• ベストアンサー

金属を電子レンジに入れると…

 お恥ずかしいですが、金属を電子レンジに入れるのはいけない、ということは知っています。でも、具体的にどういう現象が起こるのか、が分かりません。  大学で物理化学を習いましたが、電磁波と物質が受けるエネルギーの対応、というところで、波長(または周波数)の順に、 ●紫外線・可視光線→電子エネルギー ●赤外線→振動エネルギー ●マイクロ波→回転エネルギー と、習いました。電子レンジはマイクロ波ですよね。金属が、回転エネルギーの作用を受けて、一体どういうことが起こるのだろう、というところまで考えはたどりつきましたが、そこから先が進みません。どなたか、分かりやすく解説していただけないでしょうか。よろしくお願いします。

  • utu-ne
  • お礼率96% (674/702)
  • 科学
  • 回答数6
  • ありがとう数16

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • okg00
  • ベストアンサー率39% (1322/3338)
回答No.1
utu-ne
質問者

お礼

 大変よく分かりました。ありがとうございました。

その他の回答 (5)

  • potachie
  • ベストアンサー率31% (1065/3387)
回答No.6

少しならアルミホイルなどで試せますよ。(試せるモノは試す主義なので・・・) 尖った部分がない金属なら、何も起こらないのですが、アルミホイルのような端があるものだと、放電します。 原理はよく分からないので、他の方の回答に譲りますが。

utu-ne
質問者

お礼

 ありがとうございます。ちなみに私は、小学校のときに、自宅のコンセントに学校でもらった豆電球をつなぎ、一瞬で「バチッ」と切れたのを経験しました。さらに、延長コードをどうつないだのか、電球とソケットをつなごうとして、全身に「電気ビリビリ」となりました。親はまったくこのことを知りません…

  • Scull
  • ベストアンサー率26% (248/951)
回答No.5

大学で勉強したんなら、「サイエンスは理論よりも実験・観察」って言われませんでした? 何はともあれ、「まずは実験」じゃないんですか? ・・・私はやった事があるけど。

utu-ne
質問者

お礼

 そんなことをして電子レンジが壊れたら困るからです。実験をする前に、基礎理論の理解が必要だと思います。

  • nazunazu
  • ベストアンサー率24% (29/120)
回答No.4

我が家のオーブンレンジで、オーブンと電子レンジのスイッチを間違えてアルミホイルを加熱したことがあります。 結果、バチバチと音を出して火花が飛びました。確かアルミホイルが一部こげるか溶けるかしたような...。

utu-ne
質問者

お礼

 そうなんですか、こわいですね。ありがとうございました。

noname#244477
noname#244477
回答No.3

金属や導体にマイクロ波が当たったときは、回転エネルギーではなく、電流が誘導します。金属の自由電子にマイクロ波の電界が作用してクーロン力を与え、これにより自由電子が動いて振動電流が誘導します。 ●発煙・発火 金属でなくても以下の2つのいずれかの条件があてはまる物体を入れると発煙発火の危険があります。 1.導電性が中途半端なとき 適当な電気抵抗があるものは、誘導電流によって発熱し、発火することがあります。金属でなくても危険です。たとえば、表面が焦げた魚を電子レンジに入れると焦げた炭化部分が中途半端な導電性を持つので非常に高い温度になり、接触した容器を溶かしてしまうことがあります。 2.マイクロ波に共鳴する形状・寸法であるとき 電子レンジのマイクロ波周波数2.45GHzに共鳴すると非常に高い電圧が発生し、高温のアーク放電が現れることがあります。たとえば長さ60mmのシャープペンシルの芯は電子レンジの周波数に共鳴する寸法になっています。レンジ内に茶碗を逆さまに伏せて、その上に芯を置いてスイッチを入れると、芯の両端から明るいプラズマが発生し、放置すると芯は燃え尽きてしまいます。 ちなみに電子レンジ内部の壁は金属製ですが、導電性が高いので発熱はしませんし、共鳴しないサイズなので火花も発生しません。 ●金属と食品の接触による汚染の問題 導電性が高く、共鳴しない金属であれば発火は起きませんが、それでも金属表面に電圧が誘導するので、水分を含んだ食品との接触によって電解が起こり金属表面が腐食したり金属イオンが食品を汚染したりすることがあります。 ●加熱不良 金属表面近くの電磁波は弱くなっています。理由は入射波と反射波の電界が逆位相で相殺する領域だからです。なので食品と金属が接近している部分では加熱不良が起きます。 ゴキブリを電子レンジに入れてスイッチを入れても死ななかったことがあるのですが、這いまわっている領域は、電磁波の弱い領域だから大きなダメージを与えられなかったのです。

