オペラ「カルメン」とスペインとの関係

このQ&Aのポイント
  • オペラ「カルメン」とスペインとの関係について
  • カルメンという女性の奔放な生き方を描いたオペラ「カルメン」は、スペインの情熱的な物語として知られています。
  • しかし、実際にはこのオペラはフランスの作曲家によって作られ、スペインとの関係も複雑なものです。スペイン文化が情熱的であるかどうかも疑問があります。
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オペラ「カルメン」とスペインとの関係

カルメンという女性の奔放な生き方の悲劇を描いたこのオペラは、よく情熱的スペイン人の物語といわれています。 日本人はスペインを「情熱の国」とよく言いますが、そういう印象については、このカルメンの影響が大きいように思われます。 しかしオペラ「カルメン」は、フランス人作曲家ビゼーの作で、その原作の小説はフランス人作家のメリメですから、フランス人がスペイン人に対して持っていた偏見も含んでいるのではないか?と想像できます。 私の疑問は、このカルメンと本当のスペインとの関係はどのようなものなのか?と言うことです。 この物語の原型(モデル)はスペインにあったのか?というようなことを含みます。 そしてスペイン文化は、情熱的という要素が本当に濃いものなのでしょうか?

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noname#157218
noname#157218
回答No.1

 スペインには行ったことがありませんが・・・。  「カルメン」の主人公は、スペイン人ではなく、「ロマ」(昔使われていた「ジプシー」は差別用語として最近は使わないようです)ですよね。舞台はスペインですが。  「情熱の国」というのは、別にカルメンに起因する訳ではなく、ラテン・ヨーロッパの明るさや開放性、闘牛やフラメンコ、スペイン民謡やギター音楽、「ボレロ」のリズム、といったものから総合的に受ける印象なのではないでしょうか。日本だけのものではないと思います。  「ギラギラと明るい」「原色のカラフルさ」「感情・欲望を隠さない」「本音ズバズバ」というイメージでしょうか。あくまで「プロトタイプ」として、ということで、皆がそうだということではないのでしょうが、他の国に比べてそういう人が多い、というイメージなのだと思います。  クラシック音楽の世界でも、スペインの曲としては、ファリャの「三角帽子」や「恋は魔術師」、アルベニスの「イベリア」「スペイン組曲」、ロドリーゴの「アランフェス協奏曲」などがあります。これらの曲を聴けば「情熱的」というイメージはありますよね。  スペイン以外の作曲家のものでも、リムスキー・コルサコフの「スペイン奇想曲」、ラヴェルの「スペイン狂詩曲」「ボレロ」、シャブリエの「狂詩曲スペイン」なども、プロトタイプ的スペインということで、やはり「情熱的」というイメージですよね。  全世界的に、スペインに対してそんなイメージなのではないでしょうか。

kobatetu01
質問者

お礼

貴重な感想をありがとうございました。 なんとなくスペインという国には、異国情緒があって、惹かれます。

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