• ベストアンサー

筋収縮

“心筋、骨格筋ともに筋繊維束でみた場合、収縮は全か無かの法則に従う。”という文章の正誤について教えて下さい。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#29428
noname#29428
回答No.2

ひとつの運動ニューロンと,その刺激によって収縮する筋繊維を運動単位(motor unit)といいますが,この運動単位は刺激が閾値を超えると,全か無かの法則に従って収縮します。 この運動単位を形成する筋繊維は束を作ることなく,分散して筋束中に存在しているといわれています。つまり,筋束の中に多数の運動単位が存在するのなら,筋束としては全か無かの法則に従わないのではないでしょうか。 収縮は,筋束中の活動する運動単位の割合によって,全体として発揮される力を調節しているのかなと思います。ですから,筋繊維か筋繊維束(筋束)かで,答えは大きく異なるのではないかと思います。 専門家の回答をお待ちください。国家試験頑張ってください。

hiro2000
質問者

お礼

ありがとうございます。国家試験への激励ありがとうございました!

その他の回答 (2)

  • ikkame
  • ベストアンサー率40% (79/193)
回答No.3

No1のものです。すいません、答えが間違っているようでした。 単一筋線維においては全か無の法則に従うが、これが筋束の場合にはそれぞれの筋線維によって閾値が異なるため全か無の法則には従わない。よって不正解です。

hiro2000
質問者

お礼

ありがとうございました!

  • ikkame
  • ベストアンサー率40% (79/193)
回答No.1

正解です 一本一本の筋線維は、閾値以上の刺激が来れば、筋線維そのものが大小の力を出し分けることは出来ず、100%の収縮をします。ちょこっとだけ収縮するということは出来ません(全か無かの法則)。しかし、骨格筋の場合、ちょっとだけ力を入れたり出来るのは、骨格筋の筋線維がすべて同時に収縮するのではなく、一部の筋線維が収縮すれば全体としては、弱い力が出せます。

参考URL:
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/nogunao/koku-kiso-2.html

関連するQ&A

  • 筋収縮力の調節は?

    骨格筋繊維の収縮は悉無律に従っていて,運動神経の数は筋繊維より少ないはずで,個々の運動神経の刺激の大きさも悉無的なのに....なぜ骨格筋は収縮力をスムーズに調節できるのでしょうか? 以前,1つの運動神経に支配されている複数の筋繊維の閾値に差があるからだと聞いたことがあるのですが,イマイチ納得できません.

  • 骨格筋の収縮

    平滑筋の収縮ではミオシン軽鎖のリン酸化が起こりますが、骨格筋でも同じようにミオシン軽鎖のリン酸化が起こるのでしょうか?それとも、アクチンのリン酸化ですか?

  • 高校生物-全か無かの法則

    高校生物でよく見られる問題について質問させてください。 「カエルの神経筋標本(ひ腹筋に座骨神経がついたもの)の神経を電気刺激した。刺激の強さが小さいときはわずかな収縮がみられ、刺激の強さを増していくにつれて収縮高も徐々に大きくなっていった。しかし、ある程度の刺激強度以上では、収縮高はそれ以上大きくならなかった。この理由を200字以内で説明せよ。」 という問題があります。 答えは、複数本ある神経繊維、または筋繊維を全体としてみたときには、全か無かの法則には従わないというものです。 ただ、このような場合、または一般的に、神経繊維、筋繊維のどちらについての答えとするのが適当なのでしょうか? (※とある問題集の解答では、神経繊維についての答えになっています)

  • 骨格筋収縮メカニズムについて

    骨格筋収縮のメカニズムを400字程度でまとめる、という課題をだされました。自分なりにやりましたがこのまま出すのは不安なので、添削をどうかお願いします。 運動神経繊維から活動電位が誘発される。 活動電位が筋小胞体に伝わると、電位センサーがそれを感じ取り、筋小胞体の膜内にあるカルシウム放出チャネルを開き、カルシウムイオンを放出する。 トロポニンはカルシウムイオンとの結合部位があり、結合することでトロポニンとトロポミオシンの抑制作用がとれる。 そうなると、ミオシンの頭部である架け橋がアクチンフィラメントに引っかかるようになる。 すると架け橋に引っ掛けて曲げる、という機能が働いてミオシンの上にアクチンが滑っていくようになる。これを“滑り込み運動“という。 滑り込み運動が起こると、I帯とH帯はともに短くなっていく。その結果筋収縮が起きる 。収縮後はカルシウムイオンが筋小胞体に吸収され、トロポニンに邪魔され筋収縮できなくなり、元の状態に戻る。

  • 心筋収縮実験についてです。よろしくお願いします。

    心筋収縮実験における、カルシウム除去液、マンガン添加液などの作用から、心筋と骨格筋の細胞内カルシウム動員機構の違いを述べよ。 と言う課題を与えられました。マンガン添加液を加えた資料が全くと言っていいほどありません。 自分の意見でも何でもいいのでよろしくお願いします。

  • 骨格筋の収縮機構について

    生理学、医学について詳しい方、教えて下さい。 骨格筋の筋収縮についてですが、骨格筋の細胞膜はT管を形成し、活動電位をVDCCが電位センサーとなって、筋小胞体膜上のリアノジン受容体に伝 えカルシウム放出を起こすことが知られてますが、このVDCCはどのようにして、リアノジン受容体に活動電位を伝えているのでしょうか? 教えて下さい。よろしくお願いします。

  • 骨格筋のみの特殊な構造について

    問題が二問あり、問一が、平滑、心筋にはカルシウムイオン濃度の変化を隣接細胞間で同期させるための細胞接着装置が発達している。この名称と構成たんぱく質の名称を1つ記せ。 とありました。 たぶん、これはギャップジャンクションのことで、構成たんぱくはコネキシンと書きました。 たぶん間違ってないと思います。 そして、次の質問で思い悩んでます。 問二、では骨格筋では上記の構造は発達していない。その代わりに骨格筋内では筋収縮を同期させ大きな収縮力を発生させるための特殊な構造が発達している。この特殊な細胞内構造が筋収縮の同機にどのように寄与しているか、説明しなさい。 とありました。 これは構造でいうと筋小胞体に言及すればいいのかなと思いましたがカルシウムを細胞内から供給するだけで、大きな収縮力を同機させるためではないから、普通にサルコメア構造のことについて述べればいいのでしょうか。 あるいはそれ以外に何か大切なことがあるのでしょうか。完全になんと答えればいいのかわかりません。

  • 心臓収縮について

    心室が収縮する時には必ず底の方から上に向かって血液を押し出すようにします。そのことにヒス束(bundle of His)とプルキニエ繊維(Purkinje fibres)が関係しているらしいのですが、どのようにこの2つがこのような収縮を可能にしているのか教えてください。

  • 骨格筋の構造について

    筋肉について 骨格筋の細胞は長い一本が一つの細胞なのでしょうか。 筋繊維には筋肉特有の小胞体である筋小胞体がありますが骨格筋にも存在するのでしょうか おしえていただきたいです。 よろしくおねがいいたします。

  • 筋肉の「等尺性収縮」が理解できない

    等尺性収縮について説明を読んだのですが、「200キロの荷物を持ち上げようとする時など、抵抗がかかるために筋の短縮が起こらない収縮のタイプ」と書いてあり、なんじゃそりゃ?「抵抗がかかる」ってどういうこと?なぜそれで筋の短縮が起こらないのか??と、よく理解できませんでした。 この前に、筋原繊維中のフィラメントの滑走のしくみを勉強したのですが、等尺性収縮ではこれが起こらないということですか?(なぜ?)