活断層かどうかわからないから原子炉運転を続ける?

このQ&Aのポイント
  • 大飯原発の敷地内を走る断層が活断層かどうか重大問題として議論されている。
  • 原子力規制委員会のメンバーが原子炉運転に問題ないとすることは理解できない。
  • 規制委員会の決定やメンバーの構成に疑問が残る。
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活断層かどうかわからないから原子炉運転を続ける?

大飯原発の敷地内を走る断層が活断層かどうか重大問題として議論されているようですが 原子力規制委員会のメンバーが科学者であれば原子炉運転に問題ないとするのが、どう考えても理解できません。 この議論の中で断層が活断層の可能性がないと言う人は一人もいないようです。 また、地すべりの可能性があると言いますが、大規模地すべりだったら被害は無いと言うのでしょうか? 地すべりでも被害は起きて危険でしょう? と言うことは、この場所で原発が動いていることは、大変な危険性があると言うことになります。 どうして規制委員会は原子炉をすぐに停止すべきであると言う結論を出さないのか非常に不思議です。 規制委員会は科学に関して無知なのか、原子炉推進の委員が大多数のようにしか思えないにですがどうなんでしょう?

  • 科学
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質問者が選んだベストアンサー

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  • mazeran
  • ベストアンサー率42% (221/518)
回答No.4

「地すべり」でも「活断層」でなくても、もはや原発に「安全」と言う言葉はないでしょう。 システムを作るのも人間であれば、それを管理・運営するのも人間であり、その人間が不完全に形成された人達であることが今までの原発関連事故を見ればわかると思います。(あくまで過去事例に基づく結果からの私見です。) 原発と自民党の歴史を理解すればわかると思いますし、恐らくそれらの息のかかった人達が結論を出せないでいるのではないかと私は思います。 「地すべり面」であれば、今の土木技術で安全はある程度確保できるものと思いますが、「断層」であれば、梯子の片方の脚がガラスの上に乗っているのと同じだと思います。「『活』断層」ともなればガラスが更に薄くなるのではないでしょうか。 仮に政治絡みにせよ良心的にせよ、このような「場」での発言には皆さん大変に慎重になられます。 「一言」の持つ意味に大きな責任があるわけで、決定的な証拠がない限り、現状維持になると思います。 人間の「欲」が葛藤している現場だと思いました。 どちらにせよ、原発の安全神話は崩れていますので、「クリーンで安全な発電」ではないですね。 「安全対策とか予防策」と言う気持ちはどこへ行ってしまったんだろうね。 仮に事故が繰り返されても、電気エネルギーによる生活の質の低下はイヤだと言う世論もありますからね。 今は「危険」でも「楽」な方を選ぶ方向が強いのかな。

tetsumyi
質問者

お礼

確かに規制委員の立場は政府によって与えられたもので、発言は大変に慎重にならざるを得ないと言うことでしょう。 政府が作った法律に従って、また日本経済に悪い影響を与えないように判断することになるのでしょうが、どうも安全と言う人の命とバランスを保った結論を出すような安全委員会は世界から見下げられる組織となりそうです。

その他の回答 (7)

回答No.8

3.11の時にも地震に対する原子炉の安全性が立証されたので、活断層が疑わしいからって、慌てることはないでしょう。 活断層があるということが立証されてから、停止を検討しても良いと思います。 事故の可能性が払拭できないから即時停止しろっていうロジックを採用するとなると、飛行機などは離陸することすらできなくなりますね。

tetsumyi
質問者

お礼

1つのよくありそうな見方での回答ありがとうございます。 福島原発事故は終わったのでしょうか? 私には到底そうとは思えません。 燃料はどこに行ったのかわかっていませんし、燃料取り出しの可能性さえ不明です。 処理されて高濃度となった汚染水は原発敷地内の巨大なタンクとなって増え続けています。 これらを処理できる見通しはありませんし、何十年も保管していると腐って漏れ出してきます。 使用済み燃料プールも放射性の少ない使用前の燃料をやっと取り出す段階ですが、使用済み燃料の取り出しは困難を極めると考えられます。 この壊れかけた燃料プールも処理に手間取り何十年も経てば割れ目ができて、やばい汚染水が漏れ出したり、崩壊すれば今まで以上の危機になります。 チェルノブイリでは今もって補強工事が行なわれています。 活断層があると言うことは原発にとって最悪の結果となるので、明確に原発は建設できないことになっているはずです。 水素爆発程度ではなく、直下型地震で原子炉本体が歪むと制御棒が動かなくなったり、落ちたりすることで頑丈に作られた圧力容器は超巨大な原爆となって日本の半分を吹き飛ばす恐れさえあります。 飛行機は墜落しても日本全体に大した影響は無いでしょう。 本当の恐れを知らない人は幸せかもしれません。

