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森林が川に養分を与えるから漁業に重要で、米のとぎ汁等の生活排水は養分は環境破壊?

こんにちは、 今迄、自分は養分を川に流すと植物プランクトンや、動物プランクトンが、大量に発生して、川を汚染するものだとばかり思っていたのですが、 最近、森林を大切にすると、川に養分たっぷりの水が流れるようになり、下流や、海で魚が繁殖する。 その為に、漁師の方々が植林運動をしている、と言う話を聞きました。 素人の僕は、「今迄養分を流しちゃいけないと思って、米のとぎ汁は庭にまく等の、、、俺の行為は一体???」と思いました。 一体全体、、自然保護の為には一体俺はどうすれば良いのでしょうか? 教えてください、よろしくお願いします。

noname#104693
noname#104693

質問者が選んだベストアンサー

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  • myeyesonly
  • ベストアンサー率36% (3818/10368)
回答No.8

大変な失礼をいたしました。一つ重大な勘違いがありました。 「フィチン酸」ではなく「フミン酸」です。 確か、腐植(ふしょく:腐葉土の成分)に沢山入ってる成分だったはず・・・と調べなおして発覚しました。 前回答、全て読み替えてください。m(__)m

noname#104693
質問者

お礼

何度もありがとうございます。No8のお礼もここでさせてもらいますね! 「フミン酸」を検索材料に入れて、ようやく原理を説明したURLを発見しました。 鉄も関係あるようですね! そちらの分野の素人なので、へ~!とおもっただけで、 「フミン酸」の化学式があ~だから、こうなって、こう言う風に魚が増えるのか!!納得、、とまでいきませんでしたが、何となく分かりました。 やっと、「バランス&フミン酸」で問題解決です。 ありがとうございました。

その他の回答 (8)

  • hornet3
  • ベストアンサー率19% (12/62)
回答No.9

程度の問題だと思います。 河川や海水に過度に栄養物質が流入するとプランクトンが増えすぎて無酸素状態となり魚が死んだり、それが腐敗して悪臭をはなったりします。 そのため、下水処理場などで栄養物質になるものは自然なレベルまで下げる必要があります。しかしながら、下水処理場などでは処理のためにエネルギーを使うことになり、頼りすぎると別の環境問題が発生します。 日々の生活でなるべく飲み残しや食べ残しを出さないようにすることは、自然保護につながるのではないでしょうか。

noname#104693
質問者

お礼

御回答ありがとうございます。 はい、洗剤も環境にやさしい柑橘類が原料の物を使っていますし、とぎ汁だけでなくなるべく養分は流さないようにしています。 バランスに気を付け、都会とはいえないけど田舎でもない所に住んでいますので、これ以上養分は生活廃水に必要ないと考え行動します。 ありがとうございました。

  • myeyesonly
  • ベストアンサー率36% (3818/10368)
回答No.7

お呼びでしょうか。 ちょっと先の説明で誤解を受ける部分があったみたいです。 結論から言えば>程度問題…+バランスの問題です。 フィチン酸は海草などにとって大事な栄養です。 確かにお米のとぎ汁にも入ってるようですね。 だけど、栄養の一つであるにすぎません。 お米のとぎ汁にはミネラル類は非常に少ないですし。 単独の物質が大量に摂取されると有害な場合もあります。 例えば、人間でも塩は絶対必要な栄養ですけど、致死量があるのご存知ですか?塩だけ沢山食べれば死にます。 栄養を論ずるときには必ずバランスの問題も同時進行になります。 お米のとぎ汁はちょっとだけ、一人だけが流す分にはそれ程の影響はないでしょうけど、お米のとぎ汁の中に魚を放てば結構死ぬ魚が多いはずです。 めだかは多分死ぬでしょう。 だけど、めだかが生きている位に少ない栄養でもバランスが取れてる方が、海の植物?たちにはいい栄養になるわけです。 ちなみに、バランスが狂った栄養で喜ぶのは先に述べたプランクトンたちです。

