宮崎の口蹄疫と新型インフルエンザの関係についての検討

このQ&Aのポイント
  • 宮崎の口蹄疫と新型インフルエンザの関係についての検討がなされています。口蹄疫は畜産の病気で、感染した家畜は全て処分されることがあります。口蹄疫と新型インフルエンザは感染力が強く致死率も高い病気であり、人間界での感染拡大防止対策は非常に難しいとされています。
  • 口蹄疫と新型インフルエンザの関係についての検討が進められています。口蹄疫は家畜の病気であり、感染した家畜は処分されることがあります。口蹄疫と新型インフルエンザは感染力が強く致死率も高いため、人間界での感染拡大を防止することは困難です。
  • 宮崎の口蹄疫と新型インフルエンザの関係についての検討があります。口蹄疫は畜産の病気で、感染した家畜は全て処分されることがあります。口蹄疫が人間に感染した場合、感染拡大の防止は困難であり、現在のところ有効な対策がないと言われています。
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宮崎の口蹄疫と新型インフルエンザの関係についてどのような検討がなされて

宮崎の口蹄疫と新型インフルエンザの関係についてどのような検討がなされているか教えてください。  口蹄疫は畜産の病気です。「感染した家畜は全て屠殺」で処理されました。私自身「ほかに方法がない」と納得するしかない。そして、宮崎の当事者の方も本当に泣く泣く、その処理に従いました。しかし、これが人間に対してならばどうなるのでしょうか? それを考えたとき、本当の恐ろしさに気が付きました。  前回の豚インフルエンザは、症状がさほどひどいものでなかったことから、感染拡大防止対策の不備は指摘されましたが、さほど大きな問題になっていません。しかし、口蹄疫の様に感染力が強く致死率の高い病気が人間の間で発生したらどうなるのでしょうか? 私は、鳥インフルエンザの怖さを漠然としてしか理解していませんでした。今回の口蹄疫を鳥インフルエンザに置き換えてみたとき、「一体どんな対策があるのか」と思い、有効な手段がないと感じ非常に不安になりました。もちろん、口蹄疫とは違い有効なワクチンや抗ウィルス薬があるのは知っています。しかし、口蹄疫の感染力を見ると感染の拡大を防ぐことは、人間界では不可能に感じます。  鳥インフルエンザの流行の前に、今回の口蹄疫の問題が発生したことは、ある意味では良かったと思います。感染力の強い疾病の感染拡大の防止がいかに難しいかを、嫌というほど身に染みて分からせてくれました。人間界で同じような感染力を持つ疾病が発生したとき、どうやって防止するのか検討されているのでしょうか?(家畜みたいにみんな殺してしまうわけには行かないんです!!!)  どなたか、この方面に詳しい方がおられましたら、現在どのような対策が考えられているか教えてください。 追伸  人間界で有効な対策があるならば、それを家畜にも適用して欲しいです。全てを殺してしまうのは、あまりにもかわいそうです。彼らは「同じような疾病が人間界で起きたときどうなるか」を身を持って示してくれました。尊い犠牲です。その教訓を無駄してはいけないと思います。

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noname#160718
noname#160718
回答No.3