  • octopoda8
  • ベストアンサー率37% (346/925)
回答No.7

これは地層のずれが、将来にわたって地震を引き起こす恐れのある活断層か、過去に起こった地滑りによって生じたものか、という判定の問題でしょう。 この法律、「活断層の上に作ってはならない。」となっています。 これが「活断層の無い所に作らなければならない。」だと、設置者が活断層ではない事を証明しなければなりませんが、現在の条文では危険を訴える側が活断層であると証明しなければならないという所が、業界寄りの法律と思えてしまいます。 活断層と証明しきれなかった=問題無しというのは、論理の飛躍と言うかまやかしと感じられてしまいますね。

tetsumyi
質問者

お礼

全く、その通りだと思います。 高学歴の霞ヶ関の官僚は法律を作る時に必ず抜け道を作っているようです。 ありがとございます。

  • TANUHACHI
  • ベストアンサー率31% (791/2549)
回答No.6

 この問題での議論の中心がどこにあるのかから遡及して考えてみました。 (1)そこに活断層があったならば、構造物としての原子炉に倒壊の可能性がある。だから危険であり、そうした場所には原発を造らない。 (2)そこに地滑り層があっても、それは構造物としての原子炉には「倒壊の危険性が及ばないはず」だから、そうした場所には原発を造ったとしても問題ではない。  両者に共通するのは、昨年あれほどまでに非難された「想定外」に対する認識の温度差といえるかと存じます。前者では「想定外の事態」に対し、ダメージをゼロにすることは叶わないかもしれないが、それでも被害を最小限に食い止めねばならないとの危機感を感じ取ることができますが、後者からは「地滑り層だから、大規模な災害やトラブルに至る可能性は少ない」との根拠のない安心感が作用しているように感じられます。  「地滑り」といっても私たちの記憶に新しいものとして雲仙普賢岳の火砕流がありました。あれも地滑りです。また富士山の大沢崩れも地滑りであり、それが決して問題はないとの論拠にはなりえないと僕は思います。  私たちは「万が一に備えて」生命保険などをかけています。それは他ならぬ「想定外もありうる」との判断であり、もしそれが杞憂だったならばそれに越したことはないとの話になります。かつてこの国にあった「転ばぬ先の杖」「石橋を叩いても渡らない」との智慧はどこにいったのでしょう。そして「十中八九」といった場合の「残りの一二割の意味」を考えなくなった発想にこそ問題があるのではないでしょうか。

tetsumyi
質問者

お礼

そうですよね。 人には知恵は無いかのようです。 政府にとって、安心安全とは適当な規定を作って住民を納得させれば済む問題のようです。 今回の大津波も高い堤防があるから安全ですよ、と思い込ませていたように感じます。

  • Postizos
  • ベストアンサー率52% (1786/3423)
回答No.5

どんなに気をつけていても事故に遇う可能性が避けられない、そして外に出かけないわけに行かないとしたら、理性のある者なら1度ぶちまけたら取り返しのつかない毒物など背負って歩いたりはしないですよね。

  • foomufoomu
  • ベストアンサー率36% (1018/2761)
回答No.3

初めにお断りしますが、私も、原発はなくすべきだと考えています。 しかし、この件に関しては、「活断層かもしれない」というのは、かなり言いがかり的な意見です。 「日本は、どこに活断層があっても不思議でない。だから、大飯原発も危ないかもしれない。」と言っているだけです。 これまでの調査で分かっている活断層は、次のようなもので、 http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&frm=1&source=web&cd=6&cad=rja&ved=0CEcQFjAF&url=http%3A%2F%2Fwww.jishin.go.jp%2Fmain%2Fchoukihyoka%2F04mar_kakuritsu%2Fsetsumei_1.pdf&ei=IgOXUILPBdGPiAfOl4HIBw&usg=AFQjCNFMO_uRALVUM0AwKbA3xz-aa_9_1g&sig2=0WcOpbZgk3L_pbHTHHoWyQ これの12ページをみると、大飯原発のま下あたりには、活断層はありません。 今後さらに詳しく調査すれば見つかるかもしれませんが、可能性の話だけです。 この程度の話では、原発推進派の考えを変えることはできないでしょう。

tetsumyi
質問者

お礼

確かに原発推進派の考えは変えることはできないでしょうが、 元々最初の原発を建設する段階から地震国日本に原発はいらないと言うのが多くの国民の意見でした。 石油危機以来のエネルギー問題から次世代のエネルギー開発まで一時しのぎとして原発も止む終えないとして認められたものです。 ところが次世代エネルギー開発は力を入れないままでバブル期を通過し原発に頼るようになっていしました。 政府、産業界、研究機関の怠慢が現代の危機を招いたと言えます。 原子力にのろわれた日本が原子力によって人の住めない荒廃した地帯とならないことを願うばかりです。

  • kyo-mogu
  • ベストアンサー率22% (3398/15359)
回答No.2

 科学的に確率が0はあり得ない。ただし、確率が低い場合は0と同じような物と考える。  外に出て交通事故に遭う確率がある。だからといって外に出ないとは行かないでしょう?  

noname#188107
noname#188107
回答No.1

>どうなんでしょう? 科学的にいかに安全性を確保したと言われようが、 福島の事例は1000年の一度の大津波による特異な事例だと 言われようが、 世間一般の人が原子力行政に不信感がぬぐえないのは まさしくこういう体制が染みついていることを 薄うす感じとっているからです。 活断層かもしれないなら、即刻運転を停止して燃料棒も余所に移し、 活断層でないことが確実に確認されてから 初めて運転を再開する。というなら、まだしも 国民の信頼を得られるはずなんですが。

tetsumyi
質問者

お礼

まったくその通りで、政府は自ら行なってきたことから何も学んでいないようです。 国は日本のことは考えても、国民のことは考えられなくなっているようです。 国の経済、国の力を維持することを第一にして、国民を犠牲にます。 今のグローバル社会で経済戦争となった第三次世界大戦が始まったようです。

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