• ベストアンサー

高圧進相コンデンサーの充電状態

6.6kV受電設備の定期点検時、受電遮断器を開いた時高圧進相コンデンサーの充電状態は どうなっているのでしょうか?遮断j器開時は電流は零となる訳なので電圧は90°位相遅れで最大値となっているわけですがその状態でコンデンサ端子部等に触れたら6.6kVに感電となるのでしょうか。 又、定期点検時のコンデンサーの扱い方を教えて下さい。 放電の必要がある場合、簡単にアース棒等で接地させても問題無いのでしょうか。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • EleMech
  • ベストアンサー率52% (393/748)
回答No.2

 >放電の必要がある場合、簡単にアース棒等で接地させても問題無いのでしょうか。 急激な電荷移動は、コンデンサ内の絶縁体に大きな影響を与えます。 実際は、直接接地だけで行っても壊れる事はありませんが、コンデンサの寿命に影響を与える事は十分に考えられますし、古いコンデンサなら尚更です。 その為、開放直後であれば、抵抗付き接地棒により接地する事が重要です。 ただ、自己放電回路が内蔵されていますので、十分に時間が経過した後であれば、直接接地でもかまいません。 不良を発見する為の点検作業で、不良を作り出すような行為は避けるべきだと思います。

その他の回答 (3)

  • ave49952
  • ベストアンサー率18% (62/329)
回答No.4

過去に直流用高圧コンデンサで感電したことがありました。 現象としては、放電抵抗を接続すると0Vになるが、放電抵抗を外すと350V位の残留電圧が 出るというものでした。放電したのだから大丈夫と思ってさわったら感電してびっくりでした。 それ以来、高圧コンデンサは冷や冷やものです。 放電抵抗が付いていても、壊れている危険性があります。端子に触るのなら、電圧を確認する必要があります。 高圧用抵抗器がありますので、これを使って放電して、短絡するのが安全と思われます。 端子電圧の測定は、電源が接続されていなければ、直流電圧なので、TV用高圧プローブ(20kV)を使う方法もありますが、あまりおすすめできません。(あくまで弱電用なので強電用としては安全対策が不十分です) 以上はあくまで直流用高圧コンデンサなので、交流用途では残留電圧があるかどうか不明です。 高圧抵抗器は私の記憶では、日本ヒドラジン工業という会社で作っていました。

  • aruhai
  • ベストアンサー率80% (41/51)
回答No.3

高圧コンデンサーが現行機種ですとJIS規格に適合したものをメーカーは作成しますので、放電抵抗を内蔵させます。 この放電抵抗は、コンデンサーを充電状態から開放後に5分間で線間電圧を50V以下に低下させる様にメーカーは設定し、製造します。(JIS規格適合品を製造する。) JIS規格外の誘導炉などに使う特殊コンデンサーは放電抵抗が無い場合がありますので、残留電化の放電が必要です。 コンデンサーを5分以内に投入、開放を行う様な設備においては放電コイルを設置します。 この放電コイルは5秒間で線間電圧を50V以下に低下させる働きを行いますので、短時間の内に投入、開放する設備には設置します。 一般の小規模の高圧設備においてはコンデンサーと変圧器が接続されたままで高圧充電状態から無電圧になった場合は、変圧器のコイルが放電コイルの働きを行い、短時間で残留電化無しとなります。 コンデンサー単独で高圧充電状態から無電圧になった場合は、放電抵抗の働きを期待するか、直ぐに触る作業に入る場合は放電を行う作業が必要です。この場合コンデンサーを充電状態から無電圧にした直後は線間電圧は、6、600Vに近い状態ですが放電抵抗の働きで徐々に電圧は低下していきます。 よって、この状態で線間に触れると危険な状態となります。 直ぐに触る場合は、アース棒で放電してください。 残留電化のエネルギーに応じた放電アークは出るでしょうが、電圧が6,600Vと低いことと放電抵抗により時間経過とともに電圧は低下していますので問題ありません。 作業の安全を考えると作業用接地の取付とコンデンサー等の残留電化放電の確認は必要です。

fukasan2917
質問者

お礼

大変丁寧な解りやすい回答に感謝します。これからも安全第一で日々精進していきたいと思います。 なんでこんなに詳しいのでしょうか。私ももっと勉強しなければなりません。 ありがとうございました。

  • stardelta
  • ベストアンサー率25% (293/1135)
回答No.1

受電遮断機を開いた瞬間は質問文の通りでしょう。 時間がたつと並列にトランス等が接続されていますので放電されます。時間等については計算法を探して計算してみてください。 実際問題として、「簡単にアース棒で接地して」問題ありません。

関連するQ&A

  • 高圧進相コンデンサが破裂して困っています。

    6kVの特高受電変電所の、高圧フィーダーに進相コンデンサを何台か接続していますが、 高調波が原因と思われるのですが、2~3年に一度破裂して、恒久的な対処ができず困っています。 電力モニタ等で、高調波を多く出している負荷を探し出してリアクトルなどを付ける措置が必要なのでしょうか? どうか原因調査と対策について、ご教授願います。

  • 進相コンデンサの役割は?