 Jagar39です。 >やはり、「感染を広げない」事が最重要な対策なのですね  それは疾病によって異なります。家畜の伝染病ですら、口蹄疫や高病原性鳥インフルエンザのような「1つでも見つけたら皆殺しにして、何が何でも感染を広げない」という方針で防疫対策が策定されている伝染病もあれば、感染しても拡大しても仕方ないから被害はなるべく抑えよう、という「共存」という方針で防疫されているものまで様々です。  それらはその伝染病や病原体の性質によって違う、ということです。  口蹄疫でも確実に効くワクチンが存在すれば、こんなことをしなくても全ての牛や豚にワクチンを接種すれば済む話なのです。確実に効くワクチンが存在せず、ウイルスや疾病の性質により今後も確実に効くワクチンを開発することが非常に困難(というよりほぼ不可能かも)なので、「殺処分」という防疫方針になるわけです。  確実に効くワクチンがない疾病でも(そんな良いワクチンがある疾病の方が少ないのですが)、その疾病の感染力や病原性によっては、「確実でないワクチンでも接種して被害を抑える」ような対策になる疾病もあるわけです。  それともうひとつの重要な要素は、社会的な要因です。  もし動物愛護精神がさらに強く、「いかなる理由があっても家畜の殺処分など許せない」という社会であったなら、殺処分ではなく他の防疫対策を模索することになるでしょう。被害は今よりまず比較にならないほど増えると思いますが。  社会は日々変化していくので、防疫対策も日々変化せざるを得ない、ということです。「妥協」ですから、その形は1つではありませんし、ベストな形というのもそもそも「妥協」である以上、存在しません。  1つ言葉の問題ですが、明確にしておきたいと思います。  「豚インフルエンザ」は豚の病気です。鳥インフルエンザが鳥の病気であるのと同じです。豚や鳥からヒトに感染してヒト→ヒトで感染拡大するようになれば、これは「ヒトインフルエンザ」です。それぞれ明確な定義がある言葉なので、きちんと使い分けないと混乱します。  さて、去年の「豚インフルエンザ」ですが、これは豚由来の「新型インフルエンザ」です。 >空港経由での流入ならば現在は体温監視のシステムがあるので、自己申告に関わらず検出できます  無理です。  その時に感染してはいるけども発症していない人、すなわち潜伏期間中の人は摘発できませんから。  しかも、その状態でも既にウイルスを排泄している可能性は十分あります。  飛行機の中で数十人の人に感染させて、感染者全員が涼しい顔をしてチェックをパスして空港を出て行く、ということは普通にあり得ます。  なので空港で確実に侵入防止をするためには、「ウイルスの非存在を確実に証明できる期間」まで乗客全員を隔離しなければなりません。  無症状感染者も普通に存在するので、1週間隔離して誰も発症しなかったからといって安心もできません。血中抗体が産生される3週間隔離して、3週間目に全員の血液を採取して抗体検査をした上でないと、海外からの飛行機の乗客を入国させるわけにはいかない、という理屈になるわけです。  その間に誰かが発症すれば、その患者だけさらに隔離して残りはそこから3週間後の抗体検査、です。  理論的にウイルスの侵入を完璧に防ぐ方法はこれしかないので、それができない以上は(できっこないですが)、「感染拡大もやむなし」という「妥協策」をとるしかない、というわけです。  ですから新型インフルエンザの防疫対策は、「日本への侵入を防止する」のではなく、「感染拡大の速度を可能な限り遅くして、医療体制のパンクを防ぐ」という考え方で構築されています。それは病原性が高いという想定のH5N1による新型インフルエンザでも基本的に同じです。  ちなみに口蹄疫は、感染力が桁違いなので畜産という産業に与える被害は甚大ですが、「病気」として考えると致死率は低いし、別にたいした病気ではありません。

nandaakira
質問者

お礼

 ありがとうございます。社会的状況、家畜と人間との違い、病気に対しての治療法・予防法の存在、病気自体の特性で、対策は変わるのですね。当然といえば当然ですね。これらを一緒にして(特に悪いところばかり集めて)今回質問してしまったようです。お騒がせして申し訳ありませんでした。  豚由来のヒトインフルエンザで感染拡大を防げなかったので、豚由来に比較してはるかに毒性が強いと予想される鳥由来のインフルエンザに危機感を持ったのですが、「感染拡大の速度を可能な限り遅くして、医療体制のパンクを防ぐ」という考え方に納得です。これしか無いですよね。  備蓄しているワクチンが有効であれば、すばやい対応できますが、予想外の型の時にはそれに有効なワクチンを作るまでの時間が掛かると思います。その時間的余裕をどうやって作るか、ということなのですね。このような理解で合ってますでしょうか?

その他の回答 (2)