  • potachie
  • ベストアンサー率31% (1065/3387)
回答No.6

これ、単純に程度の問題では? プランクトンが全然居ない川や海は、魚が育ちません。 プランクトンが繁殖しすぎて死滅・腐敗してしまった川や海では、酸欠になり、やはり魚は育ちません。 ご自身が誰も住んでいない田舎の片隅に住まわれているのであれば、米のとぎ汁を川に流すのもよいのでは? ただ、1万人が一斉に川に流したら、そりゃ環境に悪いに決まっていますよね。 |最近、森林を大切にすると、川に養分たっぷりの水が流れるようになり、下流や、海で魚が繁殖する。 その為に、漁師の方々が植林運動をしている、と言う話を聞きました。 ネットで簡単に調べることができるので、どういうところでこういう活動をし、活動前はどういうところだったかを調べられることをオススメします。 それと同時に隅田川のような都市河川がなぜ汚れ、どうやって魚が住む川に蘇らせたかも。 |一体全体、、自然保護の為には一体俺はどうすれば良いのでしょうか? 要は、その場所、その環境に良いことは何かをご自身で考え、判断され、行動をされることです。場所場所によって異なるわけですから、行動の前に知ること、考えることだと思いますよ。

noname#104693
質問者

お礼

御回答ありがとうございます。 大分、分かってきました。 要するにちょっと栄養が良いくらいだったら良いのだけど、人間で言う所の、メタボリックシンドロームだと不健康という事ですね。 となると、森林が必要な川というのはよっぽど大田舎で、森も無い所なんでしょうね。 そういうところなら返ってとぎ汁も川に流した方が地域漁業に貢献できるかも知れませんね。 そんなに大田舎に住んでいないので、とぎ汁は、やっぱり庭にまこうと思います。 ありがとうございました。

回答No.5

No.1です。 >という事は、生活廃水によっては、下水に流した方が良い養分もあるって事でしょうか? 基本的に「下水として」はありません。流してよいとしたら「純水」だけです。 >それとも、森林からしか川に良い養分は作れないのでしょうか? はい。 すでに回答が付いていますが、森林でなければできない養分があります。 例えとしてちょっと適切ではありませんが…… 骨粗しょう症の人がいます。この人に必要な養分は「カルシウム」です。しかし、間違って「脂質(脂肪)」を与えていたら……? 広義で言えば「カルシウム」も「脂質」も「養分」ですが、「養分」だからといって何でも与えれば症状は回復しますか? それと同じことです。 ここでいう「カルシウム」が「森から流れ出る養分の水」であり、「脂質」が「生活排水」です。「養分」とひとくくりにしてはいけません。

noname#104693
質問者

お礼

再度の御回答ありがとうございます。 なるほど、森からしかできない養分があるんですね! なんとなく分かりました。 ありがとうございます。

  • myeyesonly
  • ベストアンサー率36% (3818/10368)
回答No.4

お呼びですか? 海が豊かになる為には、水中を泳いでるプランクトンだけじゃなくて、コンブなどの海草が重要な役割を果たしています。 海草が沢山生えると、それを隠れ家にして小さい魚が住み着き、海草自体も魚の餌になります。 プランクトンを食べる魚もいますが、海草などと比べると栄養の質も量も桁違いに少ないです。 そして小魚を食べる大きい魚が集まり・・・寒い地方ではラッコなどの動物も来たりします。 海の底でもカニやウニ、貝類、えび・・・沢山の生き物が、ちょうど海草が陸上の森みたいな役割をして繁殖します。 北の方の海では「ケルプ(コンブの事)の森」といいます。 で、この海草にとって重要な栄養はお米のとぎ汁ではなく、地上の森、それも広葉樹の森林で、葉っぱが地面に堆積して、それをミミズやバクテリアが分解して出来る「フィチン酸」という物質である事が判っています。 他にも微量金属類など沢山の栄養物がありますけど、とりわけこれが重要です。 これが発見されてから、「豊かな海を取り戻すには木を植えよう」みたいな運動が始まって、北海道をはじめ、いくつかの地域で成果が上がっています。

noname#104693
質問者

お礼

再度の御回答ありがとうございます。 >で、この海草にとって重要な栄養はお米のとぎ汁ではなく~、 >「フィチン酸」という物質である事が判っています。 早速調べてみました。 すると、 _____下記URLより引用__________ フィチン酸は未精製の穀物や豆類に多く含まれる。 _______________________           中略 ___下記URLより引用_____ フィチン酸などの米ぬか成分 ______________ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%81%E3%83%B3%E9%85%B8 なんだか、米のとぎ汁にも含まれていそう、、というか「米のとぎ汁=ヌカや米の汚れを水で洗い流した水=フィチン酸を含む水」なのでは???と思えてきました。 俺の理解は間違っていますか??? やぱり、バランスという事になるのでしょうか??(すこしなら流して良い?) ありがとうございました。

