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中国が変になったのはいつ頃からですか

現代の中国人像といえば絶対に謝らない、平気でウソをつくです。 国内に目を向ければ役人はいかにピンハネをするかに腐心し、 庶民は庶民でいいくらしをするために賄賂を捻出しようとします。 その結果、四川では多くの小学生が死にました。 国民全体が如何に他人を蹴落とすかに腐心する凄まじい民族だと思います。 どう考えても中国共産党の存在だけであそこまでひどくなったとは 思えません。民族性だと思います。 しかし、ずっと昔、三国志の頃とかは忠考が重んじられていて 腐敗もあったけど正義も機能していたように思います。 中国が上から下まであんな風になったのはいつ頃からなのでしょうか。 あのおかしい国をみていると気になって気になって夜も眠れないので どなかた納得のいく説明をよろしくお願いします。

  • 歴史
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みんなの回答

noname#68514
noname#68514
回答No.11

文革の頃からですかね。 人から聞いた話ですが、ある人が友人と道を歩いていて、その友人がたまたま落ちていた毛主席のポスターを踏んでしまい、そこをたまたま通りかかった紅衛兵に見つかって、その友人は彼の目の前で紅衛兵に殴り殺されたそうです。 また聞きなので、誇張や間違いもあるかもしれませんが、その当時の中国は本当に酷かった様です。 さらには密告が日常茶飯事で、本当かどうかもろくに調べられずに断罪されてしまうこともあったようです。 ですから、そのうちに誰も本当のことはしゃべらず、罪も認めないという体質が出来上がったのではないかと思われます。 けれど、皆が皆そうといういうのには語弊があります。 文革時代に大人だった人と文革時に子供だった人、それから今の反日教育を受けた若い人では明らかな違いがあります。 文革時に既に大人だった人は、民主主義も知っていますから、いたって日本人のお年寄りと近い感じです。 文革時代に子供だった人は、やはり容易に人(日本人だけでなく中国人も)を信用しないところがあります。けれど信用したら、「こんなのありえない」というくらい、親切にしてくれたり、気を使ってくれたりします。 彼女いわく、恨みは二倍返し、恩は三倍(五倍?)返しだそうです。 (わたしは、このあたりが、三国志の時代から連綿と受け継がれてきている中国人の本質ではないかと見ています。) また、反日教育を受けた若い人の中でも、反日デモで上海の日本総領事館(?)が襲撃された時、「同じ中国人として恥ずかしい」と悲しんでいた子がいました。 全く問題がないわけではありませんが、個々を見てみると、一般の中国人も、それほど日本人の感覚とかけ離れているわけではないと思います。 ただビジネスなどでは、会社と会社の取引ということよりも、信用している個人と信用されている個人の取引になりやすいです。 ある日本の大企業の上層部が、中国の大臣(何省だかは忘れましたが)に面会を求めたところ会ってもらえなかったのですが、戦時中に中国のために献身的に働いた日本女性(確か看護婦さんだったような)が、口を聞いたところ、簡単に面会できたそうですよ。 半世紀も前の恩を忘れない、中国はそんなところでもあるのです。 (この逸話も三国志っぽくないですか?)

回答No.10

いやーひとつ質問するにも大変ですね お互い縁もゆかりもないわけだし 質問しだいの良し悪しは意味がない ああここが少しおかしいなぁとおもうのなら 湾曲にやわらかく 説明しましょうよ さて ひょんなことから桶狭間の戦いをWEB上で知っていくうちに そのころの戦闘に関する 馬 武具 輸送 船 土地(領地) 支配形態 寺 神社 気象 一揆 古文書 外交 一所懸命 だまし討ち 毒殺  捕虜の人身売買 青田刈り 親兄弟の争い その後の江戸時代とはやはりちがいますよね 地層と似ているなぁとおもいますよ 国がまとまれば一定の秩序の中で人々は暮らすでしょうし 周りが海で島国のこの国の人たちは時代時代でいろんな箱のなかで暮らしてきたわけですし  わが国は背中が海 土俵際があって踏みとどまる ここ以外にいく国がないという感覚 中国は大陸陸続き いつでも敵がくる 国境なんてどこにもない 果てがない しかし果てがあるという感覚なんでしょうか その国で生きていくには親兄弟や一族の結束 なめてくるような相手には油断はしないでしょうし 袖の下も渡すでしょう この国の人達の考え方やいきかたを どうこうなかなかいえませんよ もうすこし地球的時間がいるでしょう    

