• ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:憲法9条改正に広い自覚はあるのか?)

憲法9条改正の広い自覚はあるのか?

noname#184368の回答

noname#184368
noname#184368
回答No.15

どうも勘違いなさっているようですね。 >日本は、主権国家ですので、現時点でも「集団的自衛権や集団安全保障への参加の権利は有している」はずですが? その通りですが、「権利は有しているが、行使はできない」というのが今までの内閣法制局の憲法解釈です。 >>行使できない日本はアメリカを支持し、行使できるドイツは反対しました。 >これはどう言う事でしょうか? >「集団的自衛権を行使できる権利」があるのは、武力がない日本でも、武力のあるドイツでも同じです。 同じですね。 正確に言うと、「集団的自衛権を行使できる権利」ではなく、「集団的自衛権」ですが。 しかし、日本は上記の通り「権利は有しているが、行使はできない」という奇妙な解釈をしています。 あなたの論理でいくと、日本は憲法9条の制約の為に集団的自衛権が行使できないのだから、イラク戦争に巻き込まれることはないはずです。 ところが、実際は小泉総理が一早くアメリカ支持を表明しました。 一方ドイツですが、これもあなたの論理では、集団的自衛権を行使できるのだから、アメリカの要請を断りきれずに参戦し、血を流す破目に陥っているはずです。 ところが、実際はフランスと共に戦争に反対しています。 日本と違ってドイツは、自主防衛できる軍事力を持っているので、アメリカに安全保障を握られていません。 従って、自国の国益に照らして、参戦するしないを自主的に判断できます。 改憲派は、憲法9条を改正して国防を充実することで、真の独立国になろうと言っているのです。 そうすれば、アメリカが不義の戦争を起こした場合、Noと言うこともできるようになります。 >自分が聞きたかったのは、それがいかに他国で起こった戦争であろうとも、そこでどんなに日本人の戦死者が出ようとも、安倍首相を始め、改正に賛成した方々は、みな「仕方ないと言って納得できる」事なのだろうか?と思った次第です。 私は、我が国の国益を守る為であれば、「仕方ないと言って納得でき」ます。 他の改憲派も皆同じでしょう。 言うまでもないことです。 >一般市民である我々が、反対だの賛成だの言った所で、とりわけ何かが変わる訳でもありませんが、日本のトップであれば、それなりの責任と覚悟は求められて然るべきだと思えてなりません。 そう言って諦めたり、傍観者になってしまうのは良くありませんよ。 国家の主権は我々国民にあるので、何事も、国民の多くが反対だと言えば頓挫するし、賛成だと言えば進んでいくものです。 「日本のトップ」を間接的にですが、選ぶのも我々です。 「それなりの責任と覚悟」を持った人を選ぶように心掛けましょう。

noname#246942
質問者

お礼

再度のご回答、誠に有難うございます。 お礼が遅れ、大変申し訳ございませんでした。 >「権利は有しているが、行使はできない」というのが今までの内閣法制局の憲法解釈です。 それは知っておりますが、結局の所、あくまでも「内閣法制局の解釈」でしかないんですよね。 そして、このような曖昧な理屈が通用するのは、あくまで日本とアメリカとの関係だけです。 もし、これが他国との関係であったなら、「行使できない」のではなく「行使しない」となっていたでしょう。 権利は有していても行使「できない」のであれば、そもそも「権利」ですらないのですから。 これらの事は、決して9条を改正すれば解決する問題ではなく、日米安保条約に絡んでいる問題でもあります。 ですので、 >あなたの論理でいくと、日本は憲法9条の制約の為に集団的自衛権が行使できないのだから、イラク戦争に巻き込まれることはないはずです。 日本がイラク戦争に巻き込まれた事実は、自分の論理から言って当然の結果であり、仮にイラクに介入した相手がアメリカで無かったのならば、逆に巻き込まれてはいなかったはずの事でもあります。 そこで、話は反れますが、あなたは前のご回答で、自分に対し、 「逆になぜ9条が改正されると後方支援で止まることができなくなるのでしょう?」と尋ねられましたよね。 それに対して、自分は「日本は主権国家なので集団的自衛権は有している」と答えました。 あなたが引き合いに出されたドイツも、日本と同様の同じ権利があるのだと。 また、その事に対してもあなたは、「権利は有しているが、行使はできない」、それが内閣法制局の解釈であると答えられました。 そこで質問です。 9条があるが故に「権利はあるが行使できない」として来た日本が、これからも「後方支援でいられる理由」はなんでしょうか? 日本は、9条を理由に「できない」と言って来たのです。 分かりますか? 「しない」と「(したくても)できない」とでは、「選択」と「強制」の観点から意味が全く異なるんです。 あなたは、日本が武力さえ持てば、自動的にその「選択権」も持つ事が出来ると解釈されておりますが、これまでの日米の関係、経緯を鑑みて、「アメリカを敵に回す」覚悟を持てるのならば、あるいは日本も「行使しない選択」が可能になるのかも知れませんね。 >私は、我が国の国益を守る為であれば、「仕方ないと言って納得でき」ます。 他の改憲派も皆同じでしょう。 言うまでもないことです。 この質問を立ち上げてから、数日が経っておりますが、改憲派の方にしろ護憲派の方にしろ、今焦ってネットで検索をかけたかのような即席知識などではなく、以前からずっと考え、勉強していたであろう実にレベルの高い内容のご回答をたくさん頂けております。 これまで、他者が自分らの為に痛みを被る事、恐怖を押し殺させる事を、仕方ないと仰られた方はおりません。 ただ、今朝、自分は知人(改憲派の方です)に、同じような質問をしてみました。 彼は「9条を改正して、もし自衛隊が戦争の前線に立ったとしても、それは仕方ない事だろう。」と答えました。 そして「それが嫌なら行かなければいいし、自衛隊も辞めればいい」と言いました。 自分はそれ以上話す事はありませんでしたが、ただ、あぁこれが現実なんだなとつくづく思いました。 長文になりましたが、これが最後です。 >そう言って諦めたり、傍観者になってしまうのは良くありませんよ。 そう言うつもりで言った訳ではありませんが、誤解させてしまったなら謝ります。ごめんなさい。 ただ、前回小泉が真っ先に支持を表明して加担したアメリカの不義のイラク介入から鑑みて、現在の日本のトップである安倍さんには、今回のシリア情勢に関しては、(化学兵器を)誰が本当に使用したのか、その証拠は確実にあるのか、と言った慎重な姿勢を見せてもらいたかったです。 >「それなりの責任と覚悟」を持った人を選ぶように心掛けましょう。 そうですね。 これまで、本当にそれがあった日本のトップなど、本当に数えるぐらいしかおりませんでしたが、それでもそれしか方法はないだろうと思います。 果たして安倍さんはどうなのか。 今後の動向を見守りたいものです。