    一つの知識としてお伺いします。 一般的にコイルが含まれる製品(モーターや溶接機など)では進相コンデンサを使うと思います。 会社の機械には3相200Vのモーターが付いているので進相コンデンサも付いています。 でも、単相200Vのモーターが付いた機器には進相コンデンサらしきものが見あたりません。(位相を作るコンデンサは内蔵されているようですが) Q1.単相機器には進相コンデンサは必要ないのですか?それか、単相契約では、力率改善による割引がないので、省いているとか?又は、三相ほど必要ではない? Q2.バッテリーフォークリフトの充電には三相電源が用いられますが、この時は進相コンデンサは必要ないのでしょうか? Q3.進相コンデンサを必要とする機器(容量は全て同じとする)は複数台あっても、進相コンデンサは一つで良いのですか?又、同時に使用しないときは一つでOK?それか、どんな場合でも機器1台につき進相コンデンサ1個要るのですか? よろしくお願いします。

  • 進相コンデンサの付いている設備

    低圧電力契約の3相200vのエレベーターだけの設備です。進相コンデンサがエレベーターブレーカーの2次側についており、EVの(進相コンデンサを含む)電流値を測ったら常時約7.4A電流が流れています。同時に主開閉器の電流値を測ったら同じ様に常時約7.4Aでした。稼動時には約38A流れる) しかしEVのみの電流を計測器で測ったら稼動時以外は約0.2A程度でした。稼動時は、約40A流れています。 常時これだけの電流が流れていると電気使用量がかなりあるはずなのですが、 7.4A(電流値)×0.2kV(電圧×√3(1.732)×力率(仮に80%とする)×24時間×30日=約1476kWh/1ヶ月 明細書では約600kWhでした。 この差異は何なのでしょうか? また、進相コンデンサでの常時電流値はどのように解釈したらよいのでしょうか? ちなみに、進相コンデンサは 指月製1985年製 200μF 7.3Aです。 また、進相コンデンサが導入されている設備では、実際に電力メーターにはどの位の電流値が流れているのでしょうか? 素人なので宜しくお願いいたします。

  • 進相用コンデンサーの開閉時のメカニズム

    高圧進相用コンデンサー開閉時の突入電流及び遮断時における再点弧現象について出来るだけ詳しく教えて下さい。

  • 進相コンデンサって?

    工場内200V回路の電力使用量を計測器を使用して24H計測した所、最大電力発生時のトランス1次側と2次側の合計が合致しません。 トランス1次側の計測値が540kW、2次側200V回路の(1)50kW、(2)130kW、(3)150kW、(4)105kWとなり200V回路合計が435kWでトランス1次側と105kWの差がありました。トランスの負荷損失にしては大きすぎます。後は非常用発電機回路と進相コンデンサの回路のみですが、非常用発電機はMCB切状態のため0kW、コンデンサは約90kVarの容量があります。この差異はコンデンサのに流れる電流?進相コンデンサとは力率改善用なのに、負荷電流として計測されるのでしょうか。コンデンサ自体もよくわかりません。弱電関係の学校を出て、強電はほとんど理解出来ていないので、教えてください。

  • コンデンサーの膨張

    高圧、特高受電の、進相用コンデンサーについてですが、力率改善のための、コンデンサーが、条件により、膨張、して、時には破裂します。 変圧器のように、丈夫なつくりにせず、簡単に膨張するように製作しているのでしょうか、教えてください。 パソコンでも電子部品用のコンデンサーが膨張して破裂、で駄目になるケースがありますが、コンデンサーだけ、なぜそのようなうつくりになっているのか、お願いします。高圧用の進相コンデンサーの、突入電流についてもお願いします。

  • 電気の不思議。SC進相コンデンサに繋がっているVC

    電気の不思議。SC進相コンデンサに繋がっているVCB真空遮断器は6.6kVなのにメガーは2000Vの高圧用メガーを使用していました。 高圧用メガーの使用電圧は7000V以上のはず。 7000V以下のVCBと繋がるSC間は低圧用メガーの500Vを使用するのでは? なぜ高圧用の2000Vメガーを使用するのか、なぜ測定対象機器は2000Vメガーに耐えられたのか? なぜ機器が壊れなかったのか、どちらが正しいのか教えてください。

  • 力率について

    工場の力率について教えてください。 以下の状態で力率が進みすぎています。コンデンサーを切っても進みすぎており、 原因が分かりません。 工場全体的に「進み」になっているようで、何が要因でこうなっているか現在調査中です。 ・特高受電:77kV→6.6kV降圧 ・高圧側電気室:6.6kV受電 ・高圧受電位置に進相コンデンサ+リアクトル設置 ・工場稼働時・・・力率計は、針が進み0.5を振り切っている  工場停止時+コンデンサ切り時・・・力率計は進み0.54を指していた ・機械は大型プレス機、コンプレッサー、加熱炉 ・特高変電所の力率計は、進み0.95~0.99を指している 何か調査すべき点などございましたら教えていただきたいと思います。

  • インバータについてなんですが・・・

    インバータの点検時等で入力電源を遮断したあとに再投入するまで数分間待つようにと言われてますが、何故待たなければならないのでしょうか?コンデンサの放電を待っていると聞いたんですが完全放電の方が突入電流が大きいので良くないような気がするんですが・・・。よろしくお願いいたします。

  • 力率について

    特高22000受電しており、特高室に進相コンデンサを設置しており、力率99%でております。そこで、テナントが200V業務用冷蔵庫をつけるので、専用に進相コンデンサを設置するよう指導したところ、設置したら、力率が100を超えるので設置する必要はないと言われました。そこで、供給電圧をVs(電流は力率99%なのでほぼ同位相とする)、線路インピーダンスをR+jwL、負荷電圧をVrとし、直列閉回路としてベクトル計算すると、位相だけみると、Vs=RI+jwLI+Irとなるため、IはVrより位相が進みます。上位でほぼ100%の力率なら、末端で100を超えるなんてことは、ありえるのでしょうか。普通、負荷があれば遅れ力率になるものだと思っていましたが。 頭が混乱してきたので、この考え正しいか教えてください。