自分の世界観を持ってる人に嫉妬してしまいます

質問

初めまして。いきなり長文ですみません。

私は、小説、詩、歌詞などを書く創作活動をしています。最近まではある漫画の二次創作をしていたのですが、私の中でそれらから受けた刺激を使いきったのか何も浮かびません。で、これに夢中になってた時は、自分なりにこういうのが書きたいっていう指針というか目標があって、テーマと呼べるものもありました。けれど今は思考が少し変わったのか、これまでのテーマや書きたいものでは私の創作衝動を補えなくなったんですね。それで今度は別の方向で尊敬してるアーティスト(サンホラや少女病などですが)さんの世界観を真似し取り入れつつ、自分なりに昇華していこうとしてるんですが……曲を聴いたり歌詞を写したりしてると「何でこんな表現が浮かぶのさ」「あーもうどうしてこんなストーリーを考えつけるの！」って感じで、嫉妬の嵐に巻き込まれます。それらに近づきたくても実力不足が目立って。また、根を詰め過ぎると、彼等の世界観が本当に私の求めているものなのかどうか……すらわからなくなって、もはや何を書いたらいいのか状態になってるんです。物を書き始めたのは小学高学年頃からですが、満足に書けない日が続くと精神が荒れて破壊衝動に悩まされます。エネルギーが充分に生かし切れてないというか……。で、私が尊敬している人達全てに言えるのは、皆それぞれ自分の世界観を持って創作していることです。だから軸がぶれないし、嫉妬に悩まされることもそうひどくはないのでしょう。

どうしたら、自分の世界観というものをぶれずに構築できるでしょうか。素晴らしい作品に嫉妬して、がむしゃらになってその良さを追求分析し、結果、それが本当にやりたいことなのかわからなくなって精神的に疲れる……という症状を少しでもよくしたいです。わかりにくくてすみません。

回答No.6

leben03 · ベストアンサー

aquarain50さん、

leben03です。

＞同時に襲うのは自分の力量不足とか浅はかさ愚かさなんですが。
＞leben03さんはこういったことありませんか？物書きと聞きましたので、

あります、そして、そのお気持ちは大事になさって下さい。
なぜなら、そのお気持ちは、aquarain50さんの向上心と一体です。
その気持がなくなったとしたら、aquarain50さんの向上心も同時に消滅します。
そうすると、物書きが作業になってしまいます。

私事ながら、似たような経験談をします。私もある小説を読んでその筆力に
圧倒され、自分の力不足と愚かさに打ちのめされる思いをしたことがあります。
その、小説は有名な「ファウスト」です、ゲーテですね、

私はなんとか、その小説を書きだした筆力を得たいと思い、片っ端から、
彼の事を調べました。彼が色彩の研究や、動植物の形態の研究をしていたこと
そして、その「ファウスト」を書いた頃の彼の実生活とその心境などが
書かれた文を読みあさりました。彼がどんな心境でその「ファウスト」を
書き上げたのか知りたかったのです。時間はかかりましたが、分かった事があります。

彼が「ファウスト」を書き上げた時のその心境は、
自分の力不足と浅はかさに襲われていた時だったのです。
そんな心境のなか、いや、その心境を「ファウスト」に表現したのです。
小説は、指南書でも、啓蒙書でも、手引きでもありません。
小説は、心を動かす何かがないと読者はそれに引かれません。

aquarain50さん、あなたの独創性も、世界観も、今、
aquarain50さんの感じられている心境にあります。今はその苦しみにあります。

＞ノートに思ったことや感じたことを書いても、それが私のものなのか、
＞どこかから持ってきたものではないのか、そんな区別さえつけられず、

ノートに書くべきものは、aquarain50さんがご存知でおられる傑作ではありません。
いま、「感じて」おられるaquarain50さんのその心境です。

そして、決して忘れないで下さい。
「aquarain50さんの作品は、aquarain50さんには断じて評価できません」
なぜなら、先に上げた例と同じです、目は目自身を直接に見れません。
この文字を読むのも「文字と背景」に違いがあるからです。
「文字」単体で、「背景」単体で、文が読めるわけではありません。
「文字と背景」に違いがあって現れるのです。

