「痩せたソクラテス」とは？

質問

「痩せたソクラテス」とは、どういう人なのでしょうか？

回答No.2

hekiyu · ベストアンサー

ＪＳミル「功利主義論」に次のような一節があります。

「満足した豚であるより、不満足な人間であるほうがよい。
満足した馬鹿であるより、不満足なソクラテスであるほうがよい。」

これをもとに、大河内一男東大総長が、東大の卒業式で
卒業生に送る言葉として、次のように述べました。

「太ったブタよりもやせたソクラテスになれ」

1964年3月28日の卒業式のことでした。

意味はお解りになると思いますが。

「いくら東大卒だからといって、エリートとして人生を生きてはならない」

という意味だそうです。

回答No.4

Mokuzo100nenn

＞「痩せたソクラテス」とは、どういう人なのでしょうか？

食うものが足りずに、メタボにさえ成れないほど、経済活動からは遠ざかっており、なおかつ（ソクラテスのような）思索家である人の事です。

東大OBに思索家が少なくて、公務員から天下りで高給取りになるような卒業生が多かったので、業を煮やした時の東大総長が送辞において「痩せたソクラテスになるとも太った豚になるべからず」と言ったのは有名ですが、はたしてその後太った豚を目指す人が減ったのなどうかは定かでありません。

回答No.3

AkiraHari

肥えた豚より痩せたソクラテス

「満足な豚であるより、不満足な人間である方が良い。 同じく、満足な愚者であるより、不満足なソクラテスである方が良い。 そして、その豚もしくは愚者の意見がこれと違えば、それはその者が自分の主張しか出来ないからである。 」（ジョン・スチュアート・ミル）

ソクラテスは言わずと知れた古代ギリシャの哲学者です。ソクラテスの弁明で有名です。無神論者として牢獄に繋がれます。最もソクラテスは無神論者ではないとしています。牢獄に繋がれ、弟子が脱獄させ他国に亡命させようとしますが、ギリシャを愛している彼は脱獄しませんでした。投獄されても自分の考えを貫き、かといって祖国を捨てることもしない、その生きざまであれとの言葉でしょう。
なお、肥えた豚とは飼われているので餌に困ることはなく家畜とのことです。

回答No.1

dragon-man

「太った豚」の反対です。
以前、東京大学の総長が、卒業式で「太った豚になるより、痩せたソクラテスになれ」と訓示して有名になりました。どうやら東大の卒業生は太った豚が多いようです。政界、官界、実業界を見ているとその通りですね。