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アンテナの解析について

今、アンテナやマイクロストリップラインの解析方法について調べています。 アンテナ工学や電波工学といった専門書を調べていますが 公式が天下り的に記述されていて、なぜこのような公式が導出されるのかわかりません。 また、アンテナは式が複雑でなかなか暗記できません。 そこで質問したいのですが アンテナやマイクロストリップラインの計算式が詳しく記述されている専門書を教えてください。 邦書、洋書は問いません。 また、詳しく書いてあるサイトを教えてください。 お手数ですが、よろしくお願いします。

  • nazis
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回答No.1

私がマイクロストリップアンテナを調べる目的で買った「新アンテナ工学」(新井宏之著・総合電子出版社;ISBN4-915449-80-7 C3055)の「まえがき」によると、「アンテナの理論は難解であるといわれ」ているようでして、専門書でも、どうしてもその公式が天下り的に記述されがちになり、論文作成などで困ったことが幾度となくありました。アンテナの設計現場では、未だ経験による所が多いそうですし、アンテナの解析を数式によるのではなく、有限要素解析(FDTD法やモーメント法)による数値計算による方法が考案されているのも、アンテナ理論が極めて難解であるからではないかと想像されます。 冒頭に挙げた「新アンテナ工学」では、マイクロストリップアンテナを、中途に給電点を有し、両端を放射コンダクタンスで終端したレッヘル線として、その入力インピーダンスを計算しております(マイクロストリップ線路はレッヘル線と等価とみなせるとの記述もあります)。この本は、小型・薄型アンテナの章があるので、マイクロストリップアンテナなどは比較的詳細に記述されておりますが、途中の計算の省略されている場面が結構あり、計算式が詳しく記述されているとは言い難いものがあります。 どうも、日本の「専門書」レベルでは記述に限界があるようです。やはり、詳細に記述されている文献となると、原著論文を当たってみるしかないかも知れません。「マイクロ波工学・基礎と応用」(岡田文明著・学献社)の参考文献から拾ったものですが、マイクロストリップ線路については、以下のようなものがありました。 (特性インピーダンス)S. B. Cohn, IRE Trans. MTT-8 635- (1960) (伝送特性)H. A. Wheeler, IEEE Tr MTT-13 172- (1965) (減衰量)Pucel et al., IEEE Tr MTT-16 342- (1968)

nazis
質問者

お礼

ありがとうございます。 やはりアンテナの理論は高度ですよね。 図書館の専門書を探したのですが、どれも似たような書き方ばかりで困ります。 やはり洋書を頼るしか内容ですね。 AMAZONで紹介していただいた専門書を探してみます。

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