  • googahaku
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回答No.9

 日本人に限らず、どこの国でも一般庶民は、不確か、不十分な知識・情報で他国の国民性や文化・歴史を捉えているようです。  太平洋戦争前後のアメリカ人が日本人を見ていたまなざしは、驚くべき誤解と曲解がありました。  我々日本人も中国を見る目が前述の例と大差ないものと思われます。 昔「上海めがね」という言葉がありましたが、世界が中国を見ていたのは在上海の欧米マスコミのめがねを通してしか中国を見ていない、というほどの意味でしょうか。 「群盲像を撫でる」の諺もあります。  それでも、そんな程度の情報で、いかにも知ったような口ぶりで、日本人も世界の人たちも、中国を論じてしまう。 ましてや膨大な時間的・空間的広がりを持つ国、すべてを理解するなど、望むべくもありません。 中途半端な知識で批判するなといっても詮のないこと、それをとめるすべもなく、そんなところで世論が形成されてしまう。「おかしい」「恐ろしい」といっても、仕方のないことです。  誤解・曲解・不理解を恐れず、大いに中国を論じましょう。こき下ろして溜飲を下げましょう。所詮、庶民に出来ることはそんな所です。それがまかり通るのです。  私も一説を提供します。「中国の人倫は昔から何も変わっていません。しいて言えば、最近、国力を増して益々ひどくなってきた」といえるようです。ゆめゆめ心を許してはなりません。

  • hukuponlog
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回答No.8

日本の小説三国志程度の知識の人が、中国人の民族性を論じる。 「小説や漫画を額面通りには受け取りません」って、「腐敗もあったけど正義も機能していた」という発言は普通に読めば、少なくともこのことについては額面通り受け取っているとしか読み取れませんが? そりゃ、丸ごと史実だとは、思っていないでしょう。そんなことは幼稚園生じゃないのですから当たり前です。 さて、あなたは「彼らを観察していくうちに」と書いている。一体、どのようにして、どの程度「観察」したのでしょうね? ソースの一つが日本人小説家の書いた三国志であることは分かりました。それ以外は? 少なくとも他国民の民族性を云々しようとするなら、その国の言語を習得し、国内版のニュースもきちんとキャッチできる程度の情報収集能力が必要でしょう? それこそ今はWebがあるんですから。さらに実際の中国人とも付き合い、話をしなければ分からないことだって有ります。 「犬が人を噛んでもニュースにならない」というのは、当たり前の話であって、海外の話題が、日本にニュースとして入ってきて(日本語で)報道されるのは、それが珍しい・ニュース性がある・日本に関係することだからです。本の場合は、その方が「売れる」という動機もあるでしょうね。 官僚が普通に仕事をしていたって、ニュースになんかなりません。汚職をするからニュースになるんです。それは日本だって同じ事。(そんなこと知ってるよ、と言わないでくださいね。頭で分かっていたって、実際の行動が伴っていないことだってあるでしょうから) 具体的な事例を挙げましょう。 私はアメリカにそれなりに長期間住んでいます(今も、テキサスから書いています)。ガソリン高がアメリカでも問題になっていて、昨日イリノイから来た友人と話をしたら、彼女は「4ドル28セントだ、テリブル」と言っていました。ところが、昨日の「U.S.Today」のアンケート調査では「国内の油田開発を促進すべきか」という質問にYesと回答した人は、65%しかいませんでした。 また、ニューヨークの病院の待合室で人が倒れ、何人もの人(病院関係者も)が通りかかったにもかかわらず30分以上放置され、そのまま死亡してしまったというニュースも国内では大きく取り上げられています。 上の2つの事例は、アメリカ人というものの「国民性」を理解するヒントになるかもしれませんね。でも、多分日本では報道されていないはずです。 つまり、「国民性」「民族性」を理解する上で貴重な情報が、必ずしも日本語報道されているとは、限らない、という事例です。 もし、あなたが日本語の報道と日本人の解説、日本人が書いた本だけを読んで他国民を >現代の中国人像といえば絶対に謝らない、平気でウソをつくです。 >国内に目を向ければ役人はいかにピンハネをするかに腐心し、 >庶民は庶民でいいくらしをするために賄賂を捻出しようとします。 断じているのだすれば、何と傲慢な話でしょうね。他国のことについては、もっと謙虚である方が良いのではありませんか? >中国が上から下まであんな風になった これだって、かなり断定的ですが、本当にそんなのですか? どのようなソースからそのように思ったのですか。たぶん、日本で報道されている日本語のニュースやら、掲示板でしょう?  「知らないから聞いているんだ」というのは、開き直りというものです。「知らないんだったら、断定的な言い方をするな」と思いますよ。 >時間をかけて彼らを研究してはいないから論評などとは程遠い その通りです。私は現代中国論が専門でもないし、中国人について、広く論ずることが出来るほどの知識もありません。せいぜい、自分の友人の話や歴史的な事実を紹介する程度です。それでも、台湾出身の中国人華僑とは親父の代からの付き合いですけれどね。 ただ、私は自分がその程度の知識しかないことを知っていますから、 ・世界中に(言った通り、私はアメリカから書いています) ・他国民の民族性、しかも悪口を ・断定的に 発信しようなどとは思いません。そんな愚かで恥ずかしいこと・・・。 人の勝手、などと言わないでくださいね。あなたがそうしたように、あなたの発言を読んで「日本人は・・・」と断ずる外国人だっているんですから。特に、国内のそうした発言の影響は、私のように海外に住んでいる日本人には一番来るんです。