関連するQ&A

  • 憲法9条改正の論点・可能性・改正した場合の日本の変化

    安倍首相は憲法9条改正を内閣の目標として掲げています。 (1)憲法9条改正賛成派と反対派の主張や論点の違いは何ですか。 (2)憲法9条が改正される内容とその可能性はどのくらいありますか。 (3)憲法9条が改正されたら日本の内政や対外関係はどのように変化しますか。

  • 憲法改正について 9条とそれ以外

    こんばんは。 私は基本的に憲法改正は反対です。 9条改正には反対ですが、それ以外の改正はして欲しいと思う部分はあります。 (国民の義務と権利についてです) 1.9条改正は賛成ですか? 2.9条以外の憲法改正は賛成ですか? 賛成ならばどの部分か教えてください。 どちらも自分の考えでお願いします。 政府が何を言っているか等を書かれますと、頭が混乱してしまいますので。 よろしくお願いいたします。

  • 憲法9条改正

    憲法9条改正すべきだと思いますか?改正に賛成ならば、理由と、どういう風に改正しますか?改正に反対ならばなぜ反対なのかもお願いします。

  • 憲法9条改正

    憲法9条改正に反対ですか? それとも賛成ですか?

  • 憲法9条の改正について

    憲法9条の改正について皆さんの意見をお聞かせください。9条以外にも改正するかしないかの議論はあるのですが、今回は9条のみでお願いします。 僕は改正については賛成です。 理由は、現状に憲法9があっていないため、政府は解釈によって憲法を現状に合わせていると考えられます。やはり、解釈によって変えられるのはいかがなものかと思い改正に賛成です。 具体的には、9条の1項、「正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求」は継承するのが良いと思います。それに加えて、侵略戦争はしないが自衛戦争はする。侵略戦争の戦力は持たないが自衛戦争をするための戦力は持つ。と名義するのが妥当だと思います。 みなさんの意見をお聞かせください。

  • 憲法96条改正について

     今度憲法96条が改正されたとします。 自民党は9条の改正をはじめとして多くの改正案を持っています。 そうなると数年後には全て自民党が望むような憲法改正ができた時に。 96条を99%の賛成がなければ改正できないと変えることができます。 そうなると自民党の独裁国家が成立するのではないかと心配しています。 憲法改正の論議はいくらしてもかまいませんが96条だけは変えてはいけないと思います。  憲法改正論者の皆様のお考えはいかがでしょうか? 99%は暴論としてもすべて改正が終わった時にまた国会の3分の2に戻したら簡単には改正できなくなります。

  • 安倍首相には憲法9条の改正だけやってくれたら後は好

    安倍首相には憲法9条の改正だけやってくれたら後は好きなようにやってくれて良い。 って、そんなに皆さんは憲法9条を改定したいんですか? 日本共産党は憲法は簡単に書き換えるべきではないと主張していますが。。

