税理士試験を受験する人と恋愛するのは難しい？

質問

はじめまして。
文書下手な私ですが、最後までお付き合いして頂けたら嬉しいです。
主に税理士受験される方やされた方にお聞きしたいのですが…

４月から８月の受験するまでの期間、恋人と会う頻度はどのくらいでしょうか？
また恋愛を続けるのは難しいでしょうか？

私には付き合って数カ月の恋人がいます。
恋人は働きながら専門学校へ行き、税理士を目指して頑張っているのですが、
いまひとつ私が税理士試験の大変さを理解できていないような気がします。
それは応援すると言ったものの、週末になると会いたくなって、
遊べないか聞いてしまうんです。
私が会いたいということに対して、恋人が重荷になっていないか
不安で仕方ありません。
やはり４月下旬頃から恋人と会うのは難しいでしょうか？
最近メールも素っ気なくなってきて、とても不安です。
どのように接していけば、恋人は重荷にならずに受験に専念できるでしょうか？

実は以前にも同じ様なこの時期に、税理士を目指す恋人と付き合って６月に別れました。
月に１、２回しかあっていなかったですし、会えないことで文句は言いませんでした。
因みに今も会えないことで文句は言っていません。

同じ過ちを繰り返したくないですし、恋人の力にもなりたいです。
どうか上記の様な事に関してアドバイス頂けたらと思います。

最後まで私の乱文にお付き合い頂きありがとうございました。
どうか宜しくお願いいたします。

回答No.1

ebichuebichu · ベストアンサー

税理士試験は全１１科目のうち必須科目を含め５科目合格すれば合格です。そして、科目ごとに合格が認められるため、１科目ずつ複数年で受験し、積み重ねていくことが可能です。一気に勉強しなくても毎年１科目合格していけばいいじゃない、と軽い気持ちで考えるかもしれませんが、合格は基準点を取ればいいのではなく、毎年一定の合格率で合格者を決める競争試験です。そしてその率は１科目あたり概ね十数パーセント。すなわち、１００人受けて、自分が９９点とっても、１００点が十数人いたら落ちます。
昨年度では、約５万人が受験し、最終合格の５科目に達した人は千人。そして、正確な統計はありませんが、「５科目に達した人」の平均受験年数は１０年といわれます。全受験生の２％が１０年掛けてやっと受かる試験です。
　試験の内容は会計科目・税法科目とわかれますが、会計科目は「少ない知識で応用を効かせる」数学型、税法科目は「知っているか知らないか」の社会型の試験です。その税法科目は計算と理論とにわかれ、計算はさておき理論の勉強は、１００頁ぐらいの理論集を丸っと丸暗記しないと合格レベルに達しません。一文字一句、すべてお経のように丸暗記をしないといけないのです。この理論の暗記でつまずき、どれだけの人が途中で受験をあきらめていくことか。昨年で言えば、５万人のうち、会計科目が４万人、税法科目が１万人。すなわち、税理士試験をめざす４人に３人が会計科目で受験を断念していきます。

　試験の様相は上記のようですが、試験内容的には所詮は長期間、何度も何度も繰り返し繰り返しやっていれば記憶され、いつかは受かる試験なのかなぁと思います。しかしながら、平均でも１０年といわれる中、ずーと専門学校へ通って、何年も何年も続けるにはモチベーションがもちません。少しでも早く受かりたいと誰もが思うと思います。ちなみに、専門学校は１年・１科目で２０万ぐらいします。お金も結構かかります。
税理士難民といわれる、１０年以上も受験し続け、それでも２，３科目しか合格していない人も数多く存在し、また、会計事務所勤務の場合、合格者と非合格者（科目合格者）との待遇は天と地の差があります。科目合格であるがために、辞めるに辞められず、一生試験を受け続け、人生を棒に振る人も多いとききます。