  • tanuki4u
  • ベストアンサー率33% (2764/8360)
回答No.3

水は生きていくのに必要です。 とはいえ、水ばかりを飲んでいたら死んじゃう。 バランスが重要と言うことになります。 んで、海の植物にとってのバランスが良いとは、何万年、何十万年にもわたって、普通に山に木が生えていることです。人間が環境を大きく変化させる前の山が、海の植物にとってのベスト。そういう環境を前提にして進化してきたわけですから。 この意味で、人間が出す養分は「ありすぎ!」ということになっております。

noname#104693
質問者

お礼

御回答ありがとうございます。 という事は、 ベストは: 森林がある川、生活汚水ゼロ。 次点:「森林無しの川+少しだけ米のとぎ汁などの養分がある生活廃水(洗剤などの所謂毒物以外)」又は、「木が少ない森のある川+ほんの少しだけ米のとぎ汁などの養分がある生活廃水(洗剤などの所謂毒物以外)」 ブビー賞(下から2番目):森林無しの川+米のとぎ汁などの養分がある生活廃水(洗剤などの所謂毒物以外) ワースト(最悪):森林ありの川+米のとぎ汁などの養分がある生活廃水(洗剤などの所謂毒物以外) この順序と考えれば良いのでしょうか? 森林が失われている今、、もしかしたら、、1万人に一人くらいは、米のとぎ汁を流した方が良いのでしょうか? ありがとうございました。

  • myeyesonly
  • ベストアンサー率36% (3818/10368)
回答No.2

こんにちは。 同じ「養分」でも生物によって食べる養分が違います。 極端な場合は他の生物にとっては毒だったりする事だってあります。 海の魚さんが欲しい養分と、お米のとぎ汁に入ってる養分が違うって事です。 お米のとぎ汁の養分は、主にバクテリアが美味しく食べてくれます。 そのバクテリアさんは、大抵、地面の中にいて、土を肥やす働きをしています。 なので、お米のとぎ汁を地面に流すのはちゃんと意味があります。 お米のとぎ汁を川や海にながすと、プランクトンというバクテリアの親類みたいな生物が食べます。 プランクトンが豊富な食料で大発生すると、川や海が緑色や赤くなる赤潮、青潮という状態になり、水の中はプランクトンが酸素を使い尽くして酸素不足になり、魚は窒息死してしまいます。 だから、お米のとぎ汁は川や海に流してはいけなくて、地面に流すのはとてもいいことなんです。

noname#104693
質問者

お礼

御回答ありがとうございます。 >プランクトンが豊富な食料で大発生すると、川や海が緑色や赤くなる赤潮、青潮という状態になり、 >水の中はプランクトンが酸素を使い尽くして酸素不足になり、魚は窒息死してしまいます。 そうですよね! だから、自分は今まで、川には養分がなるべく無いほうが良いと思ってきたのですが、 森林から川に流れ込む養分とどう違いがあるのでしょうか?? どうも今一分かりません。 もう少し、森林から川への養分について教えていただけますか? ありがとうございました。

回答No.1

「富栄養化」と「栄養分の不均衡化」によります。 一言で「養分」とまとめられていますが、「必要なもの」と「足りないもの」があります。 植林は「足りないものを補う」行為であり、生活排水は「余計なものを与える」行為です。 また、繁殖すると「有益な微生物」と「有害な微生物」というものが存在します。 >素人の僕は、「今迄養分を流しちゃいけないと思って、米のとぎ汁は庭にまく等の、、、俺の行為は一体???」と思いました。 これは正しい行為です。そのまま下水に流すよりよっぽど有益です。

noname#104693
質問者

お礼

御回答ありがとうございます。 >一言で「養分」とまとめられていますが、「必要なもの」と「足りないもの」があります。 >植林は「足りないものを補う」行為であり、生活排水は「余計なものを与える」行為です。 ここが良く分からないのです。 という事は、生活廃水によっては、下水に流した方が良い養分もあるって事でしょうか? それとも、森林からしか川に良い養分は作れないのでしょうか? 何だか、訳がわからなくなってきました。 ありがとうございます。