noname#160718
noname#160718
回答No.2

 家畜防疫分野の獣医師です。ウイルスにも専門知識を有しています。  新型インフルエンザも口蹄疫も鳥インフルエンザも旧知の伝染病です。別に今回の口蹄疫の流行で根本的な何かが変わったとか判ったというわけではありません。  本来は、「感染力の強い伝染病が流行した時」の最も抜本的な対策は、感染した個体ではなく「群」を隔離して殺処分する、ということしかありません。  家畜はその本来の手法を実行できるが、ヒトに対しては不可能なので「妥協策」として様々な防疫措置が講じられているだけです。  インフルエンザも口蹄疫もそうですが、ウイルス性疾患の厄介な点は「発病する前から既にウイルスを排泄している」ということです。つまり病気を発見した時には既に感染を広げてしまっている、のです。  だから新型インフルエンザで発病したヒトを病院に隔離して治療しても、それで流行を止められるわけではありません。隔離しないよりはした方が流行の速度を抑えることができる、という程度のことです。 >前回の豚インフルエンザは、症状がさほどひどいものでなかったことから、感染拡大防止対策の不備は指摘されましたが、  そんな記憶はないのですが・・・  どちらかというと、「やりすぎ」を責められていたのでは??  これは新型インフルエンザがH5N1の鳥インフルエンザ由来の病原性が強いものを想定されて防疫計画が策定されていたため、従来の季節性インフルエンザと大差ない病原性なのにそこまでやる必要があるのか??ということが問題になっていたはずです。  今回の口蹄疫では(鳥インフルエンザもそうですが)、発病が確認されればその患畜が直接あるいは間接的(獣医師などを通して)に接触した家畜は、発症が確認された最長3週間前まで遡って隔離あるいは殺処分されます。  これをヒトに当てはめるとどうなるでしょう?  例えば新型インフルエンザの発生地から到着した飛行機の乗客の扱いについて考えてみます。  彼らは感染した可能性があるわけですから、そのまま国内に入れるわけにはいきません。1週間は空港でそのまま検疫期間を設定する必要があるでしょう。  その飛行機の中に1人でも発症者がいた場合は、全員が感染している可能性があります。発症者は迅速に隔離することとして「誰も発症しなくなってから1週間」は誰も解放するわけにはいきません。  しかもその間に医師や看護師、機内に食料等を納入する業者等によって感染が空港外に拡大する可能性は非常に高いです。  なので合理的かつ確実な方法は、1人見つかった時点でその機内全員を殺処分、ということになるわけです。家畜ではそれが実施されていて、ヒトではそれをするわけにはいかないので、「次善の策」つまり妥協案をいろいろ模索している、という次第です。  新型インフルエンザの防疫対策は、以前から存在します。昨年の実際の発生を受けて改訂作業も進んでいるはずです。 http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/kettei/071026keikaku.pdf http://www.cas.go.jp/jp/influenza/pubcom.html  口蹄疫は別に新しい疾病ではなく、家畜の伝染病としては最も昔から知られているもののひとつです。  その防疫対策に関するノウハウは蓄積されているのですが、それでも1つ遅れるとこういうことになる、ということです。台湾やイギリスでは、今回の宮崎よりもっと酷い目に遭っています。

nandaakira
質問者

お礼

 ありがとうございます。「妥協案の模索」というお話、真実味を感じます。対策については検討されているのですね。  台湾やイギリスの件は知りませんでした。もっとひどい被害が出ているということは、それと同様の疾病が人間社会で発生した場合についての検討もされているということですね。何も考えていないのではないという点で、少し安心しました。  やはり、「感染を広げない」事が最重要な対策なのですね。感染拡大を防げなかった時の、良い対策、家畜ではない人間に対しての妥協案は、まだまだ模索中なのですね。良い対策を見つけてほしいと願うしかありません。  豚インフルエンザに関しては、空港などでの検疫・隔離処置の間に、沖縄や関西で感染が広がった点が気になっています。どこから広がったのでしょうか? 自己申告では限界があるので、チェックを漏れた人から感染が広がった可能性が、一番高いと思いますがそれは特定されているのでしょうか? 空港経由での流入ならば現在は体温監視のシステムがあるので、自己申告に関わらず検出できます。空港以外からの侵入の可能性が気になります。

noname#198951
noname#198951
回答No.1

人間ならば感染が広がらないように隔離し、治していく事ができるように病院がありますが、家畜にはそのような施設は存在しません。

nandaakira
質問者

補足

 よく分かりません。人間には隔離する病院があるから、口蹄疫のように広範囲に広がるおそれはないということなのでしょうか? 宮崎では、家畜の移動制限が行われました。私はこれは隔離と同様の処置だと思っていました。違うのでしょうか?   おそらく、鳥インフルエンザが一度広がってしまった場合、その患者数はかなりの数になるので、隔離病棟への隔離は不可能と考えます。実際に豚インフルエンザではそうなりました。最初は隔離で感染拡大を防ごうとしましたが、防げませんでした。「隔離で防ぐ」のが有効な手段ではなかったということです。ですから、私は、一旦広がってしまったあと、どのような対応が可能なのか知りたいのです。口蹄疫の広がり方、被害を人間に当てはめて、検討した有効な対策があるのでしょうか? その点、分かりましたら教えてください。

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