• ベストアンサー

体の拡大についての質問です

二次拡大は一般にガロア拡大なのでしょうか⁇直感ではそのような気がするのですが厳密に証明を与えて頂けないでしょうか⁇

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • ramayana
  • ベストアンサー率75% (215/285)
回答No.2

言えないのでは? ガロア拡大とは、正規拡大かつ分離拡大であるような代数拡大のことです。2次拡大は、すべて正規拡大ですが、分離拡大と限りません。次の反例があります。 (反例) K を標数 2 の体とし、 x を K 上代数的独立とする。 K に x を添加して得られる体を K(x) とする。 K(x) 上の多項式 f(Y) = Y^2 - x を考える。 y を f(Y) の根とする。 K(x) に y を添加して得られる体を K(x,y) とする。このとき、 K(x,y) は、 K(x) の非分離拡大である。なぜなら、   y の K(x) 上の最小多項式 = f(Y) = Y^2 – x = (Y-y)^2 となって、これは重根を持つからである。 ちなみに、(1)標数0の体、または、(2)有限体上の2次拡大は、すべてガロア拡大です。 なお、ANo.1さんが引用されている文献は   " nontrivial embedding is induced by a^(1/2) → -a^(1/2)" を根拠としているようですが、これは、標数2の体に関しては間違いと思われます。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

その他の回答 (1)

  • ur2c
  • ベストアンサー率63% (264/416)
回答No.1

たとえば http://modular.math.washington.edu/129/ant/html/node46.html Definition 13.1.1 (Galois) の下にあります.

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A

  • 2次拡大繰り返し?

    ガロア拡大に関する証明の途中で出てくるのですが、 2次拡大を繰り返した拡大がガロア拡大になるとあるのですが、 納得できません。なんとなく既約の話で上手く行くのではないかと思うのですが・・・。どなたか、出来るだけ丁寧に教えてください。

  • ガロア拡大でない例について

    ガロア理論を勉強しています。ガロア拡大については、ある程度理解できたつもりなのですが、有理数体Qに2の3乗根を添加した体Q(3√2)がQのガロア拡大でない理由がわかりません。 (複素数体Cが実数体Rのガロア拡大になっていることはわかります。) もしもわかられる方がおられれば、お教えいただければ幸いです。

  • ガロア理論:体の拡大で起こっていること

    ガロア理論の考えでは,基礎体K上の既約多項式の根をすべて添加したガロア体Σをつくる.そのガロア体を基にΣ/Kの自己同型群Gを今度は考える.その自己同型群の中に正規部分群N1を探し,その正規部分群で群Gの剰余群G/N1=G1を作る.また,G1の中に正規部分群を探し,N2とする.G1/N1の剰余群を作り,このやり方を繰り返し,群Gを小さくし,最終的には,単位元のみの群Eまで小さくすると理解しています. さて,正規部分群を使って,小さくしていく場合,対応する体側ではどのような拡大が起こっているのでしょうか.可解であるためには,剰余群の次数が素数であることが求められますが,対応する体の拡大はその素数乗根の共役根による拡大になっているといっていいのでしょうか.

  • ガロア体 について質問します

    ガロア体の基礎を学んでいるのですが、計算方法の辺りで分からず悩んでいます。 わかる方がおられましたら教えてください! 下のような例について考えます。 ------------------------------------------- GF(4)=GF(2^2)={0,1,α,α^2} の拡大体です。 f(x)=x^2+x+1 についてαを根として考えます。 すると、 f(α)=α^2+α+1=0より α^2=-(α+1)    =-α-1     …(1)    =α+1 α^3=α^2*α    =(α+1)α    =α^2+α    =α+1+α    =α(1+1)+1    =1 ------------------------------------------- のようになります。 ここで質問なのですが、 【質問1】 上記(1)の部分で「-α-1=α+1」となりますが、なぜ「-α=α」なのでしょうか。 【質問2】 上記のようなガロア体においては「1+1=0」となります。なぜでしょうか。理由について教えてください。 ※GF(3)={0,1,2}では「1+1=2」です! 私が疑問に思っていることは以上です。 ガロア体初心者ですので、是非やさしくおしえてくださいm(_ _)m

