何故海外に大金を拠出するんでしょう？

質問

http://www.asahi.com/politics/update/1117/TKY200911170303.html
の記事を読んで思ったのですが、何故日本は大金を拠出するんでしょう。
今の日本ってそんなに余裕ある国なのですか？
それともしないといけないんですか？

政治経済に明るくない人にもわかりやすく教えてください。

回答No.4

sudacyu · ベストアンサー

理由はいろいろありますね。

　無償の技術援助などは、日本の環境技術を導入して新しい低公害型の機械設備を買うならば、その機械設備を保守点検する人の訓練は、日本政府がお金を出してあげましょうというものが大部分です。
　日本政府が環境技術を輸出する企業に替わって、営業しているようなものです。額の大小は異なりますが、他の先進国もみんなやっています。

　また、一度あるメーカーの機械プラントを導入してしまうと、耐用年数が来て買い替える時も、（巨大設備は、全部を買い替えるのではありません。当然ながら、耐用年数が長い部分と短い部分があります。）一部を少しづつ新しくしていくことになるので、同じメーカーから買うことになります。

　環境関連投資を必要としている国の多くは、経済が急激に伸びていたり、産油国であったりと、近い将来に経済が伸びることが予想されており、投資された資金の効率は日本よりも良い場合も多くあります。
（拠出されたお金の多くは、日本側が利子を受け取り、元本の返済も受けます。無償援助は学校・病院の建設などや技術援助がほとんどで、お金は日本企業が日本政府から受け取り、相手国はその成果を形で受け取ります。現金を無償で渡すのは、日本の場合は災害復旧など比較的少額のものに限られます。アフガニスタンの警察官への給与支払いなどは例外的なものです。）

　開発途上国で政治体制が未熟な国が多いですから、多額のお金が動く以上、色々な利権が発生しますが、一般的には、その国に必要なものであることも否定できません。（不必要な物を作った例もいくつかありますが・・・）

回答No.7

nidonen

日本は貿易立国です。輸出依存度は ＧＤＰ比で 16％ ほどですが、
貿易で稼いだお金が給与や企業間取引などの形で国内に回るので、
貿易なくして日本の経済は成り立ちません。

　この状況で、日本は世界の中の日本という立場で行動する必要が
あります。貧しい国に援助するのは先進国の義務であると同時に、
他の方も指摘されているように発展途上国との良好な貿易関係を
維持するためには必要不可欠な手段なのです。

　貿易では、海外の国に電化製品や自動車を買ってもらう以外に、
石油や希少金属、鉄鉱石などの資源を売ってもらう輸入も大切です。
この手の鉱物資源は発展途上国の埋蔵量が多いので、それらの国との
関係維持には援助が必要なんですね。

　いま、電気自動車の普及に伴ってリチウムイオン電池の需要が
大きく増えています。この生産に必要なリチウムは埋蔵量が偏って
おり、ボリビアのウユニ塩湖には大量に眠っています。この開発に
日本も関わっており、工場の開所式には日本の大使が、大使として
世界で唯一出席しています。こういう関係性が大事なんですね。

参考URL：

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20091108-OYT1T00053.htm

お礼

皆様回答有難うございました

回答No.6

no009

一つの理由だけで行っているものでなく、いろいろな理由が存在します。理想論的な理由の一つを挙げます。

日本は輸出大国です。トヨタや日産の車を外国から買ってもらわなければなりません。薄型ＴＶやデッキも買ってもらわなければ、日本にお金が入ってきません。アメリカやヨーロッパのようなリッチな国ばかり相手にしても市場は大きくありません。東南アジアやアフリカは、大きな市場です。電化製品を買ってもらうためには、買えるだけのお金持ちになってもらう必要があります。発電設備も、送電設備も必要になります。運ぶための道路や港も必要になります。
そしてどんどん品物を買ってもらうと、日本にもじゃんじゃんお金が入ってくる仕組みのはずですが、・・・。

使い方がどこかおかしいですね。

回答No.5

oska

＞何故海外に大金を拠出するんでしょう？

単純な事です。
「日本の存在理由が、世界のＡＴＭ国家」だからです。
意味の無い国連にも「カネを出しても、口は出すな」という条件で加盟しています。
中国政府にも、未だたったの６兆６０００億円しかプレゼントしていません。
小泉内閣で「中国への援助はお終い」となりましたが、中国皇帝が反発。
徹底的な反日キャンペーンを行ないましたよ。
小泉の後を世襲した福田内閣では恫喝に負けて「謝罪し、無条件で毎年カネをプレゼントする方針」に変わりました。この方針は、安倍・麻生内閣へと引き継がれました。
安倍政権を世襲した麻生は特に可哀想で、最初の朝貢国である中国へ旅行に行った時に「たった１５億円」しか持参しませんでした。
当然、コキントウ主席には会えずに、何ら意味の無い中国首相との晩餐会出席だけでした。

まぁ、世界一の無駄遣い国家であり世界のＡＴＭ国家としてのみ、日本の存在価値があるのです。
「玉子を産まない鶏は、価値が無い」ように、「カネを出さない日本は、存在価値が無い」のです。