  • buchi-dog
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回答No.7

質問者さんは既に「中国人のモラル欠如、遵法精神のなさ」については十分ご存知だと思いますが、下記の本は読まれましたか? 危ない中国 点撃! 福島香織の「北京趣聞博客」 福島 香織 (著) http://www.amazon.co.jp/%E5%8D%B1%E3%81%AA%E3%81%84%E4%B8%AD%E5%9B%BD-%E7%82%B9%E6%92%83-%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E9%A6%99%E7%B9%94%E3%81%AE%E3%80%8C%E5%8C%97%E4%BA%AC%E8%B6%A3%E8%81%9E%E5%8D%9A%E5%AE%A2%E3%80%8D-%E7%A6%8F%E5%B3%B6-%E9%A6%99%E7%B9%94/dp/4863060297/ この本を読むと、最近新聞を騒がしている日本の悪徳商人はカワイイもんだと思えるようになりますよ。

  • buchi-dog
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回答No.6

質問者さんが言いたいのは 「中国人ほど、国民全体がモラルや遵法精神を欠いている集団は存在しないように思える。こうなったのは共産党政権下のことなのか?それよりも前なのか?」 ということだと思います。私もそれは同感ですし、答えを出すのは非常に難しいのですが若干論考してみます。 1. 度重なる異民族支配 黄河流域の中原を本来の居住地とする「漢民族」は、有史以来、少なくとも5回、異民族の支配を受けました。 その年数を通算すると、中国の歴史(確実な所で約三千年)のうち千年程度を占めると思われます。 そして、異民族支配は通常は「暴君による過酷な支配」でした。 (1) 秦が天下を統一した時代 秦という国は、本来は漢民族ではなく西方の異民族です。漢民族の国ではありません。その秦が西方の中原を支配していたほかの国々を一つずつ滅ぼし、天下を統一したわけですが、始皇帝の「民の苦しみを省みない滅茶苦茶な政治」は、「異民族が漢民族を征服した王朝だから」と考えると納得が行きます。良い所もなくはなかったですが基本的に滅茶苦茶だったので、始皇帝の死後あっという間に秦は滅びてしまいました。 (2) 三国志の時代からしばらく後の「五胡十六国時代」「南北朝時代」 この時代、漢民族の本土と言える黄河流域は、漢民族とは本来別な存在である北方、西方の異民族に支配されていました。 訳の分からない国が乱立しては消えて行った状況ですので、この時代のことを理解するのは非常に難しいのですが、中央公論社の「世界の歴史」の該当する巻によると、南北朝時代の北朝(異民族国家)のいろいろな国の君主は、「暴君であるのが普通」であったとのことです。分かり易く言うと、北朝鮮の金正日みたいな、自分が贅沢な生活ができればそれでいい、国民が餓死しようが知らん、という君主が治める国家が乱立していたと考えて下さい。三国志で言えば董卓ですね。董卓を21世紀に蘇らせたら金正日と良い勝負だと思いますが、あのような君主が「当たり前」という恐ろしい事態です。 (3) 南朝を滅ぼして万里の長城から揚子江流域に至るまでを統一した隋・唐の時代 日本では認識が薄いのですが、隋は北朝の中の一つの国であり、北方の異民族の王朝です。隋の初代の文帝(楊堅)は、暴君が普通だった北朝には珍しくマトモな政治家と言える人で、そのためもあって南朝を滅ぼして「中国」を統一できたわけです。しかし、その後の煬帝(楊広)は、北朝の多くの暴君同様かそれ以上の「史上、一二を争う暴君」でした。煬帝の統治する中国では、スターリンが統治するソ連、金日成・金正日が統治する北朝鮮のように「民の無限の犠牲」が払われたようです。 煬帝については下記の本をぜひお読み下さい。 「隋の煬帝」 宮崎市定/著 http://www.7andy.jp/books/detail/-/accd/31092586 この本を読むと、中国の「暴君」というのがいかに恐ろしいものかが良く判るでしょう。そして、煬帝に負けない暴君が数え切れないほど発生したのが中国という国の歴史です。この辺は、日本人には全く想像がつかないことと言えます。何しろ、煬帝の100分の1の悪事を働いた君主であれば、日本の基準なら立派な暴君ですが、中国の基準なら「まあまあの名君」になると思われますので。 隋は煬帝のあまりの悪政のために実質二代で潰れ、隋の将軍(北方異民族系)の一人であった李淵(唐の高祖)とその息子である李世民(太宗)が力を合わせて建国したのが唐です。この国も「異民族王朝」だったわけですが、中国史上稀に見る「暴君が少ない王朝」であり、「唐の時代は中国の黄金期」と捉えられています。 (4) 元の時代 (5) 清の時代 この二つは「異民族支配の時代」として有名ですね。 どちらの時代も暴君は比較的少なかったといえますが、異民族に漢民族が支配されていたことは明白な事実です。 こうした「異民族支配が当たり前」という状況の中で、中国人は「身内=宗族だけが大事。それ以外は全て敵」という価値観を持つに至ったようです。これが「世界で最もモラルが低く、遵法精神のカケラもない中国人」を作ったといえるのではないでしょうか。 これが、中国共産党がソ連の支援を受けて国民党を打倒し、中華人民共和国を建国するまでの経過です。 No5さんのご意見は傾聴に値するのですが、中国共産党が国民党を圧倒することができた大きな要因は「当時のアジアで最も先進的な地域であった旧満洲国の領域をソ連から引き渡され、ソ連軍が日本軍から没収した兵器をソ連からそっくり渡され、ソ連から軍事援助を受けたから」があります。ちなみに、スターリンが死ぬまで、中国共産党はソ連の忠実な弟子であり、スターリンの言うことに全て従っていました。スターリンと同じく地主階級、反革命分子(と共産党が認定した者)を全て粛清し、強制収容所に送りました。この辺は日本では知られていないと思われます。 そして、社会主義国ではどこでもそうなのですが、「共産党の言うこと=法律」「共産党員=貴族」と言った形となります。共産党に歯向かう者は「反革命分子」として親戚を含めて強制収容所に送られて地獄の責め苦を受けます。なお、この方法ですとコストゼロで奴隷を大量に確保できますので、共産主義国では「反革命分子」を計画的に製造して強制収容所に送るのが普通となりました。「反対の抑圧」と「奴隷の調達」が両方できて一石二鳥ですから。北朝鮮の恐怖の強制収容所については日本でもかなり知られていますが、毛沢東の統治する中国でも概ね同じことが行われていたようです。 参考文献 北朝鮮絶望収容所 http://www.7andy.jp/books/detail/-/accd/30675657 マオ 誰も知らなかった毛沢東 (上下) http://www.7andy.jp/books/detail/-/accd/31622357 この体制が、トウ小平が権力を握るまで30年以上続き、その後で「現代中国」が成立して今日に至るわけですが、 (1) 累計で千年に渡る異民族支配で限りない搾取を受け、「身内=宗族だけが大事。それ以外は全て敵」という価値観がしみついた。 (2) 毛沢東によるスターリンを真似た恐怖政治、その後は共産党の独裁権力はそのままでの「自由開放政策」で、(1)に磨きがかかった。 ※ ロシアでも、長い共産党支配の影響で、先進国と比べて明らかな「モラルの欠如」が見られるようです。 結果として 「中国人ほど、国民全体がモラルや遵法精神を欠いている集団は存在しないように思える」 ようになったのではないでしょうか。大変長くなって失礼しましたが、ご参考になれば幸いです。 なお、私は未読なのですが、参考になりそうな本を一冊推薦します。 中国、この困った隣人―日本人ビジネスマンへの警告 別宮 暖朗 (著) http://www.amazon.co.jp/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%80%81%E3%81%93%E3%81%AE%E5%9B%B0%E3%81%A3%E3%81%9F%E9%9A%A3%E4%BA%BA%E2%80%95%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%81%B8%E3%81%AE%E8%AD%A6%E5%91%8A-%E5%88%A5%E5%AE%AE-%E6%9A%96%E6%9C%97/dp/4569634079/ この人はプロの歴史家ではないのですが、実に素晴らしい「歴史を見る目」を持っている方です。私もこの本は読みたいと思っているのですが、いつの間にか絶版になってしまい読む機会を得ないでおります。

