• ベストアンサー

ガン化した酵母ってあるんでしょうか?

微生物一般に関しては、まったくの素人です。 タイトルのように、どんどんどんどん増え続けていってしまう酵母って、ありえるんでしょうか? 普通?は、ある程度増殖したらアルコール発酵が始まって(?)、自らの出すアルコールによって死滅していく・・と理解しています。 アルコール発酵能を持たず(またはごく弱い)、また何かしらの増殖抑制機構が働かず、ばんばか増えてしまう酵母って、ありえるものでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • dolphino
  • ベストアンサー率46% (56/121)
回答No.3

栄養だけでなく、密度の問題もあります。 どんなに栄養があってもある一定以上の密度にはなかなかなりません。 増殖抑制機構もあります。 クオラムセンシングQuorum sensingを調べてみてください。

yanachu
質問者

お礼

お礼が遅くなってすみませんでした。 先日会社の上司とも話をしていたのですが、 例えば酵母の大きさが10μmだったとして、その体積が10^3μm^3であるとすれば、 おのずと培養液1mlに存在できる酵母の数は物理的に決まってくると言われ、 なるほどな、と妙に納得してしまったところです。 クオラムセンシングも検索してみました。 増殖抑制機構もちゃんとあるんですね。ありがとうございました。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

その他の回答 (2)

  • ga111
  • ベストアンサー率26% (247/916)
回答No.2

>いわゆる定常期というのは、増殖抑制因子が働いているわけではなく、単純に死滅と増殖のバランス、ということでいいのでしょうか? 普通は、単に栄養源がなくて増殖が止まった状態です(初期の定常期)。よって、新鮮な培地を加えれば、また増えだします。 微生物も飢え死にしますから、初期の定常期のあと、死滅や胞子形成が起こります。

yanachu
質問者

お礼

再度回答をありがとうございました。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
  • ga111
  • ベストアンサー率26% (247/916)
回答No.1

微生物は一般に増殖のための栄養があり、増殖阻害因子がない限り、増殖します。アルコール発酵能がなくても、栄養源が無尽蔵でない限り、増殖はストップします。 がんという言葉は人間のような多細胞生物において使われる言葉で、酵母には使われませんが、ある意味、一般に酵母はガン化しているといえるかも知れません。

yanachu
質問者

お礼

なるほど、ではなんらかの方法でアルコール発酵させないようにし(好気的条件?)、栄養源さえ補給しつづければ、酵母はどんどん増えていける、ということですね。 いわゆる定常期というのは、増殖抑制因子が働いているわけではなく、単純に死滅と増殖のバランス、ということでいいのでしょうか? もしお時間あればまた教えてください。 ありがとうございました。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A

  • ★お酒★酵母は何のためにエステルを作るの?

    アルコール発酵や乳酸発酵って ほかの生物を殺して自分が生き残るためのものと考えていいでしょうか? となると 酵母がフルーティーなエステルを作るのも何か理由があるのでしょうか?

  • 酵母について(Saccharomyces Cerevisiae)

    発芽酵母(Saccharomyces Cerevisiae)について質問です。 酵母も酸素を十分に吸えるところでは、ほとんどアルコールを作らない。酸素がない時、あるいは酸素があっても糖濃度が高いときだけに多量に作るのだ。生物種によって代謝能が違うので乳酸菌などはあまりアルコールをつくらない。C6H12O6+6O2→6CO2+6H2Oこれは酸素を使って行う呼吸系代謝である。見れば分かる通りアルコールは生成されない。 一方発酵系代謝は、C6H12O6→2C2H5OH+2CO2でアルコールを生成する。 酸素の乏しい、糖濃度の高い環境で生活させる必要がある。アルコールの濃度が12%以上にも高まると、酵母自身の生存も脅かされる。 という風に思っているのですが、Saccharomyces Cerevisiaeも酸素があるところではエタノールは作らないのですよね?今、実験は三角フラスコにシリコン栓でふたをしてやっているのですが、脱酸素剤等は使っていません。これだと、しばらく経って酸素が無くなるとアルコール発酵が起こるという考えで良いのでしょうか?一応二酸化炭素らしき泡が出てはいるので発酵しているとは思っているのですが。 よろしくお願いします。

  • 後味が苦い酵母パン

    ホシノ天然酵母を使ってパンを焼きましたが、食べてみると苦いのです。理由は何なのでしょうか? 1次発酵に時間をかけるという(一般に過発酵といわれている状態まで待つ)伊藤幹雄さんの本を参考にしました。オーブンの癖があるのだと思いますが、焼き色も白かったので、もっと高い温度で焼いたほうがよかったのでしょうか。苦味は、アルコールなのでしょうか…?

  • アルコール発酵で

    乾燥酵母を使ってpH4でアルコール発酵を行いましたが、使用する糖類によってアルコール発酵能が異なっていました。結構色々なHPを見たつもりですが何故そんな結果が出たのか僕にはわかりませんでした(;_;)グルコース、フルクトース、ガラクトース、マンノースでなぜ違いが出るのか教えてください!

