうして、そう考えてよいのかわかりません。富を価格で割ってどうなるんでしょう。また価格って何の価格なのでしょう? 教えて下さる方お願いします

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  • NPG2004
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回答No.3

大学で、経済学を教えています。はっきり言いましょう。そこを聞かれると経済学者は困ってしまいます。たとえば、20坪の土地(銀座と○山県の山奥とでも違うが・・・)とベンツ一台とトヨタの株10株を足してWと書くことに何の意味がありますか?またPは、たしかに消費者物価指数でもGDPデフレーターでもいいのですが、それぞれ、変化するときにある癖を持っていて、完璧な物価指数Pなど存在しないということが、すでに証明されています。ですから、あまり深く考えずに、Wは、貨幣であらわした(名目値)富(何でも入る!)、Pはそれを実質化するためのもの、と割り切りましょう。もちろん、試験が終わったらきれいさっぱり忘れてくださいね(経済学者としてみても情けない理論なので・・・)。  それから、ライフサイクル仮説のほかに、相対所得仮説・流動資産仮説・恒常所得仮説などがありますから、それぞれの特徴をおさえておきましょう。中谷巌の『入門マクロ経済学(第2版)』を勧めます。  すべて、ケインズ型消費関数とクズネッツ型消費関数との矛盾を解消するために提唱された仮説であり、実際にそうなっている、あるいはどれが正しいと証明されてはいません。

takeponnmannmosu
質問者

お礼

すごく明快な回答ありがとうございます。 感動しました。 今後ももし機会があればよろしくお願いします。 わざわざありがとうございました

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その他の回答 (2)

noname#10086
noname#10086
回答No.2

>T歳まで貯めた預金がW/Pと考えてよい。 とすると、価格Pは物価と考えてよい。 消費者物価指数やGDPデフレーターなどを 指標とします。 ちなみに預金、株など金融資産を物価Pで割ったものを 実質貨幣残高(M/P)という。 >富を価格で割ってどうなるんでしょう。 2004年1月の消費者物価指数は、前月対比 -0.7%、 前年対比で -0.1%です。 物価Pが低下すると実質資産W/Pが増加するために、 消費が増加します。これをピグー効果といいます。 例えば2003年の物価を1として2004年の物価が 0.9に低下したとすると、2003年の100万は 2004年では111万となり、11万消費が増える。 100/0.9=111 >Wは富だからバブル時のお金100万として 預金がW/Pと考えてよいとは、個人を考える場合 それでも支障が無いという意味で、W=預金ではない。 お金(現金、預金)と資産は区別した方がいい。 ただし、ライフサイクル仮説ではWを使い切ることが 前提なので相続することが多い家とその土地は 普通、含めない。 個人で考える場合でも利子や年金などがある。 では。

takeponnmannmosu
質問者

お礼

丁寧にありがとうございました。 助かりました。 Pは消費者物価指数やGDPデフレーターのことだったのですね。そこら辺にある値札のようなものをPと思っていました。消費者物価指数を勉強してきます。 ありがとうございました。

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noname#10086
noname#10086
回答No.1

価格とは資産価値です。 バブル時の100万と現在の100万では価値が違う。 現在保有する資産+将来得られる所得=一生涯での消費量 となるように毎年の消費量が決まると考えるのが ライフサイクル仮説です。 価値が一定だとすると老後のために現在の消費を減らし 貯蓄する行動を説明できても、 資産価値が上昇すると消費が伸び、資産価値が下落すると 消費が落ち込むことを説明できない。 では、おやすみなさい。

takeponnmannmosu
質問者

お礼

答えていただいてありがとうございます。 ところでW/Pというのは例えば Wは富だからバブル時のお金100万として その100万の資産価値は90万とすると 100/90万の実質資産ということでしょうか? すいません ではおやすみなさい

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