  • migimonza
  • ベストアンサー率26% (44/166)
回答No.5

学者で無いので、経験からの推測で申し訳ありませんが、 かなり、昔からで、共産党と関係ないと思います。 理由:昭和40年代、中共の映画とか演劇とかが日本で上演されました。    そこでのテーマは、国共内戦の中での革命の素晴らしさでした。    そこに、国民党の体質の象徴として、土豪(地方のボス)と    劣紳(志操の低い役人)が多数登場しました。    対する共産党は、清廉潔白で、志操高く、ひたすら無私で人民に    奉仕する姿でした。    この国民党の姿は、今日の共産党の姿と全く同じです。    両党とも、同じ体質の政党です。    なので、共産党の存在でおかしくなったのではないと考えます。    更にさかのぼり、孫文が国民党を作り、滅満興漢の革命を唱えたのは    清朝の腐敗に代え、三民主義で、国を良くしようとの旗印で    した。    更にさかのぼり、清朝が、支那の覇権を奪えたのは、明朝の腐敗    でした。    易姓革命で徳(武力のこと)あるものが、天命(戦争の勝利のこと)    により、徳の衰えたもの(国力の疲弊した政権のこと)に代わり    帝位に就く正当性があるとの支那の覇者の論理だと思います。 だからこそ、毛沢東は政権は銃口から生まれると言った訳ですし、武力を 持たないものの、意見は無視します。 東支那海のガス田問題にしても、日本から共同出資として金を出させることは あっても、その事業は、中共の法律により運営するだけで日本の法律には 一切考慮を払いません。 一見、両国の妥協のように見えますが、主権の問題では、日本側の一方的 譲歩に過ぎないのです。まとめようとすればそれでしかなかったのです。