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     ある宗教者の書籍の中から写し書きしました。  生命一元  地球の萬物その類、多しと雖(いえど)も動物、植物、鉱物の三類に過ぎず。鉱物は金石空気の総称、即ち無機物なり。動植物は共に有機物に属す、各機関ありて生存生活、生殖生活を為す。故に生物と云う。    動物及び植物は高等なるものに至りては判然たる如(ごと)くなれども、其の原始に遡(さかのぼ)って見れば其の差別、弁じ難(がた)きあり。動植物は其の元(もと)一つの細胞なる、水中に一個の球形小粒体あれども独立の生活を為す、栄養し生殖す。【アメーバ?】此の物は原形質という。濃厚なる液体の如き物質、外に薄膜あり体の一部に球体あり。動物と植物と区別なき動物の原始なる最小の細胞にありては無生有生と称し難きあり。  生命一体とは、原始の最下等の動物より進化し分類し繁殖し、生物の身は個々に分かると雖(いえど)も一体より分身し、同一生命が分類し、又分身せざれば繁殖せず。分類し繁殖するは競争し進化せるなり。分類は進化の手段なり。個々の生命は自己は自己の目的と謂(い)い居(お)れど、一部は全部【全体?】の手段なり。一体が競争進化のために数多(あまた)に分類したる故、各個体は個体としての責任をなすべし。  横に数多に分類するは競争によりて向上せん為なり。竪(たて)に子孫に遺伝するは代々時間的に進化せん為なり。同一理性を真髄とする生命、進化の手段たる個人は、向上に努力して義務を盡(つく)すは、啻(ただ)【只・ただ】に個人の為めのみにあらず、一大生命の為なり。生命進化の階級は人類に至るまで甚(はなは)だ多し。原始単細胞生物より複細胞、水母形、脊椎、陸棲哺乳より人に至るまで同一生活の形式が漸漸(ざんざん、ぜんぜん)【次第に・徐々に】に進化して人類となる。生物生命の因果的相続は同一理性の則(そく)に基(もとづ)けるなり。  生物生命が進化の階級ありて其の類は種々に分かるれども、同一生命が相続し来る。無核蟲【が?】有核となれば生命は核にありて、核の外は生命を助くるに止まり、分殖作用は其の核が分かるるなり。核に含む生命が分かれて二つとなる。七八回分殖する時には生命【は】希薄となり、生命が雌雄の別あるに至れば、進める生物の生命は中核にあり雌雄の核を合して分殖す。  而(しか)して【そうして】生命は核中にあれば外包は度々代わるとも生命有る核は一系連綿として、養なうては分殖し、千萬代に萬億歳をも続きて連綿して生命一。  横に人類は一体の分身として、時間に空間に全世界と通じ、億萬年を徹して同一の生命にして同一の關聨(かんれん・関連)たることを知らば、同一理智は生物生命の理にも顕われしを知る。  ☆ ここ哲学カテの住人の皆さま、我々の“生命”の元は両親にあり、と頷けるのであれば地球に誕生した生命にも「元」があると考えるのが自然かと思います。  その考えを「生命一元」とタイトルして、生命の進化の不思議を宗教者の視点でとらえ、そこから「生命一元」を説いたものと思えば、この説明はいかにも完璧なように私には思えます。  だから、この説明に意義を挟む余地などないとも考えているのですが、どこか見過ごしている事柄がありますでしょうか。  【 】は、私が勝手に付け加えました。  自己チュー的になってはいないかと、少し気になってます。    

