• ベストアンサー

『論語』に出てくる切磋琢磨について

論語の学而に "子貢曰はく、「詩に云ふ、『切するがごとく磋するがごとく、琢するがごとく磨するがごとし』とは其れ斯れの謂ひか」と。" と出てきますが、一体彼はその前の「貧にして諂ふ~若かざるなり」の流れとこの切磋琢磨の言葉のどこに関連性を見出したのですか。 この文での切磋琢磨は、よりよいものを求めて努力を繰り返すことだと思うのですが、いまいち繋がりがよくわかりません。 回答よろしくお願いします。

  • mintD
  • お礼率82% (60/73)

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#96295
noname#96295
回答No.2

あの手この手を尽くして磨く、磨き続ける、ということですね。 貧しくても修養をおろそかにしないことや、 富があっても礼儀を忘れないことは、 品性や人格をさらに磨き高めて、生き方を律しようという心。 子貢が、頭の引出しの中から、すぐに詩経をひっぱりだしてみせたので、 孔子は、子貢の教養の深さと目から鼻に抜けるような頭の回転の良さ、あうんを心得た対話術に感心したのです。

その他の回答 (1)

  • ojisan-man
  • ベストアンサー率35% (823/2336)
回答No.1

子貢が言った。「貧乏であってもへつらわず、金持ちであってもいばらないというのは、どうでしょうか。」 先生は答えた。「よろしい。だが貧乏でも道義を楽しみ、金持ちであっても礼儀を好むというのには及ばない。」 子貢が言った。「詩経に『切磋琢磨(いやがうえにも立派にすること)』と謳っているのはちょうどこのことですね。」 先生が言った。「それでこそ詩の話が出来るね。前のことを話して聞かせると、後のことまで分かるのだから。」

関連するQ&A

  • 孔子 論語について

    12月1日からの中間試験で孔子の論語の 書き下し文をひらがなで書く、という試験があって…。 正しい書き下し方(?)が分かりません。 ひらがなで「しいはく、われ…」という感じで書くので そのように教えてください!!!! テストに出るのは↓の4つです。 ・子曰はく、「吾十有五にして学に志す。…」と。 ・子曰はく、「学んで思はざれば…」と。 ・子曰はく、「由、女に之を知るを…」と。 ・子貢問ひて曰はく、「一言にして以て身を終ふる…」と。 よろしくお願いします。

  • 「切磋琢磨」をお得意先に送るのはOK?NG?

    お取引先の新人さんからご挨拶のメールを頂きました。 そのメールに「お互いに切磋琢磨して仕事していきたい…」といった感じの(文体は少し変えています)文があり、切磋琢磨という言葉に違和感を覚えています。 私が細かすぎるのかもしれませんが、切磋琢磨は「友人同士が互いに励まし合い競争し合って、共に向上すること」と辞書にもあり、これを取引先に送るのはどうなんだろう…と気になってしまいました。 その取引先とは会社の場所も近く、その新人さんのチームの方々とは非常に懇意にさせて頂いているため、これくらいのことでガタガタ言うわけではありませんが、今後自分が日本語を使っていく上でも気になるので、切磋琢磨を取引先の人にメールすることについての是非を、教えて頂きたいと思います。

