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中3です! 天体に詳しい方,ご協力お願いします。

《正午》というのは,太陽が南中した時刻のことを言うんですよね。 それで,地球が公転している事によって太陽の南中時刻はどんどん変わっていくのに,正午の時刻が毎日変わらないのはなぜですか?

  • n0co
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質問者が選んだベストアンサー

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  • staratras
  • ベストアンサー率41% (1443/3519)
回答No.6

実際の太陽の南中時刻はどうなっているか、今年の1月1日から12月1日まで毎月1日の南中時刻を東経135度、北緯34.65度(兵庫県明石市)を例にプラネタリウムソフトで調べてみました。 1月:12時4分、2月:12時14分、3月:12時12分、4月:12時4分、5月:11時57分、6月:11時58分、7月:12時4分、8月:12時6分、9月:12時0分、10月:11時50分、11月:11時44分、12月:11時49分(概略の計算なので多少の誤差の可能性はあります) いかがでしょうか、正午(12時0分)を中心に最大で15分程度前後しています。これは地球の自転軸が地球の公転面に垂直ではなく垂直方向から23度あまり傾いていることや地球の軌道が真円(まん丸)ではなくて楕円であることなどから、太陽の見かけの動きが一定ではなく速くなったり遅くなったりするために起こる現象で「均時差(きんじさ)」と言います。詳しくは検索して調べてみてください。 ただし、ご質問の「太陽の南中時刻はどんどん変わっていく」というのはこのことを指しているのではなく、「地球の自転がひと回りする時間で1日の長さを決めているのなら、ある日の正午に太陽が南中したとしても、自転がひと回りして次の日の正午になったとき、地球が1日に公転した分だけ南中時刻がずれてくるのではないか」ということではないかと推測します。そうであれば、これまでの回答でご指摘の通り、大まかに言えば1日の長さを決める「地球の自転がひと回りする時間」の基準は太陽ですので、そのことからはずれは生じません。 詳しく言うと、地球から見ると実際の太陽は天の赤道から23度あまりの傾きのある黄道上を多少速くなったり遅くなったりしながら1年でひと回りしています。しかし1日の長さを1年のなかで季節によって違うようにはできません。(これをしても良いのなら、均時差がなく例えば東経135度の地点では毎日正午ぴったりに太陽が南中するようにできますが、そんな時刻を採用したら大混乱は必至でしょう)そこで天の赤道上を一定の速度で1年でひと回りする仮想の太陽(平均太陽)を考えて、これを元に時刻を決めているのです。

n0co
質問者

お礼

詳しく説明してくださって,ありがとうございます。 とても分かりやすくて,参考になりました!

その他の回答 (5)

回答No.5

No.3を訂正します。失礼しました。 昔は太陽が南中した時から次に南中するまでを「1日」として、それを24等分したものを「1時間」とする時間計算の方法を採っていました。これが「視太陽時(したいようじつ)」と呼ばれるものですが‥  ↓ 下記の通り訂正 昔は太陽が南中した時から次に南中するまでを「1日」として(視太陽日 (したいようじつ)と言う)、それを24等分したものを「1時間」とする時間計算の方法を採っていました。これが「視太陽時」と呼ばれるものですが‥

n0co
質問者

お礼

丁寧に答えてくださってありがとうございます。 とても参考になりました!

noname#215107
noname#215107
回答No.4

>地球が公転している事によって太陽の南中時刻はどんどん変わっていくのに,正午の時刻が毎日変わらないのはなぜですか  太陽が南中する時刻を、その土地の標準時の正午と決めているからです。 ただし、前の回答者さんが「やや不正確な言い方」とおっしゃいましたが、確かにその通りです。実際には毎日変動しています。 日本の場合、日本標準時の基準となっている兵庫県明石市から見た、太陽の年間を通じた「平均の」南中時刻が正午になります。 実は太陽の南中時刻は、時期によって変動しているのです。 例えば兵庫県での南中時刻を調べてみると、 12月22日(先月) 12:00 1月10日(今日)  12:09 4月22日      12:00 5月22日      11:58 ・・・・上記のように変動しています。 これは、地球の公転軌道が楕円形のため公転の角速度が変化することに加えて、自転軸が公転面に対して傾いているために発生する「均時差」によるものです。

回答No.3

昔は太陽が南中した時から次に南中するまでを「1日」として、それを24等分したものを「1時間」とする時間計算の方法を採っていました。これが「視太陽時(したいようじつ)」と呼ばれるものですが、これに従っている限り標準時子午線上では太陽は必ず正午に南中します(ある意味当然ですね)。 ただし、この方法だと地球の公転の影響で1日の長さが日々変動します。時刻の捉え方が大雑把だった時代はそれでも差支えありませんでしたが、やがて人間が分・秒まで意識して活動する時代になると、色々と都合の悪いことが起きて来ました。 そこで、実際には季節変化をする1日の長さの年間平均値(平均太陽日)を算出して、時・分・秒の長さが常に同じになる「平均太陽時」というものが作られました。現在の時間はこれにしたがっているので、「太陽が南中した時 = 正午」にはならないわけです。 なお、平均太陽時と視太陽時との間のズレを「均時差」と呼びますが、均時差が発生する仕組みについては申し訳ありませんが私には説明困難なので、下記のページなどを参考にしてください。 「こよみのページ」 http://koyomi.vis.ne.jp/directjp.cgi?http://koyomi.vis.ne.jp/reki_doc/doc_0508.htm

回答No.2

 やや不正確な言い方ではありますが、「太陽が南中した時間」を基準に「正午」を決めているから、変わりようがありません。  かわりに、他の恒星が南中する時刻は毎日変わっています。

n0co
質問者

お礼

時刻は太陽の南中を基準に決まっているんですね。納得です! ありがとうございました!

  • sanori
  • ベストアンサー率48% (5664/11798)
回答No.1

こんばんは。 >>>地球が公転している事によって太陽の南中時刻はどんどん変わっていくのに 変わっていきませんよ。 日本では、兵庫県明石市(東経135度)が南中のときが正午で、 世界標準時は、イギリスのグリニッジ(東経=西経=0度)が南中のときが正午です。 公転によって、地球から見た太陽の方向が変わるのは確かです。 だいたい365日で360°ずれるので、1日当たり1°ぐらいずれていきます。 ですから、地球の自転周期は24時間ではなく、 24時間 - 24時間×1/365 = 23時間56分 です。 このように、 時刻というものは、地上から見える太陽の位置を基準に人間が「利己的に」決めているので、ずれることがありません。 その代わり、あなたがおっしゃる「どんどん変わっていく」というのは、 「24時間」と「23時間56分」との差によって取り込まれているんですね。 以上、ご参考になりましたら。

n0co
質問者

お礼

納得しました! 詳しく教えてくださって,ありがとうございました!

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