  • hukuponlog
  • ベストアンサー率52% (791/1499)
回答No.4

>ずっと昔、三国志の頃とかは忠考が重んじられ ・・・って、あなたは何を根拠にそんなこと言っているんですか? まさか1000年(以上)も後に、羅漢中が書いた小説「三国志演義」を元に、さらに日本人作家(色々な人が書いていますね)が創作した「三国志」を読んで、言っているのではないでしょうね? 或いは、そこから横山光輝が書いたマンガ? 羅漢中は、読むのは難しいですね。あれは白話小説なので、むしろ漢文を勉強した人には分からない表現が多い。 更に、正史の三国志を原文で読んだ人なんて、専門家以外いるはずがありません(私は日本語訳でしか読んでいません)。  1000年も後の中国人が、面白おかしく書いた小説を、更にリライトして、日本人作家が日本人向けに面白おかしく書いた小説を元に、他国民を云々しているのだとしたら。 それって、テレビの水戸黄門を見て、江戸時代の日本人を論じている(こちらはたかだか350年、しかも自国のことです)よりもはるかに、馬鹿げた話ですよね。もし、こうした日本人がいるなら、その事の方が他国のことよりもむしろ心配で夜も眠れなくなります。 もちろん、あなたがそうだと言っているわけではありません。少なくとも中国人の民族性を論じるのですから、最低限、正史程度は(日本語にせよ)読破しているはずです。もっともそのわりには、後で述べる一番有名な史記を引っ張ってこないのが不思議なのですが。 中国には「清官三代」という言葉が古くから有ることは御存知でしょう。つまり中国の官僚・政府の悪しき体質は今に始まったことではないのでしょう。同時に「上有政策、下有対策」という言葉も有る通り、国民の側が官僚に対して、様々な手段(縁故や不正も含めて)を講じてきた歴史も、これまた古くからあったはずです。 こうしたことは、いつから始まったと言えることではありませんが、例えば司馬遷の史記(こちらは演義と違って正史、しかも三国時代よりも前です)には「酷吏列伝」という一文 *「民倍本多巧、姦軌弄法、善人不能化」この程度はもちろん読めるのでしょうが。  があるくらいです。つまり、古くからの中国に、無視できない程度として「腐敗」とか「不正」はあったからこそ、「酷吏列伝」が記録されてきた、のは事実です。 ですから、「三国志の時代は」と言われれば、イヤそれ以前から記録はありますよ、とお答えします。 もっとも、それが中国人独自の体質(民族性)なのか、と言われればそのことについて、論評できるほどの知識も教養も私にはありません。ギボンあたりを読んで、「違うんじゃないかなぁ」とつぶやく程度です。 ところで、中国共産党ですが、そもそも1949年に国共内戦に勝つことが出来た理由は、まさにこの「腐敗」がほとんどなかったからだという歴史的事実をご存知ないでしょう? 「党内抗争」は内戦時代以前から有ったけれど、少なくとも国民に対しての高いモラルは一貫していた。 だからこそ、軍備では国民党軍に及ばないにもかかわらず、圧倒的な国民の支持を集めて戦うことが出来た。最近で言えば、タリバーンみたいなもんです。そういう点から言えば、むしろ中国共産党は「よくやった」方なのです。もちろん、現在の腐敗は事実ですが、少なくとも中国共産党だから、というのは歴史的事実ではない。 私は、アメリカ在住で中国人(本土出身、台湾出身両方)の友人がいます。彼らは「中国12億の人民が飢えないで生活できるようになったこと」「中国という国家が世界の中で尊重されるような国家になったこと」の2つは、(台湾出身でも)今の共産党政権を評価(支持ではない)しています。

yomogi7a
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >って、あなたは何を根拠にそんなこと言っているんですか? 申し訳ないが、まさにその通り。 あなたの書いてあるように専門家でもなければ何千時間も時間も かけられないもその通り。だから私はここで聞いています。 だからそんな余計な一文は回答に書かないで下さい。 常識人にいわれるのは悲しいから。 当然、私だって小説や漫画を額面通りには受け取りません。 文章を拝見しましたところあなたも私と同じ程度の理解です。 社会経験から多分、こうなのだろうと想像はできるのだけれど 時間をかけて彼らを研究してはいないから論評などとは程遠い。 それで私の場合は彼らを観察していくうちに 日本人、中国人、韓国人それぞれに普遍の民族の特徴があることに気付いて 中国人について考えたとき、どうしたらこんな人達が出来上がるのか そのルーツみたいなものに解を求めてみたのです。 先にも述べたように表面的なことなら想像できるのですが そこから先は他の方の意見を聞いてみようと思いました。

  • nishikasai
  • ベストアンサー率24% (1545/6343)
回答No.3

毛沢東に責任があると思います。 彼は生めよ増やせよと言って当時6億だった人口を現在の14億にしてしまった。 中国って広いと言いますが、西半分は不毛の土地だし満州以北は寒すぎる。つまり人が住めるところはそれほど広くない。そこへもってきて14億は多すぎます。国民性や共産主義もあるけど人口が多すぎることが一番の理由で二番目が貧しいことでしょう。貧すれば鈍する。