  • 求む、「一を聞いて十を知る」(ことわざ)の具体例

    教育現場の者です。 諺に曰く「一を聞いて十を知る」と。非常に理解能力の高いことをいう。 結構長い間小学生、中学生、高校生を教えてきました。 能力に恵まれた者やそうでなく努力によって人並みの成績をものする生徒、また努力に成績が比例しない生徒と様々です。 そういった生徒の中で非常に理解力のある生徒については、10を教えれば10を理解する者はままいました。では、20を理解できたかというと、そういう生徒は一人もいない。 具体的に数学を例にとると、理解力の優れた生徒に、ある分野の基本的考え方と使用する公式の導出、さらには例題の解法を十分に理解させて、今説明した範囲の理解で解ける応用問題を解かせてみたとします。似たような形式の問題はなんとかなってもそれ以上の難易度のものは全然手が出ない、ということがよくありました。 自分を振り返っても、難易度の高い問題がなぜ解けるかというと、一つには経験を積むことによって「解法の勘」のようなものがあり、二つには様々な問題のヴァリエーション(の数)を知っているので「大抵の問題は解ける」だけのような気がします。 つまり、入試レベルでは通用するけれどそれ以上のレベル、例えば数学オリンピックあたりの問題では通用しない。自分に諺を適用すれば、自分も「10を知って10を知る」レベルの人間だということがいえます。 また自分の同級生の中にも優れた能力があるものの、優れた理解力で優秀な成績をおさめていたというより、地道な努力でそれなりの成績をとっていた者ばかりだったような気がします。(一応高校は進学校に行っていましたので、入学早々朝永の『量子力学』や野口の『トポロジー』を読んでいたヤツがいて軽いショックを受けたものです。『トポロジー』を読んでいたヤツは東京理科大の数学科に行きました) さて、ここからが質問です。 皆さんの経験の中で、「一を聞いて十を知る」ような人に出会ったことはありますか。同級生でも教え子でもかまいません。その具体例を教えてください。 <参考> 論語三巻 公冶長第五より 子謂子貢曰 汝與回也孰愈 對曰 賜也何敢望回 回也聞一以知十 賜也聞一以知二 子曰 弗如也 吾與汝弗如也 (対訳)孔子が子貢に「お前と顔回では、どちらが優れているかな」と尋ねた。子貢が、「どうして、回と比べることができるでしょう。回は、一を聞いて十を知ることができますが、私はようやく二を知る程度です」と答えると、孔子が言った。「そう及ばないね、私もお前同様(回には)及ばないよ」と。 (出典)wikionary:http://ja.wiktionary.org/wiki/%E4%B8%80%E3%82%92%E8%81%9E%E3%81%84%E3%81%A6%E5%8D%81%E3%82%92%E7%9F%A5%E3%82%8B

  • 中学か高校時代に見た、心に残った詩、言葉を思い出せず探しています。

    中学か高校時、国語の便覧(資料集)で見たある1つの詩or言葉?を思い出したく質問をしました。ちなみに現在22才です。 そのうろ覚えの手がかりとして (1)あわじのりこ?みたいな名前の人が書いた。 (2)人のせいにするな若者よ、自分が弱いだけだろう??みたいなニュアンスの詩or言葉です。 (1)の人名も自信がありません。(2)はその文のイメージであって文自体は全然違ってると思います。 すごく漠然とした質問ですみません。 どなたか心当たりのあるかた、回答をしていただければ幸いです。よろしくお願いします。

  • 可愛い女性の描き方 

    今年の初め、友達に見られた私のイラスト(落書き?)を堂々と「下手」と言われてしまい 何としても”可愛い女性”を描いて見返してやろうと約半年間切磋琢磨していますが 中々上手くいきません。 顔のパーツのスキルを上げて顔全体の完成度を上げたいと思いますが、上手くいきません。 描いた絵が可愛くないのは分かりますが、具体的にどこがどう変なのか挙げることができません。 同人誌を描く友達に描き方のコツを教わりましたが、「描いているうちにカンで分かるようになる」 と言われてしまいました。 そこで質問です。 自分の質問の答えは絵のうまい人の言う「カン」にあると思います。 「カン」という言葉は経験の塊です。野球を長年続けていた私も、素人にショートバウンドの捕球方法を聞かれても「カン」と答えるしかありません。 イラストもその「カン」に個性が出てその人の絵になると思います。 しかし、いくら「カン」とは言っても可愛く見える絵は、可愛く見える条件を満たしているから 可愛く見えるわけで、違う人が描いた個性的な可愛い絵にも何か共通点(壺)があるはずです。 私はその「可愛いく見える壺」が知りたいです。 長い文になりましたが、真面目な回答をよろしくお願いします。

