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今の日本農業で自給率向上のために一番必要なことは何なんでしょうか? それはなぜでしょうか?

みんなの回答

  • megira
  • ベストアンサー率50% (160/319)
回答No.12

「フランスの15%の農業関連企業がEU補助金の60%を獲得する一方、同国の小規模農家が受け取る額は17%に過ぎない」と言われています。 http://www.news.janjan.jp/world/0511/0511285718/1.php これは、EUの農業補助金が、「農家1戸あたり」で積算されるものではなく、「出荷農産物の数量あたり」で積算されるのものであるからで、大規模農家に手厚く、小規模農家には薄いものとなります。 条件不利地域を対象とした直接支払いも、「経営面積あたり」や「家畜飼養頭数あたり」で積算されるもので、小規模農家ほど受け取る補助金は少なくなります。 http://www.maff.go.jp/soshiki/koukai/shinkou/chuusankan990413/honbunn.pdf EU諸国の「農家1戸あたり」の補助金額がそれなりの額となっているのは、補助金の単価が高いからではなく、平均経営規模が大きいからです。 http://www.maff.go.jp/hitokuti/memo/memo3_1.pdf 日本の場合も、農業再生のためには、まず平均経営規模の拡大というのが絶対の前提になるでしょう。 ただ、土地の値段の高い日本では、個人経営での経営規模拡大は困難な面が多く、先に書いた集落営農法人の育成というのが一番現実的だと思われます。 日本は国土の地形上の制約から、EU諸国とは比較にならないほど農地比率が少ないのが、自給率の低い主原因であり、補助金のせいにするのは間違いですね。 http://www.maff.go.jp/j/study/noukan_hozen/pdf/data3_3.pdf

回答No.11

>今の日本農業で自給率向上のために一番必要なことは何なんでしょうか? a 国民全体の意識改革ですね。 >それはなぜでしょうか? a 欧米諸国は、人口密度が高くとも、食料自給率が高いです。 それは農業大国と言われるフランスを始め、かなりの規模の補助金を投入して、農業を保護しています。 これは、スイスが有名ですが、非常時に国民の食料を確保するためと、国土保全のためです。 スイスでは、食料を大量に備蓄しておき、古いものから消費することにより、国民の食料を確保しています。 これは極端な例ですが、日本では価格変動で食料品の値上がりが続くだけではなく、入手できなくなる可能性も指摘されています。 また、山間地や島嶼部での農業をより手厚く保護することによって、山林の荒廃や島嶼部の無人化を防いでいるのです。 我々一人一人の国民が、しっかりと考え、判断し、行動しなければ、欧米並みは無理でしょう。 政治屋と官僚に食い物にされている現状打破はできません。

  • megira
  • ベストアンサー率50% (160/319)
回答No.10

米の消費需要の減少は、美味な副食物や嗜好食品への消費シフトという食生活の高度化・多様化によるものなので、ほぼ不可逆的であり、過剰となった水田の有効活用のため、効率的な転作の推進が必要です。 そのためには、集落営農の法人化によって経営を統合していくことが必須でしょう。

参考URL:
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/page/1170808260697/index.html
noname#69299
noname#69299
回答No.9

領土の拡大と農業従事者の削減です。 日本は農地面積あたりの人員が多すぎで、 そのせいで農業が儲からない職業になってしまってます。 欧米でももちろん農業に補助金は出ていますが、農業の従事者が少なく。 360度見渡す限りの畑に飛行機で農薬をまいたり、少人数で効率的な農業を行うため物価の低い農業国との価格競争もそれなりに可能です。

  • password
  • ベストアンサー率17% (195/1092)
回答No.8

中小農家を潰す事ですね。 保護しすぎた結果、高くて品質が悪い(捏造も多数存在)事になったのだから、 大規模/大量生産により、統一的な品質管理と効率化を目指さなければ いつまで経っても、自給など夢のまた夢でしょう。 農家個人を補償する今の制度では・・・・