回答No.2

>どう考えても中国共産党の存在だけであそこまでひどくなったとは  思えません。民族性だと思います。 民族性もあると思いますが、やはり中国共産党の存在は大きいと思いますよ。共産主義の国は、言論の自由のない独裁国家が多いですから。ポル=ポト時代のカンボジアとか。共産主義の国は歴史を改ざんしたりしていた国は多いですから。かつてのソ連とか。 >現代の中国人像といえば絶対に謝らない 一つには中国は昔からしょっちゅう異民族の侵略を受けていて、 妥協するということは相手に弱みを見せることだという気質が 根付いてしまったというのもあるそうです。

yomogi7a
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 共産党の存在は大きいですか。いや私もそう思っています。 腐敗がはびこるのは仕方ないと思います。 でも、どこかでブレーキがかかるのも事実だと思います。 やりすぎはよくない。ほどほどにって。 そうしないと世の中狂って結局は住みにくい世の中になるのは 誰でも分かりますから。 だが、彼らにはそのブレーキが壊れた狂気がある。 ここのところが旧ソ連なんかと違うところだと思います。 私の疑問はここから来ています。 この習性はもっと長い期間かけて醸成されたものだと思います。

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    海外駐在で中国、ベトナムなど共産政権で汚職や賄賂が激しい国で商売をしてきました。ご存じのとおり役人の表向きの給与は少ないのですが利権の取れる立場の人は稼いでいて中央官庁の駐車場はメルゼデス、BMWはあたりまえでロールスロイスやフエラーリやポルシェ(4DR)等も沢山停車しています。 日本だと袖の下とか賄賂というのは(いけないもの、日陰のもの)という認識ですが、面白いのは中国でもベトナムでも賞与と同じように(文書で載っていませんが)表で堂々と流通していて、Aという役人に間違って賄賂を渡そうとすると、これは「Bさんの管轄だからそっちに持って行ってください」と普通の制服を着た真面目そうな女性職員が「当然の利権」として公然と交通整理していることです。 ビザ延長等でも米国人なら$50、日本人$70と良くある手続きでは相場まで一律決まっています。 少し前まで貧しかったせいだと思いますが、特権役人各位は接待とか高級車とか海外女性とか大好きでまさに(田舎から出てきた人が水商売に嵌りやすいように)完全に取りこまれていて、お昼から接待飯2時間ー3時間コースで午後はアルコールの匂いプンプンさせています。 一方、米州や欧州から来た大使館職員は毎朝湖の周りをジョギングして通勤にはマウンテンバイク、夕食は軽く済ませてジム通いと健康そのものです。 (誘惑を避けるためにストイックな人を意図的に選んでいるのかも知れません) 日本もバブルがはじけてもうじき20年です。 今の学生は車もブランド物もさほど関心は無く、(生活の実質)とか(良い環境)に主眼を置いています。素晴らしいと思います。御世代を反面教師にして(清貧)と(健康)というものを理解しているのです。 さてお隣の国とかですがどうなると思いますか? 田舎から出てきて贅沢に嵌り、精神的にも肉体的にもメタボになった人たちの子弟は改善されると思いますか? それとも日本とは違うから(精神的ダイエット)は不可能で此れからも、恥ずかしいとか思うことなくエゴと腐敗をまき散らしてゆくのでしょうか? (所謂 公共心という奴) 「社会とか同胞を信用できるから必要以上に飽食を目指さなくても(清貧)という価値感が成立する」とするならば 日本の様な成熟は有り得ないと思ったほうが良いのでしょうか?

  • 中国の将来はどうなると思いますか?

    余りにも強引な「防空識別圏」の一方的宣言。過去20年間の急速な経済発展で経済力(=軍事力)を付けた中国は、過去200年に亘るアヘン戦争以来の「帝国主義」による屈辱を、今や時代遅れとなった「帝国主義」で盛り返そうとしている意図が明らかです。 「弱肉強食」はこの世の絶対的法則ではあるものの、核の抑止力により、今や「帝国主義」に付随する「軍国主義」は時代遅れな代物です(仮に日本に対して核兵器で恫喝しても、中国が国際世論から孤立することは確実です)。 中国でビジネスしている知人達の話では、中国での現在の不況レベルは、確実にマイナス成長に陥っているそうです。もっとも捏造文化のため、公式発表されるGDPは健全な「プラス成長」ですが。韓国も同様のようです。 先日のウイグル族による自爆テロは氷山の一角で、ネットの普及も相まって、漢民族の間でも、汚職の蔓延や格差拡大につき、共産党への怒りは頂点に達しているそうです。もはや中国の一党独裁はお終いです。 元々漢民族はモンゴル人や満州人に支配された歴史が長いため、お上を信用しません。幾ら「反日洗脳教育」で日本を仮想敵国に設定して国内統合を図ろうとしても、「共産党の方が嘘つきだ」という認識が過半数に達し、反日洗脳教育も効果無くなっています(愚かな上下朝鮮人とはそこが違います)。「反日洗脳教育」による逆効果は、国民党が支配した台湾でも既に失敗済です。 膨大な賄賂を得た共産党幹部がカナダ等に亡命と共に持ち出す金額も、既に中国の貿易収支を上回る規模に達し、いまや共産党一党独裁によるタガが外れています。 そもそも人民解放軍は中国人民を守るための「中国軍」では無く、共産党の軍隊です。共産党にたてつく人民に対して容赦無いことは天安門事件でも実証済みです。しかも、サムライ精神とは異なり、赤の他人である主君に尽くす忠誠心は中国の兵士には皆無で、兵士は「他人のために命を奉げる愚か者」と軽蔑されるのが中国文化です。末端の兵士に士気等微塵も無いでしょう。 唯、巨大国家故に上からの命令が伝達するのが遅過ぎるため、尖閣諸島周辺で、血気盛んな解放軍部隊が暴走してドンパチ始める可能性は、非常に高いでしょう。 しかし、国家間(てか、中国対日本含めた欧米諸国)での全面戦争は有り得ないでしょう。フォークランド紛争や中越紛争程度の戦闘で収まるでしょう。 その後、中国はソ連邦のように解体でしょうね。万歳!!

