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地球大気の温度構造

coralseaco2の回答

回答No.1

「地表面、成層圏界面、熱圏で温度が高くなっているのは」という点では合っています。 「大気の鉛直構造、温度構造」まで広げて考えると、いくつか抜けている所がありますので、補足します。 http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/whitep/1-1-1.html 地表は接する空気を暖め、蒸発で水蒸気を出し、水蒸気を含んだ空気は対流で上空へ上がって行きます。対流圏では100mで0.6度下がる湿潤断熱減率により、高さが高くなるにつれて温度が下がります。地球の放射平衡温度の-18度(標高5500m)と地表温度15度の差の33度が温室効果ガスの温室効果によるものと主張する人もいますが、それは誤りで断熱膨張によるものです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%97%E6%B8%A9%E6%B8%9B%E7%8E%87 気温減率 地表温度は水蒸気や炭酸ガスのような温室効果ガスがあるから15度になっています。温室効果ガスが全くなくなったら、地球放射は全て直接宇宙まで出るので、もちろん夜間の温度はもっと下がるのですが、地表温度は放射平衡温度の-18度になるという通説は低すぎのように思います。 日射は雲がなくなって、途中の吸収もなくなり、2倍になりますから、日中の温度は現在よりもかなり上がり、夜はかなり下がるということなのでしょう。ちなみに太陽からの距離が同じ月面は日中は100度以上に上がり、夜は-100度以下まで下がります。 http://www.rist.or.jp/atomica/data/pict/01/01080201/03.gif 熱収支図

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