　さて、私の法人税法の講師は、最初の授業で「１年で受かりたかったら、酒やゴルフの付き合いはもちろん、冠婚葬祭も遠慮するぐらいの覚悟で臨んでくださいね」といわれました。相続税の講師も同じことを言っていました。働きながらの場合、「時間」がないのです。試験範囲はある程度決まっていますが、テキスト８冊分、膨大な量をマスターするのも大変、しかも、何年も受験している人と勝負しないといけないので完璧にしないと受かりません。特に、５月～受験までは、理論の暗記を繰り返し繰り返し、念仏のように唱えて記憶しないといけないのです。仕事中はそれから離れるわけですが、そのため忘れていくので、仕事以外の時間はほとんど丸暗記の時間に使いました。私は既婚でしたが、寝るのももったいないくらいで、その３ヶ月は妻ともほとんど会話なし。そういう状況でした。（もちろん、妻は気を使ってくれていましたけど）

個人差があるとは思いますけど、真剣に「短期間」に税理士試験に合格したかったら人との付き合いはシャットアウトします。何年もかけてでもいいなら、普通に人生を過ごしつつ受験しますが、私は受験勉強の苦しみを二度と味わいたくないと思い、仕事の時間以外は勉強をしていました。特に今の時期は。
その彼が、恋愛と税理士試験どちらをとるのか、またどれくらい真剣に合格したいと思っているのか、それによって違うと思いますが、私なら１００％試験をとります。

＞私が会いたいということに対して、恋人が重荷になっていないか
１００％重荷です。「会えない」「勉強があるから」とか断わることを申し訳ないと思うと思いますので、そんな気を使わせないで欲しい。

＞やはり４月下旬頃から恋人と会うのは難しいでしょうか？
＞最近メールも素っ気なくなってきて、とても不安です。
息抜きにと思う人もあるかもしれませんが、残り３ヶ月、正直息を抜いている時間はありません。ここで気を抜くと、また１年同じ勉強をしなければならなくなるから。
メール？一瞬読むぐらいの時間はありますが、返信する文章を考える時間がもったいない。素っ気無くなってあたりまえです。

＞どのように接していけば、恋人は重荷にならずに受験に専念できるでしょうか？
＞実は以前にも同じ様なこの時期に、税理士を目指す恋人と付き合って６月に別れました。
＞月に１、２回しかあっていなかったですし、会えないことで文句は言いませんでした。
＞因みに今も会えないことで文句は言っていません。
月に１，２回すら負担です。働きながらだと、平日は２，３時間、土日は予備校で１日、その復習で１日を費やします。遊ぶ時間は全くありません。会わないと申し訳ないと思って無理して時間を作っていたのだと思います。楽しそうにしていました？その彼？
私は受験時代、特に４－８月は、人と話している時間はもったいないと思ってましたよ。

真剣に勉強しているなら、彼はきっと、他に恋愛するような気は１００％起きませんので、あなたから離れていくことはないでしょうし、優先順位を勉強においているだけのこと、そうしないと受からないから、です。試験が終わった瞬間、もちろん試験の出来不出来でくよくよすることもありますが、８月は遊び倒したいと思いましたし、それまで最大限の気を使ってやってほしいです。会うなんてもってのほか。電話も用事程度で、メールは返信がなくてもいいように、近況報告ぐらいで。回数も必要最低限に。最後は「勉強頑張ってね」で締める。人生８０年のうちの数ヶ月会わないくらいで消えてしまうような恋愛なら、必要ないと、彼は考えると思います。逆に、８月まで色々我慢してくれる相手なら、自分を理解し尊重してくれる相手と、愛おしく感じると思います。
　もし、こういった付き合い方であなたが満足しないなら、税理士試験受験生、会計士とか司法書士なんかもそうだと思います、とは最初から付き合わないほうがベターです。

お礼

早速、ご丁寧にお応え頂き本当にありがとうございます。
正直ここまで丁寧に回答を頂けると思っていませんでした。
すごく嬉しかったです!!!

これからは恋人の重荷にならないように、そっと見守っていきたいと思います。
８月の試験まで陰ながら応援していきたいです。

私より遥かに恋人の方が、精神的にも大変ですしね。
思いやりの心を持って接していきます。

本当にありがとうございました。