  • 中国という国

    中国は国連の常任理事国と言う先端国際社会を代表するという国に位置付けられています。 でも実際にやってることは他国の領土領海を侵略することに恥も外聞もなく夢中になっています。 インド、モンゴル、南シナ海、東シナ海、最近では韓国とも軋轢が・・・。 人権問題では東ウルグル、チベット、漢民族迫害、ノーベル章作家の妻や親族への軟禁、等々。 顕著なのは共産党一党独独裁(という意味では北朝鮮と全く一緒)の言論の自由のタブー、民主的選挙のない閉鎖的国策。 無視されている食の安全で鼠の肉入りの羊、段ボールのミンチ入りの餃子、毒入り野菜、等々。 安全基準の放棄された公害問題、建築問題。 高級公務員の伝統的汚職、賄賂の構図等々。 よくもまあこのようなブラック国家が常任理事国などと国連の加盟国は中国から賄賂付けされているのでしょうね。 中国の国民性は、隣の人のポケットから思いもよらずに出てきた100円玉を自分の物だと主張して如何に相手を納得させるかの口の巧さを持っている卑劣な国民性です。 皆さんはこのような中国がお好きなのでしょうか。

  • 諜報戦

    中国がまたなにやらごそごそとやってるようですけども、 日本はどうして反撃しないんですか。 領土問題も、ただ、日本の領土だ日本の領土だというだけで、 本当に解決すると思ってるんですかね。 中国も、近代化の波や自由化の波には逆らえません。 共産党一党支配といっても、すでにその体制にはほころびも見られます。 あまりの経済格差や、地方役人の汚職や不正。 それに漢人の支配に対する民族運動など。 つけいる隙は相当にありそうです。 日本は一方的になめられちゃってますけど、 くだらない金を途上国にばらまくんだったら、 たとえばウイグル人の独立運動などに資金供与するなんてのはどうですか。 直接やったら中国には絶対に勝てっこないんだから、 中から壊していく。 僕が知らないだけで、もうやってるんですかね。

  • シナが崩壊する時。

    シナが崩壊する時、何かが起きるでしょうか?貧富の差が激しく、役人の横領が蔓延り、周辺各国すべてに領土問題やらを抱え、頼みの綱の経済も破綻に向かう中国共産党ですが、簡単に『崩壊する』とは目にしますが、そう簡単に行くのでしょうか?どうせ亡くなる、生き残ったところで、民族のプライドはズタズタにされるのはわかっているので、最後の足掻きで一か八か米、日、印、東南アジア諸国に対し、勝負を挑んでくるということはないのでしょうか?それとも共産党幹部は既に、海外に資産を移しているとの話もありますので、最終決戦直前に、全員逃亡するでしょうか?内部崩壊、内乱が一番良いのですが、長引くと面倒です。