  • dai-ym
  • ベストアンサー率22% (848/3824)
回答No.7

ブランド化をもっとさせて、そのブランドをしっかりと広めさせる。 消費者も安易にやすいものを買うのでなく良いものを買うような教育をしていく。 これは日本国内で生産されたものは最低限度の品質は保たれていたので、今までは安くても最低ラインの良さはあったのですが、 今のように海外からさまざまなものが輸入される時代になると、安いが品質も最低ラインより下回っている危険なものが存在しているようになっています。 しかし日本人の感覚はまだ売っている物は最低ラインをクリアしたものであると言う思い込みがあるため安いものも平気で買ってしまっています。 テレビを含め色んなところで安いものはまがい物や何か安い理由があるものである可能性が高いんだ。という教育をしっかりして、まともな人は怪しい安いものは買わないという風にならないといけないでしょう。 またそのためには現地偽装を厳しく罰し(極端に言えば現地偽装した業者は殺人未遂で立憲されるくらい)加工品も詳しくどこの原産のものを使用したかを記載する。 農業では無いですが肉などもどこで生まれどこで育って日本に来たかをわかるようにする。 豆腐やしょうゆ、味噌なども昔ながらの作り方なのか、さまざまな化学的な作り方をしたまがい物なのかをしっかり表記させる。(この辺りはフランスを見習うべきですね) そういうふうに食に関して日本はもっとうるさくなり、結果的に消費者も求めるものが高くなり、安いがよくわからないものは買わなくなると言う風になっていくことが大事でしょう。 後は、日本も伝統ある食文化を世界に輸出していく。 実際に海外では日本食ブームですしなどに合う日本米も海外では高値でも人気があるそうです。 みかんなどもオレンジなんかより手軽に食べられると言うことでやはり人気があるそうです。 ロシアでも日本の葡萄が一房2万円くらいの高値で売れているそうです。 やはり日本の果物は品質がよく美味しいので富裕層に人気があり高値でも売れるそうなんです。 このように農業をそれなりの規模の会社化に出来て、高くて美味しいものを世界に売っていく。 そういうふうになれば十分採算も合うようにできます。 ではなぜ十分ブランドを高めて高値で輸出できるものがあるのにそれをしないのか。 なぜならJA(農協)が仕切ってしまって、また農業は大きな会社化することが出来ないから。 一部の農協は積極的に海外に輸出するように活動しているようなのでそういうところを中心に民間の会社化してしまう。 他にも農家が集まって大きな会社化することが出来るようにする。 そして高品質もものを海外に高く売っていく。 また会社化できれば機械ももっと有効に使えたり出来るし、後継ぎのいない農家はその土地を会社に貸すことで農地を生かすことができるようになります。 国内も海外も価格の安さで競争するのでなく、高いけど美味しいと言うブランドで勝負する。 これが大事ですね。

  • kinuaki
  • ベストアンサー率16% (129/769)
回答No.6

日本の農業を広域化した会社になるとしっかりコスト管理して世界の食料に負けない形が作れると思います。また、若い人の雇用も確保できやすくなると思います。JAがありますが、現在のフォーメーションからアサヒビール、製麺会社などの出資会社を作ってビール用の麦とか、麺用の小麦とか製品に直結する穀物などを生産すれば中間マージンも少なくなり、さらに生産調整もやりやすいと思います。 高齢化した農家の土地を安くで借用する形にして、労働力は倒産した土建会社にいた方を採用し耕運機を運転してもらうとどうでしょうか? また、過去食の安全を脅かした中国産などの食料については「輸入制限するルール」も必要だと思います。 従って回答の結論は、農業を広域大規模化し、さらに製品別原料づくりの会社化することでコストダウンさせ、外国の食料と同等程度の価格にすることです。そうすれば地方の活性化にも貢献できると思います。

  • denden321
  • ベストアンサー率27% (88/322)
回答No.5

自給率についてですが、 例えば、卵の自給率を計算する場合だと、 鶏のエサがどの国で生産されたものかということまで 計算の対象となります。 例えばエサの9割を海外に頼っていると 国内で生産された卵ばかりでも自給率1割になります。 自給率が高い方が良いのは分からなくもないが、 生産国だけでなく、エサまで考えて自給率を向上させようとすると 主食は、米を食えば良いが、おかずは貧しくなります。 嘘偽りなく言えば、フリーターは肉食べられなくなりますよ。

回答No.4

生産効率を上げ、輸入物に負けないぐらいの値段で物を作ること →同じ物だと誰だって安い物を買いたい物ですよね? 海外の物にない不可価値を付ける →そうすることで売価がとれ、生産者が儲かる  (誰だってお給料が少ない仕事はやりたくないもの) この2点をバランスよくやることではないでしょうか。

noname#174737
noname#174737
回答No.3

農作物の流通経路にメスを入れるなど、農業政策の問題が色々考えられると思いますが、その前にもっと大事な事があります。 我々、消費者の考え方を改める事です。 つまり、必要以上に安いものを求めない事です。 例えば、スーパーの食品売場に並んでいる椎茸を見て下さい。 国内産が1パックで大体200~250円で並んでいるのに対して、隣のスペースでは中国産が100円以下で売られています。 もし中国産食品の実体を知らず、また最近のような中国製品に対する厳しい目が無ければ、大方の消費者はどちらを買うでしょうか? 「生でそのまま食べるわけではないし、どうせ鍋に入れるか、煮込み料理に使う」 として、中国産を買う人が多いはずです。 と言って、国内産の産物を輸入物と同じ価格にすれば、農家の経営はたちまち破綻する事になるわけで、これでは 「作れば作るほど赤字になる、もうやめた」 という状態になり、自給率は下降の一途を辿る事になります。 漁業もそうです。 一生懸命に漁をしても、値段は上がらないし、その上、燃料費の高騰で、漁をすればすれほど赤字が続く事になっています。 というわけで、日本の農産物の流通構造に欠陥があって改善しなければいけませんが、その前に消費者のマインドを変える必要があると思います。 先の例で言えば、多くの消費者が 「椎茸って1パックで200円するのは当り前じゃないか」 と考えるようになれば、自ずと自給率は上がるはずです。

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