政治家・官僚も「カネを出す事が、日本の生きる道」と考えていますよ。
カネを貰った国の国民は、誰一人として「日本からカネを貰った事を知らない」のです。
中国などでは、８割以上が「戦後、日本から１円も受取っていない」と考えています。
そろそろ、意味の無いＡＴＭ国家からの脱却が必要です。

回答No.3

織田 信長（@id_system）

日本が余裕ある国なのかどうかは、途上国のＧＤＰと日本のＧＤＰを比べてみれば一目瞭然でしょう。

途上国へ地球温暖化対策支援をするのは、これによって途上国を地球温暖化対策の枠組みの中に招き入れる事が目的という事ですね。西洋諸国の産業革命とそれに一番乗りした日本などと同じ方法で途上国の産業発展が進められれてしまっては多様な面でいいことがなく、多くの問題を発生させる恐れがあります。

また、途上国の（特にアジア圏の）経済発展は日本にとっても大きな国益です。中国がよい例で中国の経済発展が日本の経済発展にもつながっています。日本などの先進国は成熟化してしまっているので年率1～3％がやっとです。しかしアジアの多くの途上国は大きな発展余力を持っています。その経済発展を手伝う事が日本経済の成長にもつながるのです。要するに一緒に仕事をしようという話なのです。

回答No.2

qyw07700tm

ODAを隠れ蓑にして、大企業と政治家と行政担当官が海外旅行しながら私腹を肥やしているだけです。
みなさんの払った想像の１割くらい？外国にお金は届いています。　嘘だと思うなら、自分で外国に行き本当に現地の人に志が届いているか見れば一目瞭然です。　日本のメーカーの太陽電池が日本の官僚の監視（観光旅行）下で日本の技術者によって設置されているだけですから。

志を持ったボランティアや世界の為に働く良い日本人は沢山いますが、その衣を借りた詐欺まがいが殆どです。　co2削減にしてもODAにしても本当に非道です。

日本の建設会社の絡まないODAとか日本の工場が利得を受けないCO2削減プロジェクトなんて存在しないに等しいのではないかと思われるくらいです。

善意なんて阿呆のする事、と国民を欺き毟ったから匿名の日本国民の意思は自民党から離れたのです。
普通は表だって書いて見つかっちゃうと危ないですからね。

CO2、それこそ雲を掴むような話。　ついでに金を毟って国民が貧民になれば海外を見てばれることもあるまい。英語も教えるべからずだな。　そんな方々が御国を動かしておりました。
今後は良くなると良いですが・・・どうでしょうね。

＜参考文献＞
日本人の暮らしのためだったODA 　　福家 洋介 (著),
無責任援助ＯＤＡ大国ニッポン―フィリピン、タイ、インドネシア現地緊急リポート　　編著：村井吉敬

＜参考URL＞
９９年に対外経済協力関係閣僚会議幹事会はＯＤＡの透明性・効率性の向上について申合せしたが、参考リンクの評価を得ています。

まぁ、おれおれ詐欺師は手口がばれそうなら、隠れ蓑をすり替えます。
それがCo2削減です。　でも米国はこの悪事に乗りませんでした。
御代官に見放された大黒屋の悪巧みと言うところでしょうか。
御代官が見放した理由は、下手なすぐばれる演技だったからです。
ホンダ・トヨタが車を売りたいと言う利権がビッグ３と反するからです。
科学的に不能不毛なプランだからです。
まぁ、経済上の第三次世界大戦PART5と言うところでしょうか。
戦略はビッグ３が中国の起動と言う神風もあって真珠ONEしたのでこの後が苦しそうですね。
まぁ嫌でも詐欺師艦長でも、戦艦日本の一兵卒は頑張るか、海に飛び込むしかありませんがね。
No1さんのも良い例です。本当に使われちゃったら困りますからね。
恥ずかしくて海外に居られません。　海外の政治家さんや偉人は鼻つまんでますから。

検索エンジンで”ODA　現地　政治家　企業”と引くとげんなりします。

参考URL：

http://www.ngo-jvc.net/jp/projects/advocacy/prj01detail04

回答No.1

myeyesonly

こんにちは。
お金をばら撒く事が、外国に貢献する事だと勘違いしてるからです。
日本のＯＤＡという国際貢献はとにかくお金をばら撒く事以外はしません。
建物を作ったりするのは得意ですが、それも日本の業者がやります。
つまりＯＤＡは日本の企業にお金が入るようになっています。
防波堤とか橋みたく、一度作ってしまえば長期間使えるものはいいのですが、病院や学校のように、その後の薬品や資材の補充、人員手当てが必要な物は全くやらず、日本のＯＤＡで病院を建てたけど、薬もなくなり機材も故障し、あるいは電気がなくて使えず・・・なんてのはゴロゴロしてます。
こういう部分を直していかないと、これから日本はお金も出せなくなるでしょうから、世界中から鼻つまみになってしまうかもしれません。