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現代物理学の哲学とは?

来生 自然(@k_jinen)の回答

回答No.6

No.3です。 >>> No.5 お礼欄 ということは、宇宙は論理だけの物理学だけでは説明が不可能ということでしょうか? <<< たとえば 1.時空ないし時空に準ずる構造(場)があって(原因)、物質が生じた(結果)。 2.物質があって(原因)、時空ないし時空に準ずる構造(場)が生じた(結果)。 ※例)地球がある(原因)から重力場がある(結果)のか、重力場がある(原因)から地球がある(結果)のか。 といった考え(説明)も可能かも知れませんが、 時空ないし時空に準ずる構造(場)と物質とは同時に生じた。 とすることも可能です。 もっといえば因果関係では説明できない場合があります。 No.3で上げた「粒子と波動の同時成立」や「EPR相関」(http://nucl.phys.s.u-tokyo.ac.jp/sakai_g/epr/)での場合になります。 これらは、弱く言えば「相関関係」で、強いて言えば「非因果的連関」という概念に属します。 非因果的連関は、(誤解されやすい)ユングの共時性という概念に結びつき、さらに、あきらかに間違った考え方(非因果といいながら、別の意味での因果的思考)をすれば、オカルトにも繋がっていくため、あまり受け入れられていない考えでもあります。 このことについては、たとえば、ネット上での書評を含め下記が参考になるでしょう。 自然現象と心の構造―非因果的連関の原理 [単行本] カール・グスタフ・ユング (著), W.パウリ (著), 河合 隼雄 (翻訳) 「論理的に説明」とは、「因果関係」があれば、結果の原因の「説明」であり、「相関関係」があれば、両者の間の「関係」についての「説明」になります。「相関関係」や「非因果的連関」の場合、両者の「同時存在」をもたらすもの(原因に相当)については、説明不可能になります。

noname#213462
質問者

お礼

ご回答して頂きありがとうございます! 物理学である量子力学で、光は粒子性と波動性が同時成立する、ことが、因果関係では説明できないということでしたので、つまり、物理学の中には、量子力学のような非論理もあるということなのでしょうか?、つまり量子力学は非論理? また、非論理の相関関係や同時存在とは、例えば、宇宙を時空と考えると、時間(原因)が空間(結果)を作り、空間(原因)が時間(結果)を作る、だから時空が存在する。 ということでしょうか? つまり原因が結果になり、結果が原因にもなる、始まりの原因と終わりの結果がつながって、因果関係が一つの終わりのない閉じた円になったということでもあるのでしょうか? 例えば宇宙は自身が原因でもあり、結果でもある、だから他からの原因が必要なく存在できた。とか? あと、哲学の中には、非論理的手法と論理的手法があるとNo.5の回答者様がおっしゃられましたが、 その場合、哲学の非論理とは、文科系ということでもあるのでしょうか?、例えば、心や人生を哲学することなどでしょうか? 回答頂けるとうれしいです。。

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