ですので、aquarain50さんは、aquarain50さんの書かれる文章を評価しない事です。
文章の評価は読者がするものであって、作者のすることでも評論家がする事でも
ないです。

わたしは、aquarain50さんの文章にみせられて、こうやって返答しています。
aquarain50さんの心の叫びが文章となり、その文章がわたしの心を動かしたのです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
小説家の文章とは、そういう文章だと思います。
上手く書けなくて悩む人には才能があります。
　　　　　　　　~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ですので、aquarain50さんのいまの心境を消そうとはせず、
その心境を書くことを続けてみてください。
途中で「こんなんでいいのかな？」と思ったら、自分の文は自分で評価しないことを
思い出して下さい。そうやって書き尽くせば、必ず、aquarain50さんの文を
高く評価する人と、低く評価する人の「両方」が必ず現れます。
片方だけではないです。必ず両方現れます。
　　　　　　　　　　　~~~~~~~~~~~~~~~~

お礼

leben03さん、お忙しい中補足質問にまで答えて頂きありがとうございます。

読ませて頂き、久しぶりに目から鱗が落ちるような衝撃でした。何度も読み直していますが、本当に私にとってはどの内容も素晴らしく思えました。体験談を読んだ時、「私が此処にいる！」とさえ思いましたね。私も優れた作品に出会うと、その作品がどうやってできたのかを知りたくて調べる性質ですので。『ファウスト』はお恥ずかしい話読んだことはないのですが、タイトルと作家の有名度は耳にしたことがあります。名作だそうですが、それが作者自身力不足と浅はかさに襲われていた時に書いただなんて今でも信じられません。その心境を表現しただなんて……確かに独創性や世界観は自分の中にあるのでしょうね。今なら、仰る通り苦しみの中に。けれどこれがあるから私は向上心を保てる、これもまた事実だと思います。

ノートに書くべきものが私自身の心境、今感じていること。これ、私は頭の中でしか理解してなかったんだなと思いました。頭では、感じたことを書けばいいとわかっているのに、いざ書き出すと『どうやってストーリーに繋げていけばいいか』を常に頭で考えてたんですね。ただ感じたことをつらつら書くんじゃなくて、それが最終的には作品にならなければ意味がないといったような感じでしょうか。

そのため、私には私の文章を評価することができないという言葉は、強いショックを受けました。書いたものを常に評価し、良いか悪いか判断を下していたものですから。故に、私の今回の質問がleben03さんの心を動かしたなんて思いもしませんでした。私は本当に今悩み苦しんでいることをつらつら書いただけで、特別なことは何もしていないからです。でもそれが心を動かしたなら、感じたことや心境というのはとても大事なんだなと思いました。

読んでから早速、今感じていることに焦点を当てて書いています。「過食が止まらない、喉が痛い、満たされない……」みたいなネガティブの羅列で、とても直視できるものじゃないですが、そこから突然ふっとアイディアが浮かび上がったりもしています。そっから物語に入ってしまうので、中々感じたことをそのまま書き続けることはできていないのですが、これからも自分で評価せず感じたことをただ書く作業をしていきますね。多くの気づきをありがとうございます。では失礼致します。

回答No.5

dogday

その壁がプロと同人の差なんです。
プロは職業ですから、才能だけでなく、技術的な問題で回避するのです。
自分の世界観を完成させるだけでは作品は売れないので、売るための読者への世界観を作る。
だから軸がブレても修正が効くので、軸がぶれない。世界観が自分だけのものじゃない公共のものだから。

この能力があるかないかで、メディアミックスの成功が決まり、商業的な成功が決まるのです。
ぶっちゃけ二次創作が作り易い作品かどうかもここで決まっています。他人にも動かせることが商業作品の条件。