  • 体の拡大ですが

    L/Kを体の拡大、t∈Lとする。tを根とする多項式f(X)∈K[X]が存在すると仮定。 [K(t):K]が奇数ならK(t)=K(t^2)であることを証明せよ。 体K(t)にtを添加したらK(t^2)になるのであれば話は簡単なように思うのですが、それはどうも成り立たないような気がしています。たぶん成り立ちませんよね?[K(t):K]が奇数ということも使ってないですし。 [K(t):K]が奇数、ということを使う証明法はありますか?

  • ガロア拡大体

    α = (1+i ) /√2 とおく.ただし,i = √-1 である.α の Q 上の最小多項式はp(X) = X^4+ 1 である. Q(α) は Q 上のガロア拡大体であることをどう示せばいいでしょうか。

  • 代数学 拡大次数 体

    代数学の拡大次数について質問です。 LがKの拡大体であり、拡大次数[L:K]が1ならばL=K という命題の証明が分かりません。 片方の包含関係は明らかですが、他方のLがKに含まれる ということが分かりません。 どなたか分かる方、教えてください。よろしくお願い致します。

  • 大きさ拡大の証明は可能か?

    自分を含めて、全ての物体が2倍の大きさになった場合、その拡大証明は出来ない気がしますが、本当に証明不可能でしょうか?

  • ガロア拡大体とその部分体について

    ガロア群の構造を考えているのですが煮詰まっています。 Qを有理数として、体の拡大Q(√2,exp(2πi/5))/Qについて考えています。(以後√2=x,exp(2πi/5)=z,L=Q(x,z)と書きます。) この時、xの最小多項式がx^2-1,zの最小多項式がz^4+z^3+z^2+z+1となるから、LはQのガロア拡大となり拡大次数は2*4=8。よって、ガロア群の位数も8。ここでガロア群の生成元を考えたいのですが、一つは、τ(x)=-x,τ(z)=zとなるようなτであると思うのですが、もう一つをどのように考えればよいのかわかりません。 (1)z→z^2,z^2→z^3,z^3→z^4,z^4→z^5,z^5→z のように一個ずつずれるような写像 (2)z→z^2となるような写像 (3)その他 何が正解でなぜなのかを教えていただけないでしょうか。5乗根だけでなく、他の円分体のときのガロア群の生成元についての考え方についても教えていただけると幸いです。

  • ガロア理論:未知数の体の拡大

    ガロア理論で体の拡大といえば,通常既知の数,例えば,2のベキ根を添加して拡大すると本に書かれています. しかし,一方では,方程式が解けるということについて,次のようなことも書かれています. "いくつかのベキ根の有理式でf(x)の根が表せるということは,これらの根がすべて,いくつかのベキ根を含む体に含まれることにほかなりません" この記述は一応もっともだと思うのですが,"いくつかのベキ根を含む体"というとき,この拡大体を作るには,ベキ根の中に入る数(前の例でいえば,2)のように予めわかっていなければ,拡大できないのではないかとおもわれますがどうでしょうか.また,一歩譲って,ベキ根の中に入る数を未知数のままで体の拡大を行ったとしても根を求めるために必要ベキ根の値がぴったりと存在するかどうかはどのように保証されるのでしょうか.未知数による拡大しようとすれば,不可算無限のベキ根で拡大すれば,できそうですが,上の記述の"いくつかのベキ根"とは整合が取れません.この辺はどのように考えているのでしょうか. それと,3次方程式の根の公式を見ると,2乗根と3乗根が入れ子になっていますが,このような上の"..."の中に入っているのでしょうか.論理的には入っていないように見えるのですが. お願いします.