  • 中国における反日の歴史とその現状

    「中国における反日の歴史とその現状」を勉強しています。 そこで、下記文章を作成しました。間違いの指摘やアドバイスなど頂ければ幸いです。 1900年6月に勃発した「義和団の乱」は、そのスローガン「扶清滅洋」からも分かるように、清国を食い荒らす西洋列強を主敵とする、反帝国主義・反植民地主義を目指す反乱(戦争)であった。つまり、この時点では、未だ、明白な「反日」は起きていない。 1911年10月に辛亥革命が起こり、1912年1月1日、孫文は南京にて中華民国の成立を宣言、初代臨時大総統に就任する。しかし、清朝の北洋軍を率いる袁世凱が、孫文も合意の上で、同年3月、中華民国政府の第2代臨時大総統に就任し北京に遷都した。中華帝国皇帝になりたいという袁世凱の本質を見透かした上で、日本は、1915年、大隈内閣が、「対華21か条要求」を出し、シナ及び満州における既得権益の確保を計る。 1916年に袁世凱が死亡すると、シナ大陸は、各地域に軍閥が割拠する混乱期に入る。同時に、日本の既得権益確保の活発な動きは、欧米列強やロシア(ソ連)との縄張り争いを激化させると共に、シナ人共産主義者や民族主義者の憎悪を煽ることになった。 1917年10月、ロシア革命が起こり、1919年3月には第1回コミンテルン大会が開かれた。内外のシナ人共産主義者たちは、コミンテルンの指導に従い、1919年5月4日、「ヴェルサイユ条約反対」・「反日愛国」をスローガンとする五四運動を起こし、この運動の社会的影響を背景にして、1921年7月、中国共産党結成に成功した。従って「反日愛国」は、中国共産党にとり、単なるスローガンから、党結成の重要理念の一部となった。 以降、コミンテルンに指導された中国共産党は、日本を標的にしたテロ挑発を繰り返し、関東軍が対応策をとると、その正当な軍事行動すらも、残虐非道なものに歪曲・誇張・脚色して、シナ民衆扇動のための反日宣伝工作に活用した。一方、日本民衆の反中感情も増大して、コミンテルンの思惑通り、日中民衆の心の離反が進んだ。1927年3月~4月に南京事件と漢口事件(コミンテルン指示のテロ)が起こり、これに対し、同年4月12日、蒋介石が上海クーデターを起こし、国民党の反共方針が確定され、第一次国共合作は終わる。 1928年5月、済南事件(コミンテルン指示のテロ)が起こり、これに関連し、1928年6月には張作霖爆殺事件が起こる。このようなコミンテルン指導の反日テロ、それに対する陰謀や報復対応という悪循環を断ち切るために、ソ連・コミンテルンが真の敵であることを見抜いていた石原莞爾は、1931年9月に満州事変を勃発させ、1932年3月に満州帝国を成立させた。 1935年に第7回コミンテルン大会が開催され、「民族解放・人民戦線戦略」が打ち出され、中国共産党に対し「国民党と協力して反日を推進せよ」という指示が出された。そして、1938年に張学良により西安事件が起こされ、その結果、蒋介石が寝返り、第二次国共合作が成立し、翌年9月、コミンテルンの指示により、盧溝橋事件が起こされた。 日本は、愚かにも、真の敵であるソ連・コミンテルン(=中国共産党)の挑発に乗り、欧米とソ連の単なる傀儡に過ぎない蒋介石を懲らしめるため、広大なシナ大陸における泥沼戦争へと居丈高に突っ込んでいった。正に、コミンテルンの思惑通りであった。 日中戦争が始まると、コミンテルン指導による、中国共産党の反日宣伝工作は、最大限に動員され、自らシナ民衆を虐殺することすら厭わないテロや軍事作戦を初めとして、あらゆる手段でシナ民衆の中に「反日」を浸透させていった。また蒋介石(妻の宋美麗が活躍)も、日本軍の残虐非道ぶりを虚実織り交ぜて最大限に歪曲・誇張・脚色して、米国を中心とする西欧諸国に対し、マスコミを初めとするあらゆる手段を通じて、国際的な反日宣伝工作を行った。 ソ連・コミンテルンは、1939年5月~9月にノモンハン事件を起こし、関東軍を叩きのめすことで、従来、日本軍部にあった北進論を挫折させ、南進論へ向わせることに成功した。かくして、日中戦争の泥沼化にともない、日本は、1940年北部仏印進駐、1940年日独伊三国軍事同盟、1941年南部仏印進駐と、大東亜戦争開戦への道を突き進んでいった。 日本の敗戦に伴い、利用価値の無くなった蒋介石は、既に強大となった中国共産党に追い出され、1949年10月1日、中華人民共和国が樹立される。かくして、中国共産党にとって、「反日愛国」は、新生中国を成立せしめた最重要理念の不可分の一部となった。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 中華人民共和国の樹立当時、青少年であった今の中国人長老指導者たち(現在70~80才代)は、「反日愛国」が心身に刷り込まれており、中国国内に何か問題があると、「反日愛国」を自動的に持ち出し、その問題から民衆の目をそらすのが、常識のようになっている。 歴史認識にしても、中国共産党が、1920~1940年代にかけて作成した反日宣伝工作資料は、戦勝国・中国の共産党にとって、あたかも聖書のごとく、歴史的に完全に正しい資料として扱わざるをえず、その拡大解釈はありえても、縮小解釈や修正などあってはならない。しかも、酷いことは、これらをそのまま、現代中国の青少年むけ学校教育に使用せざるを得ないことである。 従って、今後、中国が民主化され、共産党が政権を降りるまで、現在の歴史認識の問題は解決しないだろう。今の日本人にできることは、中国の民主化を支援しつつ、中国共産党の歴史認識が70~80年も前に作られた戦争宣伝資料に基づくもの以外の何ものでもないことを、粘り強く説明し、少しでも多くの中国人に、理解してもらう他は無いと思う。 一方、より大きな問題は、多くの左翼系日本人が持つ自虐史観に在る。彼らがマルクス・レーニン主義や毛沢東思想などを信奉するのは自由である。しかし、信奉する余りに、1920~1940年代のコミンテルン戦略であった反日宣伝工作によって歪曲・誇張・脚色された、事実と異なる歴史認識(中国共産党の歴史認識=左翼系日本人の自虐史観)を、自ら検証することなく、盲目的に受け入れることは、明らかに間違いであり、不正義である。 また、一部政治家のように、ひたすら波風を立てないために、歴史の歪曲・誇張・脚色に目をつぶるようなことは、真の平和には決して結びつかない。公正な歴史認識を持ち、なおかつ、それを堂々と対外的に主張できないならば、真に公正な国際関係などは、決して築き得ないと思う。