  • 微生物の増殖について

    微生物の増殖についての考え方の質問です。 ある製品に菌数100個添加すると増殖する場合は、1個添加しても増殖するのでしょうか? 例) 酵母1個が製品に混入⇒増殖なしor死滅する? 酵母100個が製品混入⇒増殖 質問の動機としては、 製品に膨張クレームがあり、 製品で製造No.順にみると、膨張品前後の製品は問題ありませんでした。 質問の意図がわかりづらいですが、 宜しくお願い致します。

  • ガン抑制遺伝子とDNA修復

    紫外線とガンについて勉強しているところです。 生物は紫外線に対していくつかの防御策を発達させてきて、DNAの修復機能もその一つですよね。 がん抑制遺伝子とDNA修復機構の関係がよくわかりません。ガン抑制遺伝子は細胞の無制限な増殖を抑制しているだけでなく、修復もしているのでしょうか? 紫外線によるDNA損傷の修復と、ガンに対しての修復は同じものなのでしょうか? なんだかとんちんかんな質問にも思えますが、頭がこんがらがって何がわからないのかもよくわかってない状態です。どなたかお願いします。

  • アルコール発酵

    アルコール発酵の実験を乾燥酵母を用いて行いました。 どうしてもわからないので、お願いします! (1)アルコール発酵は酵素の存在下では抑制される。一方、無酸素下では活性される。この調節のしくみについてアロステリック酵素の観点から説明せよ。 (2)二酸化炭素が10ml発生したとして、エタノールの生成量およびグルコースの消費量を算出せよ。ただし、発酵液中に酵素は存在していなかったものとする。 どちらかひとつでも構いませんので、どなたかよろしくお願いします!

  • 酵母菌の呼吸

    生物の問題でわからないことがあり困ってます。 ビーカーのようなものにU字管がついており、U字管内の液面の高さが変わり気体の増減を調べることができるようになっていて、中に 実験(1)少量のブドウ糖水溶液、酵母を含む液、NaOHの濃い液、窒素、 実験(2)少量のブドウ糖水溶液、酵母を含む液、蒸留水、窒素 が含まれている。装置を傾けると少量のブドウ糖水溶液と酵母を含む液は混ざるがNaOHの濃い液あるいは蒸留水とは混ざらない。 実験の結果(1)では1、2,3時間後も気体の増減は見られなかった。 (2)では1時間後に15ml増加し、三時間後には約30mlの増加が見られる 問題Iでは1時間後における実験(1)(2)で消費されたブドウ糖は何mgか?ただし、気体1モルを20ℓとする。とあるのですが、解答では67.5mgとなっていてこれは実験(2)でのアルコール発酵によって生じた二酸化炭素(15ml)から比例式で求められるのですが、実験(1)のブドウ糖消費はなぜ計算しないのでしょうか?二酸化炭素がNaOHの濃い液に吸収されるからでしょうか、たとえ吸収されたとしてもブドウ糖は消費されているのではないでしょうか? もしわかる方がいらっしゃれば詳説をお願いします。

  • 発酵したトマトジュースは体に良いか?

    最近トマトジュースを飲み始めたんですが、ペットボトルに口をつけて飲みまして1~2日ほど部屋の中に置いておいたら炭酸のようなシュワッとした感じが出ていました。 その原因は口から微生物が入ってそれのせいで発酵が始まったとネットで書いてあったので理解できたのですが、無知だったとはいえ結構な量を発酵させてしまい匂いも味も気持ちよく飲むには程遠い物となってしまいました。今となってはそのトマトジュースは廃棄してしまったのですが、正直もったいないしどうせなら発酵していても飲める段階であれば飲んでしまおうと考えています。 現に発酵トマトジュースというものが売っているみたいだし、少数ですが100%果汁のジュースを酵母で発酵させてアルコールを自然生成してビール代わりに飲んでいるという方もいるみたいなので、飲めないことはないと思いますが。。。。どうなんでしょうか? もし飲めるものであれば発酵したトマトジュースの効能等も一緒に飲みやすくする方法とかも教えていただけると助かります。

  • セルサイクルと細胞増殖について

    セルサイクルと細胞増殖についてお聞きしたいのですが、ある薬がある細胞増殖の阻害をしたとします。そこで、その増殖抑制作用の機構を調べる手段として、セルサイクルについて研究したいとします。その意義というのはどうなるのでしょうか?ちょっとわかりづらいかもしれませんが、すでに、増殖阻害作用がわっかているのに、わざわざセルサイクルまで調べる必要がないといわれてしまった場合、どう答えたらいいのでしょうか?そのメカニズムを調べるという答えでは、納得してくれませんでした。そもそもセルサイクルと細胞増殖の大きな違い、つまり、細胞増殖抑制ではわからず、セルサイクルの研究によってわかる大きな利点(研究意義)というものはなんなんでしょうか?この分野はちょっとかじった程度なので、そこまでの意義を理解するまでにいったておりません。この分野で秀でている方がおれば教えてください。