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ロールシャッハなどの投影法

ロールシャッハなどの投影法 といわれる性格判断は、性格心理学の一番基礎的なものでいうと特性論 と類型学どちらの流派になるんでしょうか。 (例えばエゴグラムやビッグファイブは特性論を元にしているように) それとも、また違ったものですか? また、類型学的な性格診断で有名なものはありますか?

noname#119774
noname#119774

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  • vzb04330
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回答No.2

No.1です。 補足です。 ロールシャッハ法は、もともとスイスあたりの子どもの遊びとして存在していたものを、ロールシャッハが、体系化したものです。 ただし、ロールシャッハは、インクブロットの知覚という側面を取り上げ、その個人差を明らかにしようとしたのでした。 しかし、その後のロールシャッハ法の発展は、インクブロットがどのように、あるいは、何に見えるかという反応に、それぞれの個人の内面、すなわちパーソナリティや深層心理が投影されるという面に関心がもたれ、パーソナリティテストとして盛んに用いられるようになっています。このように、「投影される」と見るところに、すでにフロイトなどによる精神分析学など、力動的人格理論の影響が見て取れると思います。 類型論でも解釈されている性格検査には、古いものですが、YG性格検査があります。 YGは、本来は特性論の検査で、12の下位尺度を用いて性格を測定しますが、その結果を、プロフィールのパターンから、5つの大きな類型の枠組み(A、B、C、D、Eの各タイプ)を用いても表現できるように作成されています。 ただし、YG性格検査の標準化は古く、また、その手順には問題があると考えられています。 現在でも用いられ、販売もされてはいますが、信頼性・妥当性の面からは、使用は薦められません。 なお、性格判断という言葉は心理学の専門用語ではなく、日常用語です。また、性格診断という言葉も、心理学の専門家の間ではあまり用いられません。

noname#119774
質問者

お礼

なるほど。よく分かりました! ありがとうございました。

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  • vzb04330
  • ベストアンサー率74% (577/778)
回答No.1

ロールシャッハなどの投影法の心理検査は、力動的人格理論によって解釈されることが多いと思います。 また、類型学で有名なものは、クレッチマーの体型説があります。 心理学の教科書にはたいてい載っているはずです。

noname#119774
質問者

補足

心理学における人格の捉え方それ自体は類型か特性論の2派どちらかに 源流を持つものだという認識で、ロールシャッハの理論の一番の元を辿 ればどちら側から派生しているものか知りたかったのです。 私のもともとの認識が違うんですかね。 類型学の性格検査(説や理論という意味ではありません)については質 問そのものが少しとんちんかんだったような気がしてきました。。 ありがとうございました。

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