  • あらら、憲法96条改正 - 反対68%、賛成31%

    国会の3分の2と国民投票の過半数を集めて憲法96条が改正出来るなら、 そもそも、 最初から96条を改正する必要はないという、 発想自体が自己矛盾した自民党の憲法96条改正案ですが(笑) ネットアンケートで支持政党無し層のアンケート結果が 憲法96条改正 - 反対68%、賛成31% になってますが! 日本と同様に同じような改正条件でも米独仏は戦後95回(米国が6回、フランスが27回、ドイツは59回)も憲法を改正出来てるのに、96条が厳しいから憲法改正ができないなんていうデマまで流して、自民党って、策に溺れました? ↓こちら http://seiji.yahoo.co.jp/vote/result/201305020001/ 改憲の発議要件を定めた憲法96条について、衆参両院議員の「3分の2以上の賛成」から「過半数の賛成」へと緩和すべきとの案があります。発議要件を衆参両院議員の「過半数の賛成」とすることに賛成? 反対? 憲法96条改正に反対は68%、賛成は31%(無党派層) 自民党支持層を含む全体でも反対51%、賛成48% さらに、こちらのネットアンケートでは 憲法96条改正に反対78%、賛成22% ですよ! http://zzhh.jp/questions/8 憲法96条の改正に賛成? 反対? | ゼゼヒヒ - インターネット国民投票 参考(米独仏の改正条件) ・アメリカでは上院、下院の3分の2以上の賛成、さらに4分の3以上の州議会での承認。 ・フランスでは各院の過半数の賛成に加え て、政府提案案件の場合、両院合同会議の5分の3以上の賛成、そして国民投票。 ・ドイツでも連邦議会の3分の2以上の賛成、さらに連邦参議院の3分の2以上の賛成。

  • 憲法96条改正の理由

    安倍総理は憲法九条改正のために、まず96条を改正しようとしています。 何故96条の改正が必要なのでしょうか? 98条を改正しなければならない必要性が私にはわかりません。 憲法は、簡単に改正できないようにしておくのが、保守性の原則です。 保守党のはずの自民党がこんな軽率奨励の改正を言い出すのは、党の本質に反していると思われます。 九条を改正したいために、96条を改正する、というのでは本末転倒です。 考えてみると、九条改正に対する反対が多く、到底三分の二は取れないとわかってきたので、気安く96条を改正しようとするのでは、安易すぎます。 憲法九条を改正するのは困難だ、と白状しているようなものです。 ここで一旦立ち止まって、96条改正の大義を真剣に考えてほしいと思います。

  • 安倍総裁と憲法9条改正

    先日も、日本の武力化(軍事化)、つまり憲法9条改正に関する自分の考えについて質問をさせて頂きました。 今回は、時期政権に返り咲くであろう自民党総裁、安倍氏についてご質問させて頂きます。 以前より、この方は「憲法9条改正派」の方であり、今の日本を取り巻く情勢の中では、もっとも支持をされるだろうと思います。 対し、憲法9条の改正慎重派の橋本氏はかなり批判されておりますね。 前の質問でもたくさんの回答者の方が仰っておりましたが、「憲法を改正して日本独自の軍事力を持つべきである」との事。 しかし、その改正派の中でも意見の分かれる部分も多々ございました。 例えば、 「侵略をされない為に日本は軍事力を持たなくてはいけないが、今まで通りアメリカの協力は得るべきだ。」 「いや、アメリカの言いなりになってはいけない。その為にも、日本は核を保有すべきだ」 しかし実際問題、憲法9条を改正してしまえば、自動的に従来のようなアメリカの援護、つまり「日米安保条約は破棄せざるを得ない」ですよね? 今の尖閣問題しかり、アメリカは「尖閣諸島は日米安保の範囲に含まれている」と言っています。 しかし、ご存知の通り、あくまでも「日米安保と憲法9条は連動」している状態です。 『安全保障条約』 第1条 国連憲章の武力不行使の原則を確認し、この条約が純粋に防衛的性格のものであることを宣明する。 これは、仮に日本が武力を持ち、先制攻撃を行った場合は、日米間の安保条約は発動されないと言う事を意味するものでしょうか? 今の状態でも同じです。 日本が中国や韓国に対し、先に攻撃を仕掛けてしまった場合は、アメリカは協力出来ないと言う事ですよね? そうなれば、アメリカの言っている「日本が血を流す覚悟が無い限り、アメリカは協力は出来ない」と言った真意が理解出来ます。 日本が憲法を改正するならば、それと同時にアメリカとの安保条約抜きで、急速な軍事化を推し進めなくては到底間に合いません。 予想される事としては、日本の軍事産業が軌道に乗るまでの間の大幅な増税、電力不足に伴う全原発再稼働、は最低限必要ではないでしょうか? 以前より、憲法9条改正を謳っている安倍氏は、どう説明しているのでしょうか? 長文で申し訳ありませんが、皆さんのご意見を伺いたいと思います。