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PAS SOGの試験方法でのことで

はじめまして。点検の仕方を勉強している者です。 PAS、SOGは三菱電機製です。 リレー試験器はムサシインテックのIPーR2000です。質問なのですが、(1)DGR(方向性)の場合、最小動作電流、最小動作電圧、動作時間、位相角試験がありますが、ある文献では、設定電圧V=190×130%で247Vと書いてあり、方や設定電圧V=190×150%で285(V)と書いてある場合もあります。 実際はどちらに設定すればよろしいのでしょうか? (2)位相特性試験の場合、まず進み170°に設定して、これから位相調整つまみを進み方向にまわして、遅れ方向の動作点を見つける。次にまた進みの170°に設定し位相調整つまみを遅れ方向に回し、進み方向の動作点を見つけると理解していますが、これで正しいでしょうか? (2)地絡継電器試験で、PASとの結合試験の仕方がいまいちわかりません。 なかなか参考となるものもなくて困っています。 SOG単体での試験方法は手持ちの参考資料にのってあります。 以上ご指導宜しくお願いします。

みんなの回答

  • iinlet
  • ベストアンサー率0% (0/0)
回答No.2

はじめまして まず、リレー試験器はムサシインテックのIPーR2000をお使いになられておられるとのことですが、この試験器は位相特性の専用機ではないために位相の角度の試験は行なえません。 0°or180°をスイッチで切り替えることで結線の入れ違い等を判別する程度の試験内容になります。 さて、ご質問の試験電圧に関してですが、 (1)JIS・メーカー等を見回しても電圧に関してはV0=190×150%=285Vと書いているようです。 電流に関しては130%、400%の試験で時間測定するようになっているため、混同しておられるのではないでしょうか? 実際に試験を行なった際に試験電圧が130%でも150%でも(1)動作電流試験(2)動作時間試験(3)位相特性試験共にほぼ違いはないようです。試験を行なう際に充分に動作域に入っていれば良いと思われ、ご質問にある130%の試験電圧は許容誤差である±25%を加味した125%を繰り上げて130%で試験を行なうという根拠から130%と書かれているのかもしれませんね。 (2)位相特性試験を含め不動作域(両極180°)から動作域にボリュームで調整し動作点を見つけるために、ご質問の内容で正しいと思われます。 (3)地絡継電器試験で、PASとの結合試験の仕方がいまいちわかりません 一般的には「結合試験」とは言わないと思いますが、連動試験と考えてよろしいでしょうか? PASの場合は試験を制御部で行なうためそのまま端子へ接続することとなります。 通常、連動試験で開閉器部分の動作確認を行なうため一度だけ行ないますが、継電器に対する細かな試験は単体で行なうことが一般的かと思われます。

参考URL:
http://www.geocities.jp/putimonikiki/top/sogsiken/kanriti.htm
  • e_Chikama
  • ベストアンサー率29% (57/192)
回答No.1

勉強ご苦労様です。 失礼な事ですが、質問内容で感じました点は、方向性の開閉器の必要性を理解出来ていますか? また、原理を理解していますか? 理解しているとの事でお答えします。 > (1)DGR(方向性)の場合、最小動作電流、最小動作電圧、動作時間、位相角試験がありますが、ある文献では、設定電圧V=190×130%で247Vと書いてあり、方や設定電圧V=190×150%で285(V)と書いてある場合もあります。 実際はどちらに設定すればよろしいのでしょうか? 接地電圧とは、配電線で接地事故が発生しますと、接地電圧Voが発生し、Voと接地電流Ioの位相差で動作し開閉器を切ります。 6600vの電路の対地電圧は、6600/1.73=3810v 3810vの5%は、190vです。 Voの検出に接地コンデンサーで検出していますので、誤差が大きい欠点があります。 +-30%位有ります。 190*130%=247v 190*70%=133v ですから両方とも満足していますので、どちらでも良い事になりますが、動作試験は285vが良いです。 また、継電器に2.5% 5.0% 7.5% 10%の設定値が有ると思います。 配電線の残留電圧が有りますので、残留電圧+5%の設定が良いです。 > (2)位相特性試験の場合、まず進み170°に設定して、これから位相調整つまみを進み方向にまわして、遅れ方向の動作点を見つける。次にまた進みの170°に設定し位相調整つまみを遅れ方向に回し、進み方向の動作点を見つけると理解していますが、これで正しいでしょうか? 表現が理解しにくいため私のやり方をお知らせします。 接地電圧voと接地電流ioの位相を180度にし(進み遅れ)どちらでも良い。 位相をずらし進みで30度、+-90度程度の範囲で動作(トリップ)すれば良と判断 進みと遅れの合計角度が180度程度になれば良い(アバウトで良い) (非接地地区) 正確には、各メーカーに範囲値があります。 vo=285v  io=0.26A  リレー制定値は vo=5% io=0.2A です。 また、不動作領域で完全接地電流io (配電線によって異なる 2A 3A 4A)を流し不動作を確認する。 >  (2)地絡継電器試験で、PASとの結合試験の仕方がいまいちわかりません。 なかなか参考となるものもなくて困っています。 SOG単体での試験方法は手持ちの参考資料にのってあります。 ここが一番重要な件ですね。 リレー単体の試験は良いのですが、現実は開閉器と組み合わせの動作試験が重要です。 設備に設置後は、単体試験とトリップ試験しか出来ませんので、設置前に組み合わせの試験を行います。 組み合わせ試験は、voは、6600vリード線負荷側に3線まとめて印加します ioはkt-lt端子に流します。 次に、voを試験端子に印加、ioを6600vkの1線(どれでも良い)に流しトリップ確認を行います。 次に動作時間を測定します。 これでバッチリです。 設備に設置している開閉器の試験の場合は、テスト端子vo ioでトリップ確認です。 重要な事は、制定値の誤差範囲も重要ですが、動作時間が規定値に入っている事が重要です(電力会社の保護リレーの動作時間協調のため)

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