  • 解釈と意味が合っているか教えてください。

    1つ目は、悟りを開くです。 これは【心の迷いが解けて、本当の事を十分に理解して自分のものにする「厳しい修行の末に―・く」】と、僕は 理解しています。間違っていたら、教えてください。 この「厳しい修行の末に―・く」の部分ですが、これは最後には、何かについての本当の事を知ったという意味でよろしいでしょうか?他の使い方も教えていただけますか? 次に文脈という言葉です。【文章の流れの中にある意味内容のつながりぐあい。文章の筋道。文の脈絡。コンテクスト。「―で語の意味も変わる」「―をたどる」】と出ていました。「―をたどる」とは文章の繋がりを見ていく? いろいろと簡単なことかもしれませんが、どうかよろしくお願いします。

  • 「巧言令色、鮮仁」の解釈について

    論語の巧言令色のくだりを勉強しているのですが、その口語訳がうまくできず、困っています。 以下に訓読文と私の作った口語訳を載せました。 どなたかお分かりになる方、アドバイスをお願いします。 〔訓読文〕 子曰く、巧言令色、鮮仁。【巧は、好。令は、善なり。其の言を好くし、其の色を善くし、飾りを外に致し、務めて以て人を悦ばしめば、則ち人欲肆(ほしいまま)にして、本心の徳亡ぶ。聖人の辞は迫切ならず。専ら鮮しと言ふは、則ち絶えて無きこと知る可し。学者の当に深く戒むべき所なり。○程子曰く、「巧言令色の仁に非ざるを知るは、則ち仁を知るなり」と。】 〔私の作った口語訳〕 先生がおっしゃるには、言葉巧みに、また愛想よい表情をして、口先で調子のいいことを言う人には仁は少ないものだ。【巧は、好いということ。令は、善いということ。その言葉を好くしようと着飾って、その表情を愛想よくして、一生懸命に人を喜ばせようと、うわべだけを取り繕おうとすると、お世辞を言われて愛想を示され機嫌を取られた人は、その欲望が際限なく湧いてきて、徳がなくなってしまう。だから、聖人の言葉は切迫したところがない。つまり、聖人は余裕をもって言葉を発する。ただ少ないと言っているのは、つまり全くなくなってしまうということである。学者の多くが戒めるべきところである。○その後、先生がおっしゃるには、「愛想よく言葉巧みに人に話をすることで陣を失わないようにすることを知ることは、つまり仁を知ることである。」】 ほんの注釈をもとにして、口語訳を作ってみたのですが、これであっているのでしょうか…? どなたか助けてください!

  • ある流れのほとり、そばの迎春花

     日本語を勉強中の中国人です。写真のタイトルとして、「( )の迎春花」という表現の( )に入れる言葉を探しています。  ( )に入れる言葉の意味は「流れのほとり、流れのそば」です。申し訳ありませんが、その流れの言い方はまずよくわかりません。二種類の流れのほとり、そばを表現したいのですが、それぞれ教えていただけないでしょうか。  一つの流れは公園の中の1歩(普通歩く時の小さな1歩)で越えられる流れです。浅いです。底のたくさんの小石も見られます。もう一つの流れは公園の中の芝生のすぐそばの1.5歩(とても大きい1.5歩)ぐらいで越えられる流れです。さきほどの流れよりちょっと深いです。でも、決して深くはありません。中に入ると、水は膝の下までだと思います。  関連質問はすでにさせていただきましたが、まだよくわかりません。どなたか教えていただけないでしょうか。http://okwave.jp/qa/q6606883.html  また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

  • 琢磨ってなんで・・・

    3位になれないんですか・・・? さっき、ヤフでチェックしたら、今回も4位だなんて・・・ 全然関係ないんですが、なんで鈴鹿、晴れなんですか? 神奈川は雨なんです・・・

  • 客観性=認知能力でしょうか?

    認識すると言うことは客観的かどうか、と書いてもいいのですが。 認識、認知と、客観性の言葉の定義について、僕自身はタイトルのように思っているんですが、ほかの方はどう思われるでしょうか? 興味のある方いらしたらご回答お願いします。 精神世界の要素である客観性と、脳の機能である認識、認知、把持力との関係、構造、つながり、関連性を考えてのことです。