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示差熱分析した温度における誤差の補正方法
示差熱分析(DTA)を用いて融点が既知である標準物質(純度99.999%)の分析を行いました。 用いた標準物質はスズ(232℃)、亜鉛(420℃)、アルミニウム(660℃)です。( )内は融点です。 ですが、DTA測定を行った結果、スズの融点(吸熱反応)は256℃、亜鉛の融点が427℃、アルミニウムの融点が661℃という、低温域から高温域になるにつれ、誤差が小さくなっていく結果となりました。 このような結果では、とある試料を測定しても低温域で発生した吸熱、発熱反応の正確な温度が決められません。 どのような補正を行えば、このような誤差を修正できるのでしょうか? よろしくお願いします。
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- hitokotonusi
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