utu-ne
質問者

お礼

 大変詳しい説明、誠にありがとうございます。じっくり拝見いたします。

  • usokoku
  • ベストアンサー率29% (744/2561)
回答No.2

「マイクロ波→回転エネルギー」は、「マイクロはが分子に吸収されて、吸収する電波の波長が回転エネルギーと一致するときに大きな吸収が起こる。」という意味は、ご存知だとして 「電子レンジ」を「家庭用電子レンジ」であると定義すると マイクロはの発信機、(名称忘却、なんとかトロンだったよう泣きがします)の発信周波数は、水の回転エネルギーに相当する波長になっています。しかし、他の波長も多少出ます。この周波数では金属にほとんど吸収されず、反射してしまいます。 なお、周波数が異なる場合は金属が溶け出します。 金属用の電子レンジのメーカーとしては、(真空溶解炉で検索して最初にデタ、メーカーです) http://www.sanvac.com/youkai.htm 「誘導攪拌」という現象を使っているようです。(私は使用経験がないので、これ以上の回答は不可)写真を見ればわかるとおり、金属部分には、配管が溶接されていて配管内を水が通って冷却するようになっているます。つまり、水も加熱されます。 マイクロはの発信機の場合には、全体を鉄でシールドして電波が漏れないようになっています。漏れると近くにいる人間が茹でられて、「激しい痛みを訴えて半月後に死亡」(工業用電子レンジを使った業務に従事した労働者の労災報告)なんてことになるので、TVの放送用発信機でも鉄蓋をあけるととまるようになっています。だから金属用ゃ放送用といえども水を温めることは可能です。

utu-ne
質問者

お礼

 ありがとうございました。じっくりと拝見いたします。ちなみに、「マイクロ波→回転エネルギー」に対する私の理解は、おっしゃるとおりです。マイクロ波スペクトルを、実験的にも理論的にも学んでおります。

関連するQ&A

  • 励起状態→基底状態

     こんばんは。  質問です。日焼け止めクリームは紫外線を吸収する物質が含まれていて、それで、日焼け止め効果があるんですよね!?  それで、紫外線を吸収すると、含まれている物質は励起状態になりますよね。そのエネルギーはどのように放出されるのですか??光子として放出しているのですか??でも、光ってませんよね!?それは、紫外線がそれほど多くないので、放出される光子も少なく、光って見えないだけなのでしょうか??それとも、放出される光子が非可視光線なので見えないのですか??それとも、別の方法でエネルギーを放出しているのですか??  それと、電子レンジの2.45GHzのマイクロ波は水分子を振動させますよね。どうして水分子は振動するのですか??普通、電磁波をあてて、ある物質を励起状態にすると、振動するものなんですか??電磁波の持つエネルギー量によって、物質を振動させたり、光子を放出させたり、するのですか??  ご回答お願いします。

  • 紫外可視吸収スペクトルの解釈に関して

    紫外可視吸収スペクトルに関して質問いたします。 エネルギーの大きさは 電子エネルギー>振動エネルギー>回転エネルギー となっていると思います。電子エネルギーは紫外可視吸収スペクトルに反映、振動エネルギーは赤外に反映、回転エネルギーはマイクロ波に反映されると思います。 ここで質問なのですが、振動エネルギーや回転エネルギーが紫外可視吸収スペクトルに影響を及ぼすことはあるのでしょうか?またその場合紫外可視吸収スペクトルの形状が大きく変化することはあるのでしょうか? 現在測定しているサンプルの紫外可視吸収スペクトルの形状が非常にギザギザしていて解釈に困っています(一つのピークが何本ものギザギザしたピークに別れています)。また溶媒によってギザギザした感じが変化します。 宜しくお願いします。

  • 電子レンジの壁面

    電子レンジの壁面って金属ですよね? なぜ火花が散らないのでしょうか? 私はこれについてある仮説をたてました。 レンジに使われている電磁波の周波数は、2450MHz 波長にして、12.2cm レンジの内壁の大きさは、半波長の整数倍になっているはずだ! 実際にうちのレンジで測ると、 27.2×27.2×18.7(cm) 28.6×31.8×18.2(cm) 高さ以外はあまり整数とはいえない数値になってるんですが・・・?

  • 電子レンジと赤外線、光センサーとは何ですか?

    初めて投稿させて頂きます。 検索結果に似たワードがたくさんあり、専門家も居るこちらで疑問を解決するべく聞きたいのですが、電子レンジはマイクロ波で赤外線ではないと考えていたんですね。でも、電子レンジの加熱周波数は、日本では2.45 GHzであり、水分子の分子内振動は、OH伸縮振動、逆対象伸縮振動、変角振動などがあるが、いずれも赤外線の周波数のところにあり、マイクロ波よりは3~4桁ほど高い、と言うのを読んだんですけど、赤外線の周波数のところにあるという意味がわかりません。電子レンジは赤外線を使っているものとは違いますよね。 また、電子レンジは食品を酸欠にするため、それを食べた人間の体が酸欠になるという記事がとても多く、言い始めたのはどこかの医師だそうですが、酸欠ってマラソンランナーとかのイメージだけですけど、体が酸欠になる意味が、どうにもわかりません。 最後に、果物の糖度を計る時に光センサーとかいう赤外線を使うそうですね。電子レンジを当てているみたいなものだと考えればいいのか、全然違うのか、よくわからないですね。 こちらは全くわからないので、どっちにも考えていません。 電子レンジの害も学ばなきゃいけないと考えますが、ウソは習いたくないですね。ところが、例えば酸欠ひとつ見ても記事がとても多い。科学を学んだ人がそれを言うには根拠があるだろうな、でもわからないなという状況です。どなたか専門家で確実な方が居たら、ありがたいです。

  • 紫外可視吸光度測定法について

    紫外可視吸光度測定法の問題で・・・ 「紫外吸光度測定法は電子エネルギーの吸収を利用したものであり、可視吸光度測定法は原子核間の振動エネルギーの変化を利用したものである」 という文が正しいか間違っているのか考えているのですが、ちょっと困っています。。 紫外可視吸光度測定法というのは、簡単に言えば、紫外線から可視光線まで波長を変えた光を試料にあてていって、試料中の物質の電子が光のエネルギーを受け取って励起(電子遷移)する現象を利用して、その励起の度合いをそれぞれの波長で測定するわけですよね?ということはこの問題の答えは「×」だと思うのですが、本を見るとなんか可視部と紫外部で違う、というようなことが書いてあってよくわかりません。 どなたかわかる方がおられましたら教えてください。 よろしくお願いします。

  • 電磁波の種類と健康への害

    放射線と呼ばれるエックス線やガンマ線、それに波長の短い紫外線は人体に害を与えますよね。 波長の比較的長い紫外線や可視光線や赤外線は害を与えませんが、赤外線より更に波長が長い電波になると再び健康への害が出る(かもしれない)のは何故ですか? 人にとって電磁波は光(赤外線から波長の比較的長い紫外線)くらいの波長が丁度よく、それより長過ぎても短過ぎても体に悪いということでしょうか?

  • 電子レンジと栄養分

    確か、電子レンジ物を加熱する原理は「電磁波(マイクロ波)が水分子を振動させて~」というようなものだったと思います。 さて、この電子レンジですが、ビタミン等の栄養分を壊す、もしくは変質させてしてしまう恐れはないのでしょうか。電子レンジに限らず、煮たり焼いたり――調理すれば栄養分は壊れるものだと聞きましたが、たとえば発がん性のある物質に変質させてしまうとか――そっちのほうがより心配です。 そもそも電磁波というものが何か、よくわかっていないので、見当違いの質問かもしれませんが、どなたか回答お願いします。

  • 電子レンジ

    今電磁波について勉強しています。 何か参考になるものがあれば・・・と思って過去の質問を全て見ていたら 電子レンジについて、いろんな疑問がわいてきました。  1.電子レンジって、マイクロ波で水分子を振動させて発熱させることによっ   て、物質を加熱するんですよね?   じゃあ、水分がないものは加熱できないってことですか?  2.それとも、「電子レンジで物質を加熱できるのは、物質の誘電損失という現   象による」というのがあったのですが、これはどういうことですか?水分子は   関係ないのでしょうか?  3.肉や魚を解凍すると発癌物質が発生する、とありました。   じゃあ、なんで「解凍」という機能があるのですか?  4.「解凍」が良くないなら、同じように、「茹でる」も良くないのでは?  5.同じようにケーキやクッキーを焼くのも・・・? 謎は深まるばかりです・・・(-_-;)  

  • 白は電磁波の全てを反射してますか?

    可視光線の全てを乱反射すると白色になると本にありましたが、可視光線以外、マイクロ波や赤外線、紫外線、ガンマ線も反射しているのですか?エネルギーが高い紫外線やガンマ線は反射していると思います。

  • 赤外吸収 IR について

    光についてほとんど知識のないものです。基本的な質問をさせてください。 物質に赤外線を照射すると、それを構成している分子が光のエネルギーを吸収し、量子化された振動あるいは回転の状態が変化する。したがって、ある物質を透過させた赤外線は、照射した赤外線よりも、分子の運動の状態遷移に使われたエネルギー分だけ弱いものとなっている。この差を検出することで対象分子の振動・回転の励起に必要なエネルギーが求めるのが赤外分光ですよね。 これって何で赤外線でないといけないのでしょうか?可視光や紫外線やx線みたいな電磁波でもまったく同じ現象が起こりそうな気がするのですが。だとしたら別に入射させる光は赤外線でなくてもいいと思うのですが吸収されないのでしょうか? 回答よろしくお願いします。