  • 環境問題のウソ

    先日、テレビで番組 『そこまで言って委員会』 を観ました。テーマは 『環境問題のウソ』 でした。 ゲストは著書 『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』 の武田邦彦氏です。(3度目の出演) 過去、武田氏に懐疑的だったパネリストが、今回でほぼ肯定的に変わっていたが印象的でした。 私も、現在の 『環境ヒス状態』 には懐疑的なのですが、番組はバラエティ色が強いため、どこまで内容を信用していいのか判りません。 下に番組内容(武田氏とパネリストの意見・発言)を簡単にまとめました。 環境問題ついて、まとめで間違っているところがあったら教えて下さい。 1. 海面上昇は将来的にも僅か  ツバルは地盤沈下の可能性が高い。(ハワイ大学とオーストリア政府の測定結果、海面上昇は僅か5cm程度)  地盤である珊瑚礁はもともと海中で育つもの。  環境保護推進派でも、科学的な人は 『100年で海面上昇数メートル』 に否定的である。  環境問題のウソ”のウソを出した山本弘氏でさえ、著書の中で海面上昇には否定的だった。  IPCCの30年後の報告では(熱膨張による海面上昇は)11cm程度。  現在でも、潮の満ち干は1ヶ月で約2メートルの差、夏と冬の差は約40cmである。  イギリスでは教育庁が 『ゴア氏の環境本』 を教材として使おうとしたが、裁判で科学的意見に反するとされた。  科学的根拠のない 『海面上昇説』 を、今だメディアが流し続けている事は非常に問題。 2. 再生紙は環境に良くない  大手5社全てが、再生紙偽装を行なっていた。  年賀はがきは再生紙40% → 1%~5%の偽装。再生紙100%コピー用紙 → 平均で59%の偽装。  製紙業界は、古紙100%の再生紙は 「実は環境に良くない」 と暴露し、政府の姿勢に反論を述べた。  山や森の効率よく木を育てるには、間伐は必要不可欠である。  だが、政府の方針の為、間伐材が野ざらしで放置されたままになっている。  台風などで、放置された間伐材が流木となって川や海を汚染させる事がある。  頑なまでの政府の姿勢は、シーシェパードらの寄付金目的のテロと大して代わらない。  何らかの利権構造があるのでは?という疑い。 3. ゴミの分別は無駄  ゴミの分別は、(恐らく、総合的なエネルギーコストを比べて)反って環境を汚す。  分別されたゴミは、リサイクルされずに、燃やされているか誤魔化されているのが殆ど。  日本の焼却炉は高性能の為、別けて燃やす必要性がない。  手間とエネルギーコストを考慮すると、分別を推進する根拠は弱い。 4. ダイオキシンの毒性は弱い  第一人者、東大教授の和田氏が、論文で日本にあるダイオキシンで健康障害が起こるものは無いと断言した。  日本人の一般的な認識と違い、毒性は弱いというのが世界の常識である。  数十年前の日本の田畑のダイオキシン濃度は、ベトナム戦争で枯葉剤を撒かれた森林の8倍であった。  それが原因で健康被害が多くなったというデータ(統計)がない。  つまり、ベトちゃんドクちゃんなどで有名な、ダイオキシンが原因で 「奇形児が生まれた」 は大嘘である。  1976年7月、イタリアミラノ郊外の化学工場で約130kgのダイオキシンが放出した事故があった。  被爆者は約17,000人、しかし死者数は0、健康障害起した人も0だった。(血中濃度は通常4000倍~5000倍)  妊娠中に被爆した女性の多くが、奇形児が生まれるなどのデマを理由に中絶をした。  中絶された赤ちゃんの遺体を解剖をしてまで調べたが、障害などを持っていた事実はなかった。  宗教上などの理由で中絶しなかった女性を追跡調査した結果、奇形など障害児が生まれたという報告はない。  日本では今だダイオキシン=猛毒というデマを流すメディアが多い。  ウクライナ大統領選の暗殺事件で、ダイオキシンが毒として使用されたが、結果は未遂だった。  実際にユシチェンコ氏は、日本で騒がれた汚染レタス 『200万個分』 のダイオキシン食べさせられている。  ダイオキシン程度の毒性は無視してよい。中国のギョーザのような食べ物の汚染の方がずっと深刻である。 5. 環境問題は利権を生む  Co2排出権の売買。(世界の排出権43%以上を持つ中国は、世界最大の排出権輸出国)  今までCo2対策に努力してこなっかた国が、排出権で儲けるのは理不尽である。  温室効果がある水蒸気に比べて、大気に含まれるCo2は微量。  Co2削減による、現実的な温暖化対策の効果が不明瞭。  ガソリンの暫定税率問題で、福田首相の税率維持は 「環境対策」 発言。(ガゾリンが安くなると車の利用が増すが理由)  環境問題を理由に国民から薄く(年間一人5,000円程度)徴収する事で誤魔化し、利益を得ている人達がいる。  リサイク予算は年間約5,000億円で、関係者一人あたり約5,000万円。

