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遺伝子組み換え食品の流通状況に関する疑問

遺伝子組み換え作物を5%以上含む食品には、「遺伝子組換え」または「遺伝子組換え不分別」の表記をする義務があります。 しかし、先日近所のイトーヨーカドーで大豆の加工食品を見て回ったところ、このような表記をしてある商品は皆無でした。 遺伝子組換え率が80%近いアメリカ大豆を大量に輸入している現状から考えて、このようなことは考えにくいのですが、何故このような状況になっているのでしょうか? 表示義務のない加工食品(醤油など)もありますから、遺伝子組換え作物は全てそのような食品に使われていると考えれば説明はつきますが... お分かりの方、ご教授ください。

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  • oyaoya65
  • ベストアンサー率48% (846/1728)
回答No.1

最近は食品流通業者や輸入業者が輸入農産物を国産と偽って表示して販売する事件が頻発しますので、果たして遺伝子組み換え大豆が入っていないとか、国産大豆といっても、米国産を国産と偽ったり、非遺伝子組み換え食品に偽装していることがあるかも知れませんね。偽装すれば高く売れますし、国産より輸入大豆の方が20倍(国産大豆は日本の消費量の1/20に過ぎない。大豆の自給率は約3%程度)と多く、遺伝子組み換え大豆生産国の米国やブラジルからの大豆輸入が大半を占めますから、信用できるか、どうかは、一般国民は調べる手段を持ちませんので、商品の表示だけが頼りですね。沢山輸入されていますので、どこかで偽装されて使われていることも十分考えられますね。輸入大豆の用途の8割はてんぷら油やサラダオイルなどの食用油(製油用大豆は米国内で遺伝子組み換えとそうでないものが混在して流通しているため、製油用の大豆として輸入された大豆には少なからず遺伝子組み換え大豆が混入している可能性が高いようです)で残り2割が納豆や豆腐などに加工されています。贈答用サラダ油や外食産業でてんぷらやフライ、お菓子などに使われている食用油などにかなり含まれている可能性があるでしょうね。納豆用、豆腐用として輸入された大豆は非遺伝子組み換えがほとんどのようです。安物の醤油や味噌などは怪しいですね(高い非遺伝子組み換え大豆では採算が合わない)。 正しく表示されて、偽装がないことを前提にして以下の参考URLで輸入大豆の現状をご覧下さい。 大豆の輸入について http://www.maff.go.jp/soshiki/nousan/hatashin/daizu/tisiki/yunyu.html 国産大豆と遺伝子組換え技術 http://www.maff.go.jp/soshiki/nousan/hatashin/idenshi/idenshi.html 遺伝子組み換え食品表示問題 http://www.local.co.jp/news-drift/agridoukou99-9.html 遺伝子組換え大豆の国内での利用状況 http://whitemr.exblog.jp/5620331/ 国産大豆では遺伝子組み換え大豆作付けの届出はゼロ http://www.sun-tv.co.jp/signal/syohisya/syohisya0815.html 遺伝子組換え農産物・食品の表示制度 http://www.biotech-house.jp/library/pdf/stepup2008_9.pdf 以上参考にして下さい。

w_temp
質問者

お礼

非常に分かりやすく、説得のあるご回答をありがとうございます。 大変参考になりました。

その他の回答 (1)

  • megira
  • ベストアンサー率50% (160/319)
回答No.2

日本における大豆消費量の71%は植物油原料用、5%が種子・肥料用で、食品(植物油を除く)としての消費量は全体の24%ほどです。 大豆消費全体での国内自給率は5%しかありませんが、食品用大豆に限れば自給率は21%です。 http://www.maff.go.jp/j/study/daizu_yuryo/01/pdf/data3-3.pdf (3ページ目) 搾油用大豆については、ほとんどが遺伝子組み換え大豆であるようですが、食品用に輸入されている大豆は、非遺伝子組み換え大豆です。 http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/j_kentou/pdf/tokubetu0701.pdf (7ページ目)

w_temp
質問者

お礼

http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/j_kentou/pdf/tokubetu0701.pdf の7ページ目には、「IOM 大豆と呼ばれている大豆が、食品大豆市場の中で最も幅広く使用されてきた」とはありますが、ここから「食品用に輸入されている大豆は、非遺伝子組み換え大豆です」とまでは言えないと考えます。 やはり食品用の中にも遺伝子組換え大豆は含まれているはずです。 現に、oyaoya65様が提示してくださった、 http://www.sun-tv.co.jp/signal/syohisya/syohisya0815.html には、日本で販売されている豆腐の一部から、0.1~1.7%の遺伝子組換え大豆が検出されたとあります。 ともあれ、遺伝子組換え大豆の多くは非食品用ということは有益な情報でした。 ありがとうございます。

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