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ガン抑制遺伝子とDNA修復

紫外線とガンについて勉強しているところです。 生物は紫外線に対していくつかの防御策を発達させてきて、DNAの修復機能もその一つですよね。 がん抑制遺伝子とDNA修復機構の関係がよくわかりません。ガン抑制遺伝子は細胞の無制限な増殖を抑制しているだけでなく、修復もしているのでしょうか? 紫外線によるDNA損傷の修復と、ガンに対しての修復は同じものなのでしょうか? なんだかとんちんかんな質問にも思えますが、頭がこんがらがって何がわからないのかもよくわかってない状態です。どなたかお願いします。

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  • yuyu2003
  • ベストアンサー率29% (23/79)
回答No.1

DNAは紫外線などにより常に損傷の危険にさらされています。損傷を受けたときDNAを元の状態に戻す機構がDNA修復機構、と呼ばれているものです。 さて、DNA修復機構が頑張って治していても、たまに治し損なうことがあります。治し損なって遺伝情報に危険な異常が起きたとき、癌化することを避けるためにあるのがガン抑制遺伝子です。ガン抑制遺伝子はDNAを治すのではなく、その細胞が増殖することを防ぎ、自殺させる働きがあります。 本当はもっと複雑な話になると思うのですが、大体はこんなかんじです。 参考としては DNA修復機構について http://133.100.212.50/~bc1/Biochem/Repair.htm ガン抑制遺伝子について http://osha-bun.hp.infoseek.co.jp/oshabun-3/030tumor-supp-gene.html がわかりやすい解説かと思います。

kurukuru
質問者

お礼

yuyu2003さんの説明で、はっきりと理解することができました。 頭のモヤがはれたかんじです。 URLも参考になりました。 本当にありがとうございます。

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