  • 採点をお願いいたします

    先週末、模擬試験が行われました。 問題用紙は持ち帰ってもよかったのですが,解答はもらえませんでした。 結果はひと月後しかわからないのですが、事前にどの程度正解か見てもらえませんか? (1) aとb (2) aとc (3) b (4) aとb (5) bとc 【問】 温室効果ガスのなかで、大気中に存在する量が最も多いのは二酸化炭素です。しかし農業の場では 第2・第3の温室効果ガスと呼ばれるメタンと亜酸化窒素のほうが重要です。メタンと亜酸化窒素 は二酸化炭素と比較して大気中の濃度が低いのですが単位重量当たりの温室効果ではメタンと亜酸 化窒素はそれぞれ二酸化炭素の23倍、300倍も温度を蓄える力が津おいのです。そこで大気中濃度 と温室効果を掛け合わせると二酸化炭素が約50%、メタンと亜酸化窒素は約20%の割合で地球温暖化 に寄与してることがわかります。 農耕地の場合、地面から放出される二酸化炭素は植物が光合成で固定化したものですが、植物が土 壌にすきこまれたり、食料として食べられた後、呼吸や排泄物として大気中に二酸化炭素として戻 ります。よって地球温暖化に対してはプラスマイナスゼロで環境に影響は与えていません。 ところでメタンなどの温室効果の高いガスが加わると、その分、温暖効果が強まります。温室効果 ガス自体は地球上に人類が登場する以前から存在していたもので、地球の温度をコントロールする 役目を担ってきました。問題は人間の生産活動によって急激にこれらの濃度が変化してきているこ とです。  日本のメタンの発生源の4分の1は水田です。ではどうすればいいか。ひとつの方法は田んぼに はる水量をコントロールすることです。メタンガスはメタン生成菌という細菌が作ります。この細 菌は地球上に動植物が誕生する以前、大手を振って繁殖していました。やがて植物が誕生し、光合 成の結果として酸素を放出し始めるとメタン生成菌にとって酸素は猛毒となったのです。 そこで酸素のない場所に身を沈めていった。それが水田であり、湿地帯、海や湖の底、つまり水を はった土の中だったのです。また埋立地のなかでも活発に活動しています。 メタン生成菌は酸素があると活動が鈍る。その特性を活かし、水田も常に水を張っておくのではな くたまに水を落として細菌活動を鈍らせばメタン発生量を減らすことができます。実験の結果60% のメタン発生量を抑制できることが示されています。 亜酸化窒素は窒素肥料からでます。硝化菌や脱窒菌といった微生物の働きにより生成します。肥料 を与えると一部は作物が吸収しますが、投入した窒素のすべてが作物に吸収されるわけではなくロ スが必ずでます。そのロスが土に残り、地下水を汚染したり亜酸化窒素になります。化学肥料にせ よ、有機肥料にせよ、投入された窒素量が多いほど亜酸化窒素の発生は多くなります。肥料は作本 が必要としているときに適量与えることが重要です。  国内の米の消費が減ったこともあり、田んぼだった場所を畑にして野菜を栽培し、2~5年して から田んぼに戻す農家も増えてきました。ずっと田んぼとして使っている場所と転換畑にした場所で、温室効果ガスの量を比較すると、まずメタンは水田のみ発生します。水が張られていない畑ではメタン生成菌が活動できないのです。逆に亜酸化窒素は水田からはごくわずかで、畑からたくさんでます。これではどっちもどっちです。しかし、一度、転換畑にした土地をもう一度水田に戻すとその水田から発生するメタンの量が目に見えて減少する。トータルでは同じ土地で同じ作物を作り続けるよりときどき転換したほうが温室効果ガスの発生は抑制できると言えます。 (1)温室効果ガスについて本文で述べられているものをa)~c)からすべて選べ。 a)地球上に人類が登場する前から存在している b)地球の温度をコントロールする役目を担ってきた c)農業活動によって大気中濃度が一定に保たれている (2)メタンガスについて本文で述べられているものをa)~c)からすべて選べ。 a)細菌によって作られる b)酸素がないと発生しない c)水田の水を落とすと発生を抑えられる (3)亜酸化窒素について本文で述べられているものをa)~c)からすべて選べ。 a)窒素肥料から発生する b)微生物の働きにより生成される c)畑より水田から多量に発生する (4)本文で述べられているものと合致するものをa)~c)からすべて選べ。 a)メタンは水田から発生するが畑からはほとんど発生しない b)いったん畑にして再度水田に戻すことでメタンの発生量は減少する。 c)化学肥料より有機肥料を利用することで亜酸化窒素を抑制できる (5)本文で述べられているものと合致するものをa)~c)からすべて選べ。 a)農耕地でも二酸化炭素の排出量の削減に努めねばならない b)人間の生産活動により大気中の温室効果ガスの濃度が急激に増加した c)同じ土地で水田と畑を転換することが地球温暖化を抑制するのに役立つ