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近代建築の図面

質問します。 国指定の重要文化財建造物などを趣味で観に行ったりしますが、 その際図面などと一緒に観れるともっと楽しめるのになあ、と思います。 私の好きなのは特に近代の建物ですが、 重文になる際の調査図面などをまとめて閲覧出来るようなところはあるのでしょうか? お詳しい方よろしくお願いします。皆さんどうされているのかな?

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回答No.1

簡便な図面で十分ならば、書店で販売されている建築史入門書や概説書からこまめに探していく方法があります。ですが主要な事例しか収録していない場合がほとんどですので、目的の図面を見つけられるとは限りませんし、とりあえずターゲットが決まっているのならば、建造物の所有者に聞いてみる、という手がありますが、「まとめて」は難しいですよね。 国指定重文クラスの主要伝統建造物であれば、中央公論美術出版社から『日本建築史基礎資料集成』という大部なシリーズが出版されており、詳細な図面を見ることができます。専門家向けなので高価ですが、大きな公共図書館ならば所蔵している可能性が高いです。 ほかにも『奈良六大寺大観』『京都六大寺大観』、毎日新聞社『重要文化財』といった類書があります。「日本の美術」といった類の全集本にも結構図面が収録されていたりします。自治体で発行している「郷土の文化財」といった図書に、詳細な図面が収録されている場合もあります。 東京都立図書館や日本建築学会図書館、各大学図書館などで、(数は少ないですが)所蔵図面類をweb上で公開していることもありますので、覗いてみるといろいろ見つかるかもしれません。 国費や地方自治体費などの公費を使って修理工事を行った文化財建造物は、報告書の作成が義務付けられています。その報告書内に、工事に伴って作成した図面類がたくさん収録されていますので、目的の建造物の報告書を探し当てれば、様々な図面を見ることができます。多数の報告書を所蔵している図書館に行けば、まとめて見ることも可能です。 しかし報告書は発行部数が限られる上、原則的に非売品ですので、そのへんの図書館は所蔵していません。所蔵の可能性があるのは、建造物所有者、関連自治体、主要大学図書館など。そこに所蔵の有無と閲覧の可否を問い合わせるしかありません。専門家ですら、詳細図面の入手には苦労させられています。国会図書館や国立歴史博物館なら一気閲覧も可能と思いますが。 おまけに昭和40年代ころまでに行われた修理工事では、報告書が未公開(未出版)のままのものもあります。報告書出版の有無は、文化庁編集の『国宝・重要文化財建造物目録』で確認することができます。 最近は入手困難な報告書の復刻販売がされるようになったので、以前よりかなり状況がましになりました。「文化財・報告書」などと検索すると、いろいろと見つかります。この類ならば大きな公共図書館が所蔵している可能性があります。もちろん個人での購入も可能ですが、かなり高価です。 しかし近代建築となると、全集本のようなものがまだ出版されていないので、一気にたくさんの図面を探すことはとても難しいです。江戸東京博物館のような、近代研究をターゲットにした博物館や美術館所蔵の図書類からコツコツ探すのが一番手っ取り早いかもしれません。 裏技は建築史研究をしている個人や大学関係者とコネを持つことですね。専門書が揃っていますから、まとめて閲覧させてもらえます。

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