自己満足で完璧な世界観を構築しようとするから売れないし、ブレが出て崩壊する。
わざと欠けたピースを作り、読者に補完させることで膨らむ世界観を提供することがプロの仕事であり、一生食べていくコツです。

お礼

dogdayさん、初めまして。回答ありがとうございます。

耳が痛いですが……そこは自分自身まだまだアマチュアだと思います。同人とプロの違い、二次創作についてなど詳しく説明して頂いたことはとても勉強になりました。わざと欠けたピースを作って、読者に想像させ脳内補完させる作品は確かにだいたいが二次に繋がりますね。今のエンターテイメント作品はほとんどそんな感じでしょうか……。もう少し意識を強く持てるように努力したいと思います。今回はお時間を割いて頂きありがとうございます。では失礼致します。

回答No.4

leben03

はじめまして、

　私も物書きをする機会があるのですが、
　aquarain50さんの質問をご自身で、お読みになりましたか？
　aquarain50さんの質問は、他の誰かの質問と似ているでしょうか？

　私はそうは思いませんでした。

　aquarain50さんのように向上心の高い方は、めずらしいかもしれません。

　「衝動」「嫉妬」は、aquarain50さんの世界観がぶれているからではありません。

　単に、aquarain50さんが、aquarain50さんと誰かを比較するので精神が乱れている
　に過ぎません。

　aquarain50さんは、他の誰でもありません。

　もし、aquarain50さんが、ご自身の世界観を持ちたいとお考えなら、
　それは、すでに持っておられるとお答えするより他ありません。ただ、
　aquarain50さんが、ご自身の世界観を自覚されているかどうかは別です。

　自分の世界観を自覚するには、自分の考えたこと、疑問に思うことを文章に
　書き出すしか道はないと思います。例えば、ここに質問されたことも、それに
　つながると思います。

　なぜ、書き出すかと言いますと、例えば「目の玉」は直接自分を見ることはできません。
　鏡に写った自分の象を見るより他ありません。

　ですので、ご自身の世界観を知りたいのであれば、思ったことをとにかく文章に
　書き出すのです。部屋にいるときも、歩いてふとした時も、食事の時も、横になった時
　も、メモを忘れず、書き続けることです。その文章に自分の世界観が浮かびあがるまで
　書くことです。定期的に読み返すことです。

　わたしも学生の頃そのようにしました。辛くてすごく長い時間に感じられましたが、
　書いたものは、A4にたった２４ページ程度のものでした。そこでわたしの探求は、
　終焉をむかえました。

補足

leben03さん、初めまして。回答ありがとうございます。

私もこの質問をする前に検索をかけてみましたが、仰る通り似ているものは無さそうな気がしました。キーワードで見つけられなかっただけだと言われればそれまでですけど。

確かに私は常に比較してます。自分の作品を少しでも憧れに近づけたくて、もうそこにまっしぐらみたいなものです。ですが困ったことに、そうした結果近づいていっても虚しいだけなんですよね。私の書きたいものは本当にこれなのか？っていう疑問がいつまでも絶えないのです。何が書きたいのか、それこそ毎日のように書いて自問自答して、行き詰まると本やネットから色んなヒントをさらってきます。それでもやはり満足いくものにはならず、本当に書きたいものがますますわからなくなるんです。憧れに近づきたいのに、その世界観が羨ましいのに、いざそれに近づいていく自分がいると虚しくてたまらなくなります。ノートに思ったことや感じたことを書いても、それが私のものなのか、どこかから持ってきたものではないのか、そんな区別さえつけられず、ぐるぐると螺旋階段を回ってるみたいです。私が他者の作品に影響を受けすぎるのも悪いのですけど。ハマるとドップリで他が見えなくなるんです。同時に襲うのは自分の力量不足とか浅はかさ愚かさなんですが。
leben03さんはこういったことありませんか？物書きと聞きましたので、宜しければお答え頂けると嬉しいです。

回答No.3

aiueo0427

おはようございます。

とても素敵な仕事をされてるんですね。

自分の世界観を持ってる人達は、実は持ってるように見えるだけで、いつも葛藤して、質問者様のような状態になる人もいると思いますよ。

いろんなアイディアを出さなくてはいけない仕事は、つまづくことがあって当然な気がします。

ある程度世界観を持つためには、やはり経験を多く重ねて大変努力されてるのではないでしょうか？

つまづいた時に、どうやって持ち直すかを考えてみてはどうでしょうか？

切羽詰まった時は、気分転換の仕方を模索してみたり。そういった経験の中で、確かな世界観が生まれるのかもしれないですよ。

つまづいたり、うまくいかないからこそ、いい作品ができると思います。

芸能人を見てると、苦労してる人の方が多い気がします。それでも笑ってテレビに出てるんですから、すごいなぁって思いますよ！

肩の力抜くことも大切だと思います。

お礼

aiueo0427さん、初めまして。回答ありがとうございます。

そうですね。多分私達から見えないだけで、他の創作者さん達も葛藤や悩みを繰り返してるんだと思います。テレビに出てる方は仰る通り凄いですよね。仕事というのもあるでしょうが、悩みなんて感じさせず今この場でできることを精一杯やろうって感じが伝わってきます。気分転換なども大事だとはわかってるんですけどね。まだまだ経験不足な面もあるので、色々な経験をして世界観を深めていけたらなと思います。今回はお時間割いて頂きありがとうございます。では失礼致します。

回答No.2

tertheearth

初めまして。

私の意見でよろしければ参考の一つとして下さい。

ご質問からは、「混乱」や「焦り」等といったネガティヴな想いを持っておられることが感じ取れます。

自分の世界観を持っていない人はおそらく存在しないと思います。

ただ、ネガティヴな想い等が積もり、それに気づいていなかったり、見失っているだけではないでしょうか？

今、あなたに必要なことは、リラックスしネガティヴな想いを手放すことだと感じています。

効果的なリラックスの方法はいくつもあると思いますが、ご自分にあった方法を見つけてください。

（多くの人に共通する方法として、複式呼吸による呼吸法等があります。）

リラックスすることの大切さに気づく機会を与えられたと考えて、実行してみてはどうでしょうか？

※創作活動にインスピレーションを受けるのによいブログがあります。

　これまでとは異なる視点を得られるのではないでしょうか・・・。

　　http://mihoh.seesaa.net/article/182189441.html

お礼

tertheearthさん、初めまして。回答ありがとうございます。

焦りや混乱、確かにネガティブ要素は積もり積もってます。自分に足りないところばかり目がいってしまうんですよね。リラックスしたくても、動き続けないと死んでしまうような感覚に毎回陥ってますし。というより、リラックスが怖いといいますか……何だか変な答えですね。
ご紹介頂いたURLですが、すみません……私には難しいのと、アセンション＝スピリチュアルに結びついて読めませんでした。昔、精神世界系や自己啓発に振り回されて、何度か自分の世界観を捨ててポジティブ思考を無理矢理植えつけてたこともありまして……。今はもう拒否反応がひどいです。せっかくご紹介頂いたのにすみません。今回はお時間を割いて頂きありがとうございます。では失礼致します。

回答No.1

deokuresai

自分の世界観持つ人は、それ相当のお金を持ってませんか？

その余裕に嫉妬します。　しかし嫉妬は文面以外見せませんが。お人よしは損します。景気が悪いと余計に。

お礼

deokuresaiさん、初めまして。回答ありがとうございます。そうですね、確かに豊かな作品作りには、ある程度お金を持った生活は必要な気もします。でも生活がそれで満たされてしまったら創作意欲が湧かないような気もしますね。他者の作品に触れて終わってしまうような、そんな感じが。飢餓感が足りないといいますか……。今回はお時間を割いて頂